カテゴリー「002 American Rock」の記事

2017/09/19 Tue *不器用さも / Tony Joe White

20170919tonyjoe


ぶっきらぼうで。
素知らぬ振りで。
そのくせ。
時には。
暑苦しいほど熱くもあって。

そんな。
不器用さも。
優しさの裏返し。
そんなことは。
わかってはいるが。

わかりづらいなと。
面倒くさいなと。
もっと。
素直に振る舞ってくれればと。
思いもするが。

それが。
できるのなら。
許せるのなら。
とうの昔に。
そうしているのだろうと。

わかりやすい。
否、過ぎる。
そんなものが鼻につく。
小ぎれいな。
薄っぺらな優しさもどき。

そんなものが。
跋扈する世の中だから。
ぶっきらぼうで。
暑苦しいほど熱い。
そんな不器用さもあっていい。

『Tony Joe』'70年リリース。
スワンプ・ロッカー、トニー・ジョー・ホワイトの3rdアルバム。
ジャケットに写るその風貌、そのままに。
数多いスワンプ・ロッカーの中でも一際、男臭く、汗臭く、暑苦しい。
そんな熱風と砂塵を纏ったが如くのトニー・ジョーの魅力が炸裂しています。
録音にはマッスル・ショールズの凄腕ミュージシャンが集っていて。
恐らくはセッションを行った時期で、大きく二つのバンドに分かれているのかな。
そのどちらもが。そのリズムの響き、オルガンの響き。何ともスワンプなのです。
否、スワンプと言うか。これはもうサザン・ソウルなのかもしれないなと。
要は、もしこのアルバムの主が黒人だったらソウルにカテゴライズされているだろうと。
トニー・ジョーがたまたま白人だったから。ロックにカテゴライズされただけ。
それくらいに。そのサウンドも、そしてその歌声も。カテゴライズなどものともしない。
そんな普遍的な、暑苦しく、そして熱い。そんな、むさ苦しいカッコ良さの美学があると。
特に、それを意識させられるのがB面に収められているカヴァーの数々で。
オーティス・レディングの「Hard To Handle」もあれば。
ジョン・リー・フッカーの「Boom Boom」もあって。そのどちらも。まるで、そう。
トニー・ジョーのオリジナルかと思わされるほどに血肉と化している様が見事なのです。
「Hard To Handle」冒頭の掛け声なんて、もう何ともソウルフルとしか言いようが無く。
歌いながら、バンドを、リズムを支配していく様はジェームス・ブラウンを彷彿とさせて。
「Boom Boom」における一際熱量の高いドス黒さは、もう本当にブルース・マンで。
それらはトニー・ジョーが本来生まれ持った、身につけてきたものだと思われて。
器用な様で。真逆の不器用さ。その熱量過多にしてぶっきらぼうにも感じられる。
そんな暑苦しく、熱い。むさ苦しいカッコ良さに。深い優しさを感じて、どうにも惹かれてしまうのです。

ぶっきらぼうで。
我が道を行く風で。
そのくせ。
要所では。
暑苦しいまでに熱くもあって。

そんな。
不器用さも。
優しさの裏返し。
そんなことは。
お見通しなのだが。

わかりづらいだろうと。
面倒も多いから。
もっと。
素直に思いを見せてくれよと。
思いもするが。

それが。
できるのなら。
怖くないのなら。
とうの昔に。
そうしているのだろうと。

わかりやすい。
わざと、そうしている。
そんなものが鼻につく。
きれいごとの。
表面だけの優しさもどき。

そんなものに。
迎合する世の中だから。
ぶっきらぼうで。
暑苦しいまでに熱い。
そんな不器用さもあっていい。

わかりやすければ。
いいってものでもない。
わかりづらいから。
味わい深い。
そんなものもある。

簡単ならば。
いいってものでもない。
面倒くさいからこそ。
感じられる。
そんなものもある。

やり方も。
表し方も。
一つとは限らない。
色々あるから。
救われるものもある。

小ぎれいなだけ。
きれいなだけ。
それでは。
それだけでは。
見えてこないものもある。

わかりづらく。
面倒くさく。
だから。
回り道をして。道草も食って。
器用じゃなくて。

そんな道程で。
熱風に吹かれて。
砂塵に晒されて。
負けずに。
暑苦しいほどに、熱くなった。

酸いも甘いも。
噛分けた。
優しさの裏返し。
そんな不器用さも。
あっていい、あってほしい。



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2017/09/18 Mon *残照 / Gene Clark

