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2019/01/05 Sat *遊び心が / Sly & The Family Stone

20190105awholenewthing


遊び心が。
遊び心こそが。
その扉を。
開ける鍵となる。
そんなもの。

明確な。
方法論も。
具体的な。
手段も。
無いけれど。

取り敢えず。
軽く。
あまり深くは。
考えずに。
始めてみる。

覚束なくても。
いいかげんでも。
歩み始めれば。
その一歩、一歩が。
知らず、知らずの内に。

今までとは。
異なる。
何処かへと。
繋がる扉の前へと。
連れて行ってくれる。

そして。
気づかぬままに。
そのままに。
鍵を開けて。
向こう側へと。

『A Whole New Thing』'67年リリース。
スライ&ザ・ファミリー・ストーンの記念すべき1stアルバム。
スライ・ストーンとシンシア・ロビンソンが、スライの弟フレディのバンドに合流して。
当時の邦題は『新しい世界』だったとかで。如何にも新たな世界へ意気揚々とみたいな。
しかしながら。このアルバムでのスライは。そう、溢れるアイデアはあるものの。
未だそれを具現化する手法を模索中と言ったところで。試行錯誤していると。
そう。時代も時代で。ファンクやニュー・ソウルが芽生え、育ち。何とか新しい時代へと。
その扉を開けようともがき始めた。その頃ですからね。スライとしても端緒についたばかり。
サウンドや、メロディには明らかにスタックスやモータウンの影が感じられます。
それでも。既にスライの目は来るべき時代、世界を見ていたのは明らかで。
総てがスライの手によるオリジナルなのですが。そこにこれでもかと詰め込まれたもの。
例えば、どうにも楽しそうなコーラスとか、陽気に踊りまくるホーン・セクションとか。
更にはバラエティに富むその曲調、その一曲一曲の中での振れ幅の大きさとか。
後に、世界中を席巻するスライのファンクの原点となる要素はあらかた見て取れるかなと。
それらが雑然と詰め込まれた玩具箱みたいなアルバムで。整合性や統一感には欠ける。
しかし、その雑然とした玩具箱ならではの。何が出てくるかわからない楽しさがあって。
それを誰よりもスライが純粋に楽しんでいる。そんなところが堪らないかなと。
明確には見えない、見えてこない。そんな一抹の不安も感じ、抱えながらも前へと。
あれも、これも。思いついた、感じたことはやってしまおうと言う遊び心、それこそが。
スライの真骨頂であり。新しい時代、新しい世界への扉の鍵を開ける鍵となったのだと。
その萌芽があちこちに感じられるこのアルバム。実に心を踊らされるものがあるのです。
やがて。その純粋な遊び心故に。大きな挫折を味わって。追い詰められてしまって。
その末路を知っているからこそ。このアルバムに溢れる遊び心が愛しくて仕方ないのです。

遊び心が。
遊び心だけが。
その扉を。
開ける鍵となる。
そんなところ。

明確な。
戦術論も。
具体的な。
手立ても。
無いけれど。

取り敢えず。
軽く。
あまり重くは。
受け止めずに。
始めてみる。

心許なくても。
あやふやでも。
跳び越えれば。
その一跳び、一跳びが。
気づかずに、いつの間に。

今までとは
思いもよらぬ。
何処かへと。
開かれる扉の前へと。
導いてくれる。

そして。
知らぬままに。
そのままに。
鍵を開けて。
その先へと。

楽しいと。
思えるのなら。
感じるのなら。
そいつは。
やってみるのがいい。

面白いと。
思えるのなら。
感じるのなら。
そいつも。
やってみるのがいい。

賭けたいと。
思えるのなら。
感じるのなら。
そいつに。
乗ってみるのもいい。

方法論とか。
手段とか。
そいつは。
やってみれば。
見えてくるだろう。

戦術論とか。
手立てとか。
そいつも。
やってみれば。
わかってくるだろう。

理屈とか。
理論とか。
そいつも。
やってしまえば。
後からついてくるだろう。

取り敢えず。
楽しそうなら。
面白そうなら。
遊び心が。
騒ぐのなら・・・

賭けてしまおう、乗ってしまおう!



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