« 2018/10/02 Tue *見送るのは / Little Walter | トップページ | 2018/10/07 Sun *何と呼ばれ様とも / Hound Dog Taylor & The House Rockers »

2018/10/03 Wed *愛をください / Albert King

20181003lovejoy


愛をください。
なんだ。
かんだで。
結局は。
総ては愛でしょうと。

ならば。
今日も。
今夜も。
溢れんばかりの。
愛をください。

過剰で。
過激で。
思わず引いてしまう程の。
でも惹かれて止まない。
そんな愛をください。

上がるとか。
下がるとか。
色々あるけど。
そんな総ても。
最後はそこなのだと。

迷うとか。
悩むとか。
色々ありもするけど。
そんな何もかも。
最後はそれでしかないのだと。

泣いて。
笑って。
悦びが溢れる。
そんな。
愛をください。

『Lovejoy』'71年リリース。
その豪快な持ち味が時に大雑把だとも揶揄されたらしいアルバート・キング。
その持ち味、その魅力が最大限に引き出され、発揮されたのがスタックス時代で。
ブッカー・T&MGズらと息が合い、手が合った。それこそ大らかなアルバートならではで。
その総てを飲み込み、総てを受け容れる。その大きさ、懐の深さが生かされたかと。
このアルバム、録音はカリフォルニアとマッスルショールズで行われていて。
その双方を統括しているのがプロデューサーのドン・ニックスとなっています。
ドンは元々がマーキーズのメンバーで、スワンプ・ロックのシンガーとしても活躍して。
数多くの名曲の作者としても、そして数々の名盤のプロデューサーとしても知られていて。
このアルバムでも。アルバート、そしてバックの面々の実力を遺憾なく引き出しています。
カリフォルニアの録音にはジェシ・エド・ディヴィス、ドナルド・ダック・ダン等が参加。
マッスルショールズの録音にはデヴィッド・フッド、ロジヤー・ホーキンス等が参加。
どちらも好演していて。アルバートも何とも心地よさそうに弾き、歌っています。
アルバムとしてのスムーズな統一感は、流石はドンだなと言うところですが。
敢えて言えば。カリフォルニアはよりスワンプで。マッスルショールズはよりソウルフルで。
それが違和感なく聴き通せる辺り。無造作な様でいて。曲順などは相当、練られているなと。
A面頭の「Honky Tonk Woman」その換骨奪胎振りも見事なスワンプ化と。
B面ラストの「Like A Road Leading Home」の歌い上げるアルバートのソウル・マン振り。
そのどちらもが。あまりに見事で。そこが一部のブルース原理主義者には好かれないのかな。
そのどちらも堂々と大胆に取り込んでみせる、その懐の深さと溢れんばかりの愛。
親分肌だったと言われるアルバート。その巨躯に相応しい大きな愛に満ちたアルバムです。

愛をください。
どうにも。
こうにも。
とどのつまりは。
総ては愛でしょうと。

ならば。
今日も。
今夜も。
零れんばかりの。
愛をください。

濃厚で。
泥沼で。
思わず腰が引けてしまう程の。
でも笑いが止まらなくなる。
そんな愛をください。

浮き上がるとか。
沈み込むとか。
色々あるけど。
そんな何もかも。
最後はそこなのだと。

へこむとか。
草臥れるとか。
色々ありもするけど。
そんな総ても。
最後はそれでしかないのだと。

泣いても。
笑っても。
悦びが湧き上がる。
そんな。
愛をください。

あれも。
これも。
例えば。
逃げ出したくなる様な。
そんなものも。

あんな事も。
こんな事も。
例えば。
顔を背けたくなる様な。
そんな事も。

それで。
上がるとか。下がるとか。
迷うとか。悩むとか。
それも。
総ては愛に繋がるのだと。

それで。
浮き上がるとか。沈み込むとか。
へこむとか。草臥れるとか。
それも。
最後は愛に辿り着くのだと。

だから。
今日も。
今夜も。
溢れんばかりの。零れんばかりの。
愛をください。

過剰で。過激で。
濃厚で。泥沼で。
でも喜びが。
溢れる。湧き上がる。
愛をください。

そうさ。
そうなのだ。
結局は、総ては、最後は。
それしかないのだから。
愛をください・・・



web拍手 by FC2

|

« 2018/10/02 Tue *見送るのは / Little Walter | トップページ | 2018/10/07 Sun *何と呼ばれ様とも / Hound Dog Taylor & The House Rockers »

003 Blues,Rhythm & Blues」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2018/10/03 Wed *愛をください / Albert King:

« 2018/10/02 Tue *見送るのは / Little Walter | トップページ | 2018/10/07 Sun *何と呼ばれ様とも / Hound Dog Taylor & The House Rockers »