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2018/11/18 Sun *懺悔の値打ちも / Laura Nyro

20181118eliandtnethirteenthconfessi


色々と。
あるもので。
やらかす度に。
その度に。
反省はするものの。

後悔の。
二文字など。
辞書にもないので。
悔やんだとしても。
やらないよりはましだよと。

やったこと、それ等自体は。
何にせよ。
自分の決断なのだから。
悔いも、謝りも。
するものかと。

それほどのものなので。
やらかしても。
へこんでも。
その内には。
忘れて、立ち上がってと。

まぁ。
だいたいが。
どんなに警戒したところで。
来るものは来るし。
来るものを拒みもしないので。

そう。
後悔などしたところで。
何にもなりはしないので。
懺悔の値打ちもありゃしない。
そうと、決めて生きている。

『 Eli And The Thirteenth Confession』'68年リリース。
美しいながらも、どこか血の匂いも漂ってきそうな雰囲気が漂う。
そんなジャケットも印象的なローラ・ニーロの2枚目となるアルバム。
前作リリース後にヴァーヴとの契約を失って。CBSへ移籍しての第一弾でした。
その才能と、その美貌で早くから注目されていたと言うローラです。
このアルバムを録音、リリースした時点で未だ20歳だったのかな。
ブロンクス生まれのローラ。幼い頃からゴスペルやR&B、ソウルに親しんで。
やがてドゥー・ワップ・グループを結成して活動を始めて。曲作りにも手を染めて。
10代にして、あのピーター、ポール&マリーに楽曲提供してライターとしてデビュー。
その後に、シンガーとしての道も歩むことになったのですね。天は二物も三物も・・・かな。
一見すると清楚にも見えるらしいローラですが。まぁ、そこは人ぞれぞれでしょうが。
実のところは、色々と奔放な面もあって。様々な逸話も残っていたりもして。
実際に、このアルバムでも。歌われている内容はかなり赤裸々で、過激とも取れますし。
その奏でられ、歌われるメロディや構成も。時に奇抜、時に風変り、大変に個性的です。
可愛らしい詩もあるものの。薬物への耽溺や、淫靡とも言える性愛の詩。それが強烈で。
そう。紫煙の向こうから、血と夜の匂いが強く漂ってくる。そんなアルバムとなっていて。
その癖の強さ故に。気軽に針を落とせる性格のものではないのですが。
しかし、それでも惹かれて止まないのは。そんなローラの癖、個性が魅力的だからで。
「Eli's Comin'」で拒みようのないものの来訪を受け止めざるを得ないと、力強く歌い上げ。
一方で「The Confession」で告白し、懺悔している様で。舌を出して笑っている様な強かさ。
その陽と陰、明と暗。その両面を併せ呑んで、受け容れて。生きていく覚悟の程。
その肚の据わり方。それが若く美しい女性であること。そこに参ってしまうのですね。
「Sweet Blindness」「Stoned Soul Picnic」がスリー・ドッグ・ナイトによってカヴァーされ。
ヒットを記録していますが。ローラ自身の歌唱ではヒット曲は生まれていない。
そこに、逆に他人によって薄められないと流通しなかった程の。ローラの強烈な存在があるとも思うのですよね。

様々に。
あるもので。
やらかすと。
その時は。
反省はするものの。

後悔の。
二文字とは。
無縁であって。
悔やむくらいなら。
やらなきゃいいだけで。

やったこと、それ自体は。
何にせよ。
自分の選択なのだから。
悔いも、謝りも。
するものかと。

それほどのものでしかないので。
やらかし続けても。
潰れても。
その度、後に。
消え去って、立ちなおってと。

まぁ。
だいたいが。
どんなに用心したところで。
去るものは去るし。
去るものを追いはしないので。

そう。
後悔など重ねたところで。
何に役にもたちはしないので。
懺悔の値打ちもありゃしない。
そうと、定めて生きている。

悔いて。
悔やんで。
それで。
何かが。
変わるのなら未だしも。

謝って。
乞うて。
それで。
何かが。
生まれるのなら未だしも。

やったこと。
やってきたこと。
そいつが。
今更。
無かったことになりはしない。

やったこと。
やらかしたこと。
そいつが。
今更。
消え去るわけでもない。

そもそもが。
この先も。
決断も選択も。
今までと。
変わるものじゃないし。

それでも。
来るものは来るし。
去るものは去るし。
そいつを受け入れて。
やっていくだけのこと。

懺悔の値打ちもありゃしない。
その覚悟で。
そう腹を括って。
そうと、定めて生きている。
それだけで十分さ。



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