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2019/02/28 Thu *信じなくても / Santana

20190228santana


別に。
信じなくても。
寄らなくても。
それでも。
開けると。

そう思わなければ。
そうでなければ。
ここで。
こうしている。
意味がない。

その扉を。
開きたい。
その思いだけ。
その願いだけ。
それしかない。

それは。
確かに不安で。
何かに縋りたい。
そんな誘惑に。
かられもするけれど。

そこを。
断ち切って。
己の熱意だけ。
それだけを武器に。
挑んでみると。

信じる前に。
寄る前に。
明けてみようとする。
それが。
跳躍の切欠になるかもしれない。

『Santana』'71年リリース。
カルロス・サンタナ率いるサンタナの3rdアルバム。
1stアルバムのタイトルも同名なので。こちらは『Santana Ⅲ』とも呼ばれています。
サンタナは、その時々で音楽性が大きく異なるバンドだったりするのですが。
このアルバムまでは割と一貫していて。それが所謂ラテン・ロックのイメージなのかなと。
特に1stの荒々しさと、2ndの県制度の高さ。それを融合して高みに上ったかの。
このアルバムこそが、ラテン・ロック期のサンタナの最高傑作かなとも思われます。
ゲスト参加のタワー・オブ・パワーやコーク・エスコヴェードからの刺激もありながら。
やっぱり、このアルバムでの飛翔の引き金となったのはニール・ショーンの参加なのかなと。
そう、後にジャーニーとか言う面白くもなんともないバンドで売れたあのニールです。
この頃は弱冠十七歳だったのかな。若さ溢れる、溢れすぎるフレーズで切り込んでいて。
こちらも未だ二十代半ばと若かったカルロスも、溌溂と応えていてギターが鬩ぎ合うと。
タイプは異なる二人ですが、異なるからこそ、大いに響き合い、引き出し合うものが合って。
ベース、ドラムス。更に複数のパーカッション奏者を加えた編成ならではの。
情熱的で、更には可能的でもあるラテン・パーカッションの洪水、波状攻撃に乗って。
これでもかとばかりに弾け、迸るエネルギーを吸収して増幅して奏で響かせているかなと。
その実。意味不明なジャケットが象徴する様に。混沌として猥雑で意味不明。
そんな側面もあるのですが。その禍々しくも陽気なエネルギーの総量が半端じゃなくて。
多分に。酒とか薬とかお姉ちゃんとか。そんなものが動力源として大きいのでしょうけど。
何よりも。「Everybody's Everything」の邦題である「新しい世界」ではありませんが。
ラテン・ロック、そしてラテン・ファンクとも言える音楽を創造しようと言う。
そのカルロスの熱意。それだけを頼みとしている潔さがエネルギーに昇華したのかなと。
この後のカルロスは。妙に抹香臭いと言うか・・・何かを信じ始めると、寄り始めると。
まぁ、カルロスに限らずですが。そうなると途端に面白く無くなるのですよね・・・

別に。
信じなくても。
拠らなくても。
それでも。
行けると。

そう思わなければ。
そうでなければ。
ここに。
こうしてある。
意義もない。

その道を。
行きたい。
その思いだけ。
その望みだけ。
それしかない。

それは。
確かに恐ろしくて。
何かを掴みたい。
そんな誘惑に。
襲われもするけれど。

それを。
振り捨てて。
己の情熱だけ。
それだけを武器に。
闘ってみると。

信じる前に。
拠る前に。
行ってみようとする。
それが。
飛翔の切欠になるかもしれない。

新しい。
世界への。
扉を。
開けたいのは。
誰なのだ。

新しい。
世界への。
道を。
行きたいのは。
誰なのだ。

それは。
そう。
他の誰でもない。
己だと。
それならば。

不安でも。
その思いに。
その願いに。
賭けてみる。
それしかない。

恐ろしくても。
その思いを。
その望みを。
頼みにしてみる。
それしかない。

己の熱意だけ。
己の情熱だけ。
それだけを武器に。
挑んでみる。
闘ってみる。

別に。
信じなくても。
開けられると。
行けると。
その思いの強さだけでいい。



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