20170918whightlight


夕陽。
沈みゆく。
往生際悪く。
やがて。
潔く。

輪郭を。
白く光らせ。
眩しく燃え。
やがて。
隠れ。

残照が。
空を、
雲を。
街を。
染めている。

その。
余韻の中で。
残り香の中で。
動き始める。
蠢くものがある。

光と影。
陽と陰。
その狭間で。
目覚め。
這い出すものがある。

残照の。
マントを纏った。
夜の子供達。
その末裔が。
今夜も何かを奏で始める。

『Gene Clark』'71年リリース。
バーズのメンバーにしてメイン・ソングライターだったジーン・クラーク。
一説ではメンバー間のトラブルが原因でいち早くバーズを離脱したジーン。
そのジーンの2枚目となるソロ・アルバムで。ジャケットの印象もあってか。
収録曲でもある、「White Light」がその通称としても知られるアルバムです。
このアルバム・タイトルになったのは最初のソロ・アルバムがバンドとの連名だったので。
ジーンの中ではこのアルバムこそが本当のソロ活動の始まりとの思いもあったかなと。
そして。そのパートナーに選ばれたのが、あのジェシ・エド・ディヴィスだったのです。
勿論、あのジェシならではの南部の匂いが濃厚なギター、そのサウンドを欲したのでしょう。
しかし、実のところ。ジェシはプロデューサーとしても優れた腕、感覚の持ち主で。
ジェシがプロデュースを手掛けたアルバムと言うのは3枚(かな?)あるのですが。
そのどれもが、実に素晴らしいもので。このアルバムもまさに名盤と言うに相応しいかと。
繊細な。細やかな息遣いまで感じ取れるようなジーンのメロディ。描かれる感情の機微。
そのまるで、感情の襞が織りなすものを。丹念に紡ぎ出したかの様な世界。
そこに、ジェシのあの熱く、温かく、深いギターが陰影をつけていく。その見事なこと。
ジェシによる意匠を施されることによって、ジーンの魅力が一際、光り輝いていると言う。
ジーンの歌声も、ハーモニカも。その味わいがより一層、深いものに感じられてくるのです。
バーズのメンバーとして一世を風靡したものの。どこか儚げな印象のあるジーン。
日常における悲哀や、叶わぬ恋、思いを歌った歌詞が多いと思われるのも影響しているのか。
更には。バーズ以外では商業的な成功とは無縁だったキャリアも一因ではあるのか。
このアルバムも。高い評価とは裏腹に。チャートに上ることは無かったとか。
それでも。それが故に。このアルバムの残照の如き美しさはいつまでも胸を焦がし、締めつけるのです。

夕陽。
沈みゆく。
名残惜しげに。
やがて。
後ろ髪を絶ち。

輪郭を。
白く輝かせ。
妖しく燃え。
やがて。
溶け落ちる。

残照が。
空に、
雲に。
街に。
滲んでいる。

その。
残響の中で。
余熱の中で。
動き始める。
蠢くものがある。

昼と夜。
ケとハレ。
その狭間で。
目覚め。
這い出すものがある。

残照の。
マントを纏った。
夜の子供達。
その末裔が。
今夜も何かを歌い始める。

陽の名残。
その。
明るさが。
温かさが。
愛おしくも思え。

後ろ髪。
引かれ。
未練を。
残し。
優柔不断に。

やがて。
夕陽が。
思いきると。
時を同じく。
何かが首を擡げる。

残照に。
余韻を。
余熱を。
残り香を。
その残響を聞きながら。

光と影。
陽と陰。
その狭間が。
目覚めさせ。
這い出させるものがある。

昼と夜。
ケとハレ。
その狭間が。
目覚めさせ。
蠢き出すものがある。

残照の。
マントを纏った。
夜の子供達。
その末裔が。
今夜も何かを奏で始める、歌い始める。

残照の。
下で生れ落ち。
駆けだした。
我等は。
夜の子供達、その末裔なのだ。


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2017/09/17 Sun *黄金の収穫 / Neil Young

