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2018/12/19 Wed *魔界、魔窟 / Hanoi Rocks

20181219backtomysterycity


魔界、魔窟。
場所は変わっても。
この。
何とも。
澱んだ空気。

知らない者。
見知らぬ者。
そいつを。
愛想笑いで。
迎えながら。

その実は。
身内だけで。
寄り集まっている。
この。
息が詰まる閉鎖性。

形を変えても。
中身までは。
変えられないのだなと。
妙に。
腑に落ちたりもして。

それは。
それで。
好きにしてもらえばいいが。
こっちまで。
囚われない様に。

魔界、魔窟。
その中を。
一人、鼻歌でも。
口ずさみながら。
横断してみせる。

『Back To Mystery City』'83年リリース。
ハノイ・ロックスの3枚目となるオリジナル・アルバム。
ロンドンに本拠地を移して、新たなドラマーとしてラズルが参加して。
いよいよ、世界を視野に入れての活動を本格的に意識しだした頃で。
アルバム・タイトルなんかは、フィンランド出身と言うミステリアスな部分。
それを強調したかったのかなとかも思ったりします。フィンランドですからね。
それこそ。あぁ、ムーミンの国だったかな、くらいの印象しかなかったかな。
このマイケル・モンローのクローズ・アップ、これは確か日本独自のジャケットで。
ここらは例によって、MLとか専科とか。洋楽雑誌の煽りに乗っかった。
そんなロック女子を狙ったものだったのだろうと。そう、洋楽のバンドなのですよね。
さてと。このアルバム。プロデュースがデイル・グリフィンとオヴァレンド・ワッツで。
そう、あのモット・ザ・フープルのリズム隊なのですよね。どんな経緯だったのか。
更には、モーガン・フィッシャーが参加してキーボードを弾いていると言うね。
まぁ、マイケルなんかは。相当にモット・ザ・フープルとか好きだったのだろうなぁ。
で、ガイ・スティーブンスではなくて。グリフィンとワッツに頼む辺りがね。
そこが、クラッシュとの違いと言うか。なんか可愛いと言うか、少しズレがあると言うか。
そう。このズレ。このアルバム、アンディ・マッコイが共作を含めて全曲を書いていて。
なんともハノイ・ロックスらしい、カッコいいロックンロールが満載で。
また、メロディもキャッチーなのだけれど。どこか、微妙で、独特なズレがあって。
それこそが英国が出自ではないバンドならではのもので。そこが魅力的でもあったかなと。
例えば、ショッキング・ブルーとか、フォーカスとかもですが。その距離感かな。
それは日本人にも共通する部分があって。故にハノイ・ロックスも人気を博したのかな。
ミステリアス、未知なるものへの興味を武器にして、颯爽と闊歩している様がいいなと。

魔界、魔窟。
環境は変わっても。
この。
何とも。
排他的な空気は。

馴染まない者。
毛色の異なる者。
そいつを。
素知らぬ顔で。
遠巻きにしながら。

その実は。
強烈に。
拒絶してみせる。
この。
おぞましい程の非寛容。

場を変えても。
正体までは。
隠し通せないのだなと。
妙に。
腹落ちしたりもして。

それは。
それで。
勝手にしてもらえばいいが。
こっちまで。
取り込まれない様に。

魔界、魔窟。
その中で。
一人、ステップでも。
踏みながら。
闊歩してみせる。

その。
独自な。
特異性は。
世の中に。
打って出る為。

その。
独特な。
差別化は。
世の中と。
広く渡り合う為。

それが。
いつの間にか。
独り善がり。
閉じ籠って。
凝り固まって。

それを。
いつの間にか。
唯一のものだと。
勘違いして。
思い上がって。

澱んだ空気の。
その中で。
息が詰まる。
閉鎖性。
それに気づきもせず。

排他的な空気の。
その底で。
おぞましい。
非寛容。
それに馴れきって。

魔界、魔窟。
そこから。
外へと出てかないのなら。
外へとでていけないのなら。
直に崩れ落ちるだけ。

その前に、脱け出そう!



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