« 2018/10/20 Sat *仄かな灯だとしても / Roberta Flack | トップページ | 2018/10/22 Mon *充血させて / The J. Geils Band »

2018/10/21 Sun *制御など / The Doobie Brothers

20181021thecaptainandmeusorg


どこまで。
走るのか。
駆けていくのか。
そいつが。
どうにも。こうにも。

判然としない。
それも。
その筈で。
そんなことなど。
決めもせずに。

走り始めてしまって。
気づいたら。
未だに。
駆け続けていると。
そんなところ。

面白く。
可笑しく。
そのままで。
走り続けられるのならば。
それでいいと。

それだけ。
それで。
どうにか。こうにか。
未だ走っているのだから。
それでいいかと。

元来が。
制御など。
考えて走れるほど。
器用ではない。
そう言う事だ。

『The Captain And Me』'73年リリース。
ドゥービー・ブラザーズの3枚目にして代表作となったアルバム。
今も現役らしいドゥービー・ブラザーズ。息の長いバンドとなりましたが。
その活動の途中で大きく音楽性を変えていて。一時期は別のバンドみたいになって。
要はトム・ジョンストンが抜けて、マイケル・マクドナルドが加わったら。
それまでの豪快さとか、痛快さが消えて。腑抜けたバンドになってしまったと。
世間的にはその時期も人気があり、評価もされている様ですが。どこがいいのだか。
トムが薬物中毒になったのが悪いのですが。バンド名がバンド名で。身をもってかと・・・
さて。その剛毅なトムと、もう一人の主要メンバー、繊細なパット・シモンズ。
その二人のギタリストが中心となって。ツイン・ドラムスを擁して勇壮に駆け抜ける。
それこそがドゥービー・ブラザーズの最大の魅力だと。それを痛感させてくれる。
そんな傑作が、このアルバムで。何と言っても必殺の二曲、そうあの二曲が収録されていて。
「Long Train Runnin'」「China Grove」が連発されるのですから。もう堪りません。
豪快なうねりを上げて、痛快に走り、駆け抜けていく。これぞドゥービー・ブラザーズです。
トムのギターのカッティングと、リズム隊の跳ね具合も最高で。能天気と言えば能天気。
それがどうした。何が悪い。考えなくてもいいことは考えなくていいのだと。
そう言いきれてしまいそうな。そのノリの良さ。その一直線な無軌道さがいいのです。
一方で。パットによる「Clear As The Driven Snow」「South City Midnight Lady」と言った。
凛とした美しさのある繊細なナンバーも強い印象を残して。トムとパットと。
その対照的な二人が両輪となって疾走する、その心地良さが素晴らしいのです。
おそらくは自分達自身も。楽しむことが優先で。どこまでとか、どうやってとか。
その辺りは後回しだった、制御とは無縁とも思われた時代のドゥービー・ブラザーズは魅力的なのです。

どうやって。
走るのか。
駆けていくのか。
そいつも。
どうにも。こうにも。

整然としない。
それも。
その筈で。
そんなことなど。
考えもせずに。

走り始めてしまって。
気づかぬうちに。
ここまで。
駆けてきてしまったと。
そんなところ。

楽しく。
弾んで。
そのままで。
走り続けていられるのならば。
それでいいと。

それだけ。
それで。
どうにも。こうにも。
ここまで走ってきているのだから。
それでいいかと。

生来が。
制御など。
考えて走れる様な。
小器用さはない。
そう言う事だ。

ゴールとか。
目標とか。
あるにこしたことはない。
それは。
そうかもしれないが。

そいつに。
囚われて。
拘って。
柔軟さが失われては。
元も子もない。

スタイルとか。
流儀とか。
あればやり易い。
それは。
そうかもしれないが。

そいつに。
縛られて。
譲れなくなって。
臨機に挑めなければ。
本末転倒。

どこまで。
走るのか。
駆けていくのか。
そいつは。
やってみるしかない。

どうやって。
走るのか。
駆けていくのか。
そいつも。
やってみてのこと。

面白く。可笑しく。
楽しく。弾んで。
それでいい。
それがいい。
制御など、出来ない方がいい。

言い訳に過ぎないけれど(笑)。



web拍手 by FC2

|

« 2018/10/20 Sat *仄かな灯だとしても / Roberta Flack | トップページ | 2018/10/22 Mon *充血させて / The J. Geils Band »

002 American Rock」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2018/10/21 Sun *制御など / The Doobie Brothers:

« 2018/10/20 Sat *仄かな灯だとしても / Roberta Flack | トップページ | 2018/10/22 Mon *充血させて / The J. Geils Band »