20170917harvestusorg


芳醇で。
豊潤な。
そんな。
実りを。
感じられた時。

その時は。
悠久の。
香りを放ち。
永遠に。
この胸に刻まれる。

その事の。
大きさ。
有難さ。
そいつを。
忘れさえしなければ。

どんな時も。
崩れ落ちそうな時も。
流されてしまいそうな時も。
溶けて無くなりそうな時も。
その香りを。思い出しさえすれば。

何をしていても。
何が起きても。
己が本分に。
立ち返ることができるのだと。
その確信に救われる。

だから。
妥協しないでいられる。
雷同しないでいられる。
変革を恐れずにいられる。
前へと踏み出し続けていられる。

『Harvest』'72年リリース。
ニール・ヤングに最高の成果をもたらしたアルバム。
全米、全英共にチャートの首位に輝き。「Heart Of Gold」も大ヒットに。
ニールの名前を一躍、全世界に知らしめたアルバムであることは間違いなく。
今でも、世界中で聴き続けられているアルバム。
その実、CSN&Yの分裂とか、離婚問題とか、健康問題とかで。
ボロボロになっていたニール。自然とその視線、思いは己が内側へと降りていき。
時間をかけ、様々なシチュエーションでレコーディングすることで。
その重くなりがちな心象に、新鮮な風も吹き込まれ。作品としては練られていって。
それがまさに、黄金の収穫として実ったのがこのアルバムと言うことになるかと。
あまりにヒットし過ぎたが為に、見過ごされがち、軽く見られがちでもあるのですが。
ここには、ニールの自然で素直な思いが吐露されており。またその意匠として。
この先にニールが展開する様々な試みの発芽も聴きとれる、そんな傑物なのです。
カントリーもあるし、壮大なオーケストラを従えてみせるし、原始的な破壊力もあるし。
それでいて。雑多にならない。迷いなく一本道を行く様な王道的な統一感があると。
そう。ニール自信がこのアルバムの成功に囚われることを嫌い。兎に角。離れようと。
直後から、極端な振れ幅を示し始めたが為に。見え辛くなってはいるのですが。
結局のところ。その後のニールの歩み、旅路は。本質的に、本分としては変わっていなくて。
黄金の心を探し求め、それを有するものを収穫する、黄金の収穫としてみせる。
それに尽きるのではないかと思われるのです。何が黄金の心で、何が黄金の収穫なのか。
それは。このアルバム。そして今に至るニールの歩みから推測するしかないのですが。
自由であり、不屈であり、不倒であり。そして突き詰めれば、それは人間としての本分。
そう、喜怒哀楽、それら総てを包み込み愛であり、光であると。そんな原点が示されていて。
その原点を忘れないニールが歌い続ける限り、このアルバムの放つ光が色褪せることは無いかなと。

芳醇で。
豊潤な。
そんな。
実りを。
感じられる処。

その処は。
悠久に。
満ち溢れて。
永遠が。
この胸に刻まれる。

その事の。
深さ。
気高さ。
そいつを。
忘れさえしなければ。

どんな処にあっても。
崩れ落ちそうな処でも。
流されてしまいそうな処も。
溶けて無くなりそうな処でも。
その満ちる様を。思い出しさえすれば。

何をしていても。
何が起きても。
己が本分を。
繋ぎ止めることができるのだと。
その確信に救われる。

だから。
妥協しないでいられる。
雷同しないでいられる。
革新を恐れずにいられる。
先へと踏み出し続けていられる。

己が。
奥深く。
奥底に。
根付いている。
そんなもの。

そこに。
ある。
己が。
本分への。
確信。

芳醇で。
豊潤な。
そんな。
実りの時が。
悠久の香りを放ち。

芳醇で。
芳醇な。
そんな。
実りの処が。
悠久に満ち溢れ。

その時が。
その処は。
悠久に。
永遠に。
この胸に刻まれる。

その事の。
大きさ。
有難さ。
深さ。
気高さ。

そいつを。
忘れさえしなければ。
どんな時も。
どんな処にあっても。
救われる。

芳醇で。
豊潤な。
黄金の収穫を。
思いだいさえすれば。
恐れるものはないのだ。



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2017/08/14 Mon *何処から、何処へ / Steve Miller Band

