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2018/12/10 Mon *真最中 / サンハウス

20181210uchoten


真ん中。
只中。
そう。
真只中。
真最中。

何がって。
そうだな。
何かが。
目覚めて。
動きだして。

もう。
それなりに。
時間が経った。
それなのに。
その筈なのに。

どうにも。
止まらない。
その気配すら。
ありはしない。
漂わない。

時には。
躊躇もある。
止めても。
止まっても。
いいかなとも思うのだが。

でも。
止められない。
止まらない。
そう。
真最中。

『有頂天』'75年リリース。
サンハウスの記念すべき1stアルバム。
最初の活動期間でのサンハウスのアルバムは僅かに3枚。
1枚はライヴ・アルバムなので、オリジナル・アルバムは2枚。
なかでも、この走り始めた、その最初の一歩には特別なものがあるかな。
菊、誠ちゃん、篠山、奈良、鬼平。やっぱり、この5人でこそのサンハウス。
実は後追いなので。最初の再結成時のサンハウスに一番、馴染み、思淹れがあって。
ですが。いま、一番しっくりくる、馴染むのは。このアルバムだったりします。
まぁ、それだけ聴いてきた、針を落としてきたと言うことではありますが。
それだけではなくて。何と言うか。自分にとってのロックンロール。
その根底、その根源。その始まりみたいなところに、ぴったりと収まっている。
不思議な話ですが。そんな感じかな。そう見事に腑に落ちるのですね。
あの時代。いまとはあらゆる面で、情報も市場も、社会そのものも。
ロックンロールなんてものを許容するにはほど遠かった時代の、日本の一地方都市。
そこに、この面子が集まって。走り始めて。このアルバムを産み落としたと。
ブルースへの愛情に溢れ。敬意と憧憬をもってして見事に換骨奪胎してみせたと。
それこそが。サンハウスによる日本のロックンロールだったのだと。
産み落とされたままの、毒々しくも瑞々しいその姿が見事に捉えられたアルバムです。
「キングスネークブルース」「風よ吹け」「レモンティー」「ロックンロールの真最中」
「ミルクのみ人形」「地獄へドライブ」「なまずの唄」・・・
その愛情、情熱、飢餓、焦燥。そんなものが放っている熱量。それはいまも変わらずに。
聴く者の胸に刺さり、腰を動かし、何処かへと駆り立てる。それは、そう。きっと。
菊も、誠ちゃんも。いまも変わらずに真只中にいるから。そんなものもあるのかな。

真ん中。
只中。
そう。
真只中。
真最中。

何がって。
そうだな。
何かが。
起き上がって。
蠢きだして。

もう。
それ程は。
時間もない。
それなのに。
それだからか。

どうにも。
止まらない。
その予兆すら。
ありはしない。
感じない。

時には。
諦念もある。
止めても。
止まっても。
何も変わらないとも思うのだが。

でも。
止められない。
止まらない。
そう。
真最中。

もう。
いい加減。
止まらないと。
時も経ったし。
疲れ果てると。

そう。
いい加減。
止まらないと。
時もないし。
砕け散ると。

なのだが。
どうにも。
止まる。
気配もなければ。
予兆もない。

どうやら。
どうにも。
こうにも。
止められない。
止まらない。

どうやら。
どうしても。
どうでも。
止められない。
止めたくない。

躊躇も。
諦念も。
振り払ってでも。
消し去ってでも。
止めたくない。

真ん中。
只中。
そう。
真只中。
真最中。

くたばるまで。くたばっても・・・



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