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2018/11/11 Sun *奴等の波動が / Mott The Hoople

20181111alltheyoungdudesukorg


まったく。
何の因果で。
集まったのか。
集められたのか。
知る由もないけれど。

何処かで。
何かが。
転がり始めて。
転がりながら。
繋がっていって。

あれでもない。
これでもないと。
試行錯誤しながらも。
何とかここまで。
転がって、繋がって。

何となく。
それらしく。
弾みだしたりもして。
そいつを楽しめるように。
そうなったら、止まらなくて。

ならばと。
もう暫くは。
共にやってみるのも。
悪くはないかななどと。
思ってしまうのだから。

まったく。
可笑しな話だが。
奴等の波動が。
心地よく響いてくるのだから。
世の中ってやつは面白い。

『All The Young Dudes』'72年リリース。
モット・ザ・フープル、起死回生となった記念すべきアルバム。
特に、そのライヴが早くから評判を呼んで。その名を轟かせていたものの。
何故かレコードは売れなくて。商業的成功とは縁が無くて。
終には解散を決意。ベーシストのオヴァレンド・ワッツは仕事を探して。
デヴィッド・ボウイへ相談しに行ったところ。ボウイに翻意を促されて。
そのボウイがタイトル曲である「All The Young Dudes」を提供、アルバムもプロデュース。
レコード会社も心機一転、CBSに移籍して。「All The Young Dudes」は全英5位になり。
アルバムも全英で初めてTOP50位内に入り、全米でも初めてチャートに登場と。
ものの見事に、モット・ザ・フープルは蘇生して、栄光の航路に乗ったのでした。
一説では当初ボウイは、「Suffragette City」を提供しようと提案したものの。
イアン・ハンター達が拒否して。「All The Young Dudes」を選んだのだとか。
その理由は分かりませんが。今となっては正解だったとしか言いようが無いので。
その辺りのセンスに関してはやはり優れていたのだろうなと思われます。
それまでは、どちらかと言えば粗野なロックンロール・バンドとのイメージが強かったのが。
「All The Young Dudes」、一曲で。若者達、野郎どもの代弁者ともなったのだろうなと。
そしてA面の頭にヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカヴァー、「Sweet Jane」を配し。
B面にはミック・ラルフスの歌う詞的な「Ready For Love」も収めることで。
このアルバムも、モット・ザ・フープルのある種の深味、存在感を前面に表現していて。
そのことが、それまで見向きもしなかった層を振り向かせるのに成功した要因かなとも。
元々、イアン・ハンターはボブ・ディランを敬愛するシンガーで。
マネージメントによってモット・ザ・フープルに加入させられたものの。
ロックンロール一辺倒な路線には疑問を抱いていたとも。そんな寄り合い所帯だったのが。
ボウイと出会い、何かが生まれ。野郎どもが一体となって奇跡を起こす。ロックンロールは面白いのです。

まったく。
何の因縁に。
呼ばれたのか。
呼びあったのか。
知る由もないけれど。

何処かで。
誰かが。
賽を振って。
転がしている内に。
飛んで火に入る様に。

そうじゃないだろう。
こうでもないだろうと。
紆余曲折を経ながらも。
何とかここまで。
転がり続けて、繋ぎ止めて。

何とはなく。
それなりに。
応じだしたりもして。
そいつを面白がれるように。
そうなったら、止められなくなって。

素直にと。
続く限りは。
共に遊んでみるのも。
いいのでは、ないかななどと。
思ってしまうのだから。

まったく。
笑ってしまう話だが。
奴等の波動が。
心地よく鳴っているのだから。
世の中ってやつは面白い。

もはや。
何が始まりだったのか。
何が契機だったのか。
定かでもないけれど。
それでもいいかと。

いつ。
どこで。
こうなったのかも。
定かではないけれど。
それでいいかと。

事の起こりとは。
その時とは。
異なっているかも知れないが。
目指すものが、ところが。
朧気ながら見えてきてもいる。

ならば。
集められた。
呼ばれた。
奴等で。
寄り集まって。
もう暫くは。続く限りは。

共に。
鳴らして。
響いて。
弾んで。
応じたりしながら。

可笑しいなと。
笑ってしまうなと。
思いながらも。
乗って、転がって。
そいつが続けられたら面白いかなと。

奴等の波動が。
鳴り続けるのならば。
響き続けるのならば。
その一人として。
面白、可笑しく、楽しんでみるのも悪くはない。



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