20170814recallthebeginningajourneyf


何処から来て。
何処へ行くのか。
そいつは。
もはや。
知る由もない。

よしんば。
知ったところで。
そのことに。
何の意味が。
あると言うのか。

例え。
それが。
楽園を追われた。
その道行だとして。
今更引き返す術もない。

所詮。
無から始まった。
塵芥の如きもの。
道があるだけでも。
有難い。

向う脛にも。
この心にも。
数多の傷を受けながら。
元々、気楽なもの。
それを思えば。

何処から来て。
何処へ行くのか。
そいつは。
もはや。
どうでも構いはしない。

『Recall The Beginning…A Journey From Eden』'72年リリース。
スティーヴ・ミラー・バンドの7枚目(?)となるアルバム。
出自はブルース。その名もスティーヴ・ミラー・ブルース・バンドであって。
バディ・ガイのオープニング・アクトを務めたこともあったとか。
初期のメンバーにはボズ・スキャッグスもいて。オーソドックスなブルース・ロックを。
やがて。時代の影響を受けて。グレイトフル・デッド等とも共演をしていくうちに。
サイケデリックに接近したり、セッション色が色濃くなったりと。
よく言えば自由気ままに、悪く言えば掴みどころの無いのが個性とも見なされて。
精力的にツアーを行うも、商業的な成功とは縁がなく。メンバー・チェンジも激しくて。
このアルバムでは遂にパーマネントなドラマー不在のトリオ編成となっていたりもして。
収められているナンバーもよく言えば多彩、悪く言えば節操がないと言ったところ。
で、面白いのは。ミラーのヴォーカルを聴いていると。まるでそんなことは些細なことと。
気にも留めていないかの不思議な浮遊感があって。実に何とも自由な空気を感じるところ。
腹が座っていたのか。実際は忸怩たるものがあっても、それを表に出さなかったのか。
自由な空気は、その手によるナンバーの伸びやかでキャッチーなところにも感じられて。
どこか微妙に奇妙なではあるものの。突き抜けた何かがあって。それが魅力的。
次作にあたる、『Joker』での大ブレイクの萌芽は既にこのアルバムにあったかなと。
「Heal Your Heart」ではあのジェシ・エド・デイヴィスがギターを弾いていますが。
何でもレコーディング中にも関わらずスティーヴ・ミラー・バンドはツアーに出てしまって。
それでミラーが弾き残したのを代役としてジェシが弾いたのだとも言われていて。
拘りが無いと言うか、自由と言うか。やはり何とも浮遊する、漂泊の人なのかなと。
その道が見えていたのか、それとも意にも介していなかったのか。その捉えどころの無さに惹かれたりします。

何処から来て。
何処へ行くのか。
そいつが。
どうであれ。
変わりはしない。

どうであっても。
こうであっても。
そのことに。
意味など。
ありはしない。

例え。
それが。
楽園を追われた。
その結果だとしても。
今更戻る意思もない。

所詮。
零から始まった。
一滴の如きもの。
流れがあるだけでも。
有難い。

身にも。
この心にも。
数多の矢を受けながら。
元々、気軽なもの。
それを思えば。

何処から来て。
何処へ行くのか。
そいつが。
どうであれ。
何も変わりはしない。

傷を負う。
そんな日もあれば。
癒される。
そんな日もある。
そんな繰り返し。

表に出たと。
喜べば。
裏に出て。
臍を噛む。
そんな繰り返し。

陽の光が。
心地よい日もあれば。
月の明かりが。
懐かしい日もある。
そんな繰り返し。

勝った。
負けたと。
一喜一憂したところで。
結果は五分と五分。
そんな繰り返し。

流れる雲を追いながら。
糾える縄の如しと。
嘯いて。
昨日から今日へ。
今日から明日へ。

気楽に。
気軽に。
浮かんで。
漂って。
終わりの訪れるまでは。

何処から来て。
何処へ行くのか。
そいつに。
答えなど。
必要ない、ありはしない。そんなもの。



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2017/08/13 Sun *熱病の如く / Hot Tuna

