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2018/11/29 Thu *何処へ、何処を / Aswad

20181129aswad


何処へ。
向かって。
歩んでいるのか。
そいつを。
わかっているのか。

そいつを。
わかっていれば。
始まりがどうであれ。
歩み方がどうであれ。
大した話ではありはしない。

向かう先が。
己の信じる処だと。
胸を張れるのなら。
それでいい。
そのままでいい。

顔を上げ。
前を向いて。
冠を戴き。
旗を掲げて。
歩んでいけばいい。

誹謗。
中傷。
そんなものには。
耳も貸さずに。
ただ信じるままに。

その揺るぎのない。
歩みの先にこそ。
求める処がある。
ただ、そこを目指して。
歩んでいけばいい。

「Aswad」'76年リリース。
ブリティシュ・レゲエ・グループ、アスワド。
その記念すべき1stアルバムであり、代表作でもあります。
ジャケットに描かれた、アスワドを象徴するジャー・ライオン。
ラスタ・カラーの王冠を戴き、旗を掲げて歩みを進める。
その向かう処、目指す処はどこだったのか。「Back To Africa」なるナンバーもあり。
英国、そしてジャマイカから遠く離れたアフリカだったのかなと。
ジャマイカからの移民や、その子供達が英国で生きていくのには相当な苦難があったと。
そんな社会で生まれ、そんな社会を背景として。鋭いメッセージを発する。
例え、緩やかなリズム、ビートに乗せて愛を歌いながらでも。その背景を忘れはしない。
そんな骨太なところが。初期のアスワドの魅力であり、それは今も色褪せていないかな。
また、この時期に。そう、ボブ・マーリーが世界的に広く認知された少し後に。
英国で、ここまで本格的なルーツ・レゲエを歌い、奏でるバンドが登場してきたところ。
そこに、ブリティッシュ・レゲエの枠を越えたアスワドの存在の大きさもあったかなと。
ギターの音色とか、ブルース・ハープや、フルートが使用されているナンバーの存在とか。
ジャマイカ産とは異なる、ブリティッシュ・レゲエらしさをそこかしこに感じさせながら。
その背骨はしっかりとしたルーツ・レゲエであるところ。そこにアスワドのみならず。
後に続いた、ブリティッシュ・レゲエ・バンドの向かう処、目指す処が示されていたと。
1stアルバムで。それを可能にしたのはアスワドのメンバーの確かな技量故なのですが。
ただ。スタジオ・ミュージシャンとしても高く評価されたその技量が後には仇ともなって。
器用に過ぎたのか。どんどんと音楽性が広くなって。終にはレゲエとも呼べなくなって。
それに合わせて。ジャー・ライオンも姿を消してしまって・・・
向かう処、目指す処。そいつを道半ばで見失ってしまったかの様に思えるのが残念かな。

何処を。
目指して。
歩んでいるのか。
そいつが。
見えているのか。

そいつが。
見えていれば。
出自がどうとか。
表現がどうとか。
大した意味などありはしない。

向かう先が。
己に誇れる処だと。
胸に刻めているのなら。
それがいい。
そのままでいい。

風に向かい。
脇目を振らずに。
冠を正し。
旗を握り締めて。
歩き続けていけばいい。

障害。
妨害。
そんなものには。
目もくれずに。
ただ思いのままに。

その揺らぐことのない。
歩みの先にこそ。
望む処がある。
ただ、そこへ向かって。
歩き続けていけばいい。

そうだ。
あの日、あの時。
何を感じて。
何を信じて。
歩き始めたのか。

そうだ。
あの日、あの時。
何を感じて。
何を思って。
歩くことを選んだのか。

それが。
変わらないのであれば。
そこに。
揺らぎがないのであれば。
そのままに。

その冠を戴き。
その旗を掲げて。
その姿で。
その心で。
歩き続ければいい。

誹謗も。中傷も。
障害も。妨害も。
なにものをも。
ものともせずに。
歩き続ければいい。

始まりがどうであれ。
歩き方がどうであれ。
出自がどうであれ。
表現がどうであれ。
そんなことは関係ない。

胸を張り。
信じるままに。
胸に刻み込み。
思いのままに。
歩き続けるだけのこと。

何処へ、何処を。そいつが確かなら。



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