« 2018/11/06 Tue *広げていこう、強めていこう / Isaac Hayes | トップページ | 2018/11/08 Thu *琴線 / Linda Lewis »

2018/11/07 Wed *ブッ飛んで / Funkadelic

20181107freeyourmindandyourasswillf


どうせなら。
いくなら。
やるなら。
とことん。
ブッ飛んでと。

いき過ぎれば。
やり過ぎれば。
何だかんだと。
叩かれる。
それを恐れて。

いく前に。
やる前に。
自ら抑えてしまう。
そいつは。
何とも勿体ない。

いけば。
やれば。
どうなるものか。
そいつは。
自分にもわかりはしない。

混沌。
混乱。
そんな坩堝。
待っているのはそんなもの。
だとしても。

その中に。
飛び込んで。
解き放って。
それでこそ、見えてくるものもある。
ブッ飛んでみないか?

『Free Your Mind... And Your Ass Will Follow』'70年リリース。
タイトルもジャケットもブッ飛んでいる、ファンカデリックの2ndアルバム。
まぁ、基本的にファンカデリックのアルバムとはそう言うものだとも。
しかし、その中でも少しばかり頭抜けている、あるいは沈み込んでいるアルバムかなと。
元々は、パーラメントのバック・バンドだったものをジョージ・クリントンが独立させて。
パーラメントの別働舞台としてスタートしたのがファンカデリックですが。
そのバンド名は一説ではファンクとサイケデリックを融合させた造語だったとも言われて。
ジョージが刺激を受け、指標としていたのはスライ・ストーンとジミヘンだったのだろうと。
そしてやるからには、超えようとするのは自明の理で。そうとなれば。
より強い刺激を放ち魅了する為に、自らにもより強い刺激を欲する様になると・・・
そう。端的に言えば。全編から濃厚なアシッドの香りが漂うドラッギーなアルバムなのです。
特に初代ギタリスト、エディ・ヘイゼルのこれでもかとヘヴィーにのたうつギター。
そのギラギラと、そしてヌメヌメと妖しい輝きを放つ様は何とも隠微で妖艶ですらあって。
そいつに囚われたら、金縛りにあった様に逃れる様など無いと思わされるのです。
のたうち、ぬめり、そして絡みつき。じわじわと獲物から精気を吸い取ってしまう如きの。
これほど、その恐ろしいまでの妖しさが魅力的に思えるファンクもそうは無いかなと。
エディのギターを筆頭に。ベースも、ドラムも、キーボードも歪みまくっていて。
それこそ異界から響いてくる、そして異界へと誘うサウンドは刺激が強すぎて。
そして恐らくは、中毒性も強くて。そう気軽には針を落とそうとは思えないのですが。
ひとたび、針を落としてしまったら。その余韻がどこまでも追ってきて。離れなくなって。
何回も、何度でもと針を落とし続けてしまうと。そして身も心も、高く、遠くどこまでも。
ブッ飛んだ奴等にブッ飛ばされて。解き放たれ、開け放たれる。危うく抗えない魅力に満ちているのです。

どうせなら。
臨むなら。
挑むなら。
とことん。
ブッ飛んでと。

臨もうとすれば。
挑もうとすれば。
何だかんだと。
横槍が入る。
それを倦んで。

臨む前に。
挑む前に。
自ら棄ててしまう。
そいつは。
何とも意気地がない。

臨めば。
挑めば。
どうなるものか。
そいつは。
自分でもわかる筈もない。

混線。
混濁。
そんな坩堝。
現れるのはそんなもの。
だとしても。

その中に。
飛び込んで。
開け放って。
それでこそ、感じられるものもある。
ブッ飛んでみないか?

いま以上。
それ以上。
それを望むのなら。
いまのままでは。
始まらない。

ここ以外。
これ以外。
それを求めるのなら。
止まっていては。
変えられない。

待っているものが。
混沌。
混乱。
そうだとしても。
恐れを捨てて。

現れるものが。
混線。
混濁。
そうだとしても。
諦めずに。

飛び込んで。
見て。
感じて。
体験して。
潜り抜けて。

その時に。
解き放たれる。
開け放たれる。
そのなにものかに。
乗って。どこまでもと。

思い定めて。
腹を括って。
身も心も。
高く、遠く、どこまでもと。
ブッ飛んでみないか?



web拍手 by FC2

|

« 2018/11/06 Tue *広げていこう、強めていこう / Isaac Hayes | トップページ | 2018/11/08 Thu *琴線 / Linda Lewis »

004 Soul,Funk,Jazz」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2018/11/07 Wed *ブッ飛んで / Funkadelic:

« 2018/11/06 Tue *広げていこう、強めていこう / Isaac Hayes | トップページ | 2018/11/08 Thu *琴線 / Linda Lewis »