20170813yellowfever


好きなものは。
どこまでも。
いつまでも。
好きで。
大好きで。

それこそ。
寝ても。
醒めても。
それだけが。
頭の中に。

浮かんで。
巡って。
延々と。
変わることなく。
絶えることなく。

時に。
僅かな。
変化が訪れることも。
程度の。
差が浮かび上がることも。

それでも。
夢の中でも。
現でも。
それだけを。
追い求めて。

それこそ。
熱病の如く。
とりつかれ。
魘され。
甘美の渦の中へと。

『Yellow Fever』'75年リリース。
ホット・ツナの6枚目(?)となるアルバム。
ジェファーソン・エアプレインの別動隊としてスタートしたホット・ツナ。
ギター&ヴォーカルのヨーマ・コウコネンとベースのジャック・キャサディ。
この頃には既にホット・ツナの活動に専念していたのだと思います。
ドラムスを加えたトリオ編成でパーマネントに活動し始めた後のアルバムです。
兎に角。コウコネンの何とも下世話で変態的ですらあるギター、そしてヴォーカル。
一聴すれば、すぐにそれとわかる強烈な個性が何とも堪りません。
ワン・パターンと言えばワン・パターンなのですがこれほど癖になるのもそうはないかな。
基本的にはオーソドックスなブルース、ブルース・ロックなのですが。
どうにもコウコネンの手に掛かると、どこか妙だったりもするのですよね。
ここらはやはり、サンフランシスコのドラッグ・カルチャーから出てきたところなのかな。
ワン・パターンではありますが、それなりに時代の影響は受けていて。
このアルバムに収めらえているナンバーは形式としてはブルースをはみ出ているのですが。
もう形式云々ではなくて。その魂と言うか佇まいがどうにもブルースなのです。
結構エレキが唸りを上げていてハードだったりするのですが。
その勢いだけを恃まない、その勢いに流されない。骨格であるブルースが息づいていると。
そのしつこさ、しぶとさに。下世話なまでの矜持を感じてしまったりして。
その矜持の熱さに中てられて熱病にとりつかれたかの如くのめり込んでしまうのです。
シンセを使ったナンバーもあって。それがまた下世話で如何にもなんですよねぇ。
この何とも下世話なジャケットがまたね、内容を見事に表現しています。
バナナとツナでフィーバーですからねぇ・・・何の隠喩であるかはねぇ・・・いいなぁ、ホット・ツナ。

好きなものは。
どこまででも。
いつまででも。
好きで。
大好きで。

それこそ。
寝ていても。
醒めていても。
それだけが。
胸の中に。

染みついて。
棲んで。
延々と。
変わりはしない。
絶えもしない。

時に。
僅かに。
揺さぶられることも。
濃淡が。
陰影を描き出すことも。

それでも。
夢の中にあっても。
現にあっても。
それだけを。
追い続けて。

それこそ。
熱病の如く。
とりつかれ。
魘され。
狂気の渦の中へと。

熱く。
ただ。
ひたすらに。
熱く。
その中に。

身を置いて。
心も置いて。
熱病の如く。
とりつかれ。
渦のただ中へと。

巻き込まれ。
引き込まれ。
回りながら。
落ちていく。
堕ちていく。

好きなものは。
いつまでも。
どこまでも。
好きなだけ。
大好きなだけ。

寝ても。
醒めても。
それだけが。
頭の中。
胸の中。

それだけが。
浮かんで。
巡って。
染みついて。
棲んで。

甘美の。
狂気の。
渦の中で。
追い求めて。
追い続けて。

変わらない。
矜持と共に。
熱病の如く。
とりつかれ。
魘され。

それが心地よい・・・



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2017/08/10 Thu *仲間に / Johnny Winter

20170810letmein


そこに。
意思が。
あるのなら。
そうならば。
そうであるのなら。

そこに。
矜持が。
あるのなら。
そうならば。
そうであるのなら。

そこに。
共感が。
あるのならば。
そうならば。
そうであるのなら。

そこには。
そこでは。
何か。
いいことが。
ある、起きるかもしれない。

そこには。
そこでは。
どこか。
面白い奴等が。
いるかも、集まるかもしれない。

そうならば。
そうであるのなら。
仲間に。
入りたい。
入れてもらいたい、かもしれない。

『Let Me In』'91年リリース。
ジョニー・ウィンターのポイントブランク移籍第一弾アルバム。
メジャーであるMCAと契約していたジョニーでしたが。
エリック・クラプトンの二番煎じの様なことを要求されて。決別して。
言わばインディーであるポイントブランクと契約して。
これでもかとばかりに。ジョニーによるジョニーらしいジョニーの為のアルバムをと。
ドクター・ジョンやビリー・ブランチをゲストに迎えて。
ブルース・クラッシックも、そしてオリジナルも。遠慮会釈なしに弾きまくっています。
売れるとか、売れないとか。誰それの路線だとか、誰それに倣うとか。
そんな下らない事から解き放されて。自由奔放、縦横無尽に弾きまくるジョニー。
やっぱり。ジョニーはこうでないといけないのです。弾き過ぎる、熱過ぎる。
そうだとしても。それがジョニー、それがジョニーのブルースなのです。
そこに意思があれば、そこに矜持があれば。そこに共感が呼び起こされるのです。
ジョニーのアルバムに針を落とす時、聴きたいのはジョニーでしかないのですから