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2018/12/08 Sat *売値も買値も / The Beatles

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どれ程の。
価値があるのか。
値打があるのか。
売るのなら。
売値を幾らにするのか。

そいつを。
決めるのは。
他の誰でもない。
己、自身。
そうでなければならない。

己の。
知恵、技量。
そして。
何よりも。
己の思い。

そいつは。
簡単に。
そうお安く出来る程の。
そんなものでは。
無いはずだ。

それくれいの。
矜持もない。
そんなものなど。
誰も欲しがりはしないだろう。
だからこそ。

己の。
価値や、値打。
そいつに関しては。
常に意識しておくこと。
己の決めた売価を守る為にも。

『Beatles For Sale』'64年リリース。
ビートルズの英国での4枚目となるオリジナル・アルバム。
当時のビートルズは、いよいよ米国を含めた全世界で大人気を博して。
いまからは信じられない程の殺人的なスケジュールをこなしていたと。
そんな中でも、クリスマス・シーズンに合わせたアルバムが必要だとされて。
全米ツアーと全英ツアーの間の。ほんの僅かの期間、スタジオに入って。
録音の主要部分はほぼ三週間で終わらせて。その後の作業も突貫作業で間に合わせたと。
アルバム・タイトルの素っ気なさが。何とも皮肉めいていて。ビートルズなりの反抗かとも。
流石のジョンとポールをもってしても、総てをオリジナルで埋めることはかなわなくて。
前作の『A Hard Day's Night』が総てオリジナルであったのに。言わば後戻りして。
カヴァーが6曲収録されていて。殆どがハンブルク時代からのレパートリーだったか。
カヴァーに関しては、一説では一日でほぼ録音を終えてしまったとも。結果的に。
どこか、やけくそな感じもある刹那なロックンロール・アルバムとしての魅力も備わったと。
そんな怪我の功名もありながら。ビートル、特にジョンとしては忸怩たるものもあったかと。
何故なら全米ツアー中に初めて顔を合わせたと言うボブ・ディランの影響もあってか。
このアルバムから。ジョンの作風に変化が表れてきていて。内省的、そして自叙的にと。
ただ勢いだけで、駆け抜けてきた季節が終わり。新たな季節へとその思いは巡っていたのか。
故に。もう少し時間があれば。より良いもの、己の目指すものになっていたと。
あの誇り高く、己の思いや信念に忠実で、己の価値を大切にしていたジョンであるならば。
その様に感じていたとしても不思議はないと思うのですよね。ただ、この段階では。
いかにジョン、いかにビートルズとしても。そこまでの権利は未だ手にしていなかったと。
まぁ、そんな葛藤する状況に置かれてこそ本領を発揮するのがジョンでもあって。
「No Reply」「I'm a Loser」と「Rock and Roll Music」「Mr. Moonlight」が同居している。そこに。
その真価と凄味を感じるし。故に半ばやっつけ仕事でも、十二分な価値をもたらしているのです。

どれ程の。
価値があるのか。
値打があるのか。
買うのなら。
買値を幾らにするのか。

そいつを。
決めるのは。
他の誰でもない。
己、自身。
そうでなければならない。

その人の。
知恵、技量。
そして。
何よりも。
その人の思い。

そいつは。
簡単に。
そうお安く出来る程の。
そんなものでは。
無いはずだ。

それくれいの。
矜持もない。
そんなものになど。
己の心も動きはしないだろう。
だからこそ。

その人の。
価値や、値打。
そいつに関しては。
常に意識しておくこと。
己の決めた買値を譲らない為にも。

そうは。
安くはないのだと。
そう腹を括るのは。
それなりの覚悟。
そいつも伴うけれど。

そうは。
易くもないのだと。
そう言い切れるだけの。
それなりの矜持。
そいつは必要だと。

誰に。
何に。
どれだけ。
賭けるのか。
払うのか。

そこは。
己も。その人も。
誰もが。
真剣勝負。
そうでないと意味がない。

己の、その人の。
知恵、技量。
そして。
何よりも。
己の、その人の思い。

誰かの、誰もの。
知恵、技量。
そして。
何よりも。
誰かの、誰もの思い。

どれ程の。
価値があるのか、値打があるのか。
売値も、買値も。
そいつを決めるのは。
己、自身。それ以外にありはしない。

そんなことも教えてもらったかな・・・



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