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2019/02/11 Mon *縄張り / Otis Spann

20190211nobodyknowschicagolikeido


誰も知らない。
知る筈もない。
それはそうだ。
他の誰でもない。
自分自身のことなのだから。

気づきの。
そのきっかけは。
貰えても。
それをどう。
受け止めるか。

そして。
どう対応していくか。
そんなことは。
自分自身で。
判断することなのだ。

そうだ。
他の誰よりも。
自分が。自分自身が。
知っている。
そいつを生かさずにどうする。

揺らいでいる。
それならば。
自分自身で振り返って。
もう一度。
立て直すだけのこと。

縄張り。
自分だけが知っている。
その世界を。
もう一度、確立させて。
守っていくのだと。

『Nobody Knows Chicago Like I Do』'83年リリース。
シカゴ・ブルース・ピアノの第一人者の一人、オーティス・スパン。
その'66年のアルバム、『The Blues Is Where It's At』の英国での再発盤です。
シカゴ・ブルースを知り尽くしたスパンに相応しいアルバム・タイトルがいいかなと。
グリニッジ・ビレッジのカフェア・ゴー・ゴーで観客を入れずに録音する予定が。
何処かから噂が漏れたのか。人が集まってきてしまって。結局、観客を入れて録音したと。
まぁ、その辺りは。レコード会社の戦略だったのかも知れませんが。
少人数の観客を前にして。熱くもいい塩梅にリラックスしたブルースを奏でています。
何せ、当時のマディ・ウォーターズのバンドが参加しているので。そこはそれです。
本場の、本物のシカゴ・ブルースを、貫禄たっぷりに余裕をもって披露していると。
スパンの指も、実に何ともいい感じで鍵盤の上を転がり。その歌声も艶があってと。
う~ん、やっぱり。ことシカゴ・ブルースに関してはスパンのピアノが一番かな。
スパンの一節、一声に。即座に対応してみせるメンバーも。それは見事なもので。
そんな面子で「Nobody Knows Chicago Like I Do」と歌われた日には、それはもう・・・
マディ親分も番頭格?のスパンをしっかりサポートしていて。その匂いの濃厚なこと。
自分達の縄張り、シカゴ・ブルースに対する揺るぎのない絶対の自信が心地良いのです。
何でも。あまりにご機嫌で。ジョージ・スミスとルーサー・アリソンは客席のお姉さん達に。
ちょっかいを出して。お姉さん達のお酒を買いに行って演奏していない曲もあるとか。
それだけいい感じのライブ、録音だったと言うことかな。それもまたブルースだと。
マディなんかは苦虫を潰していそうですが。スパンは仕方ないなぁと笑いながら。
煽る様にピアノを奏でているそんな感じで。実に何ともいい指さばきを聴かせていて。
時に力強く弾け、時に華麗に転がりと。その指先には何ものかが宿っているのかなと。
そして。その指先から放たれる匂い、シカゴ・ブルースの縄張りの匂いが堪らないのです。

誰も分からない。
分かる筈もない。
それはそうだ。
他の誰でもない。
自分自身のことなのだから。

解明の。
そのヒントは。
貰えても。
それをどう。
受け入れるか。

そして。
どう処置していくか。
そんなことは。
自分自身で。
決断することなのだ。

そうだ。
他の誰よりも。
自分が。自分自身が。
分かっている。
そいつを生かすしかないのだ。

崩れている。
それならば。
自分自身を振り返って。
もう一度。
引き直すだけのこと。

縄張り。
自分だけが分かっている。
その世界を。
もう一度、屹立させて。
守り抜いていくのだと。

気づいたら。
気づけたら。
さぁ。
そこから。
いま、再びと。

揺らいでいる。
その場所を。
その原因を。
探し当てて。
手を打って。

崩れている。
その場所を。
その原因を。
突き止めて。
手を打って。

自分を。
自分自身を。
知っている。
分かっている。
信じられるなら。

どう。
対応するか。
どう。
留めるか。
判断して。

どう。
処置するか。
どう。
防ぐか。
決断して。

縄張り。
自分だけの世界。
そいつを。
もう一度。
築き上げて、守り抜いて、その繰り返し・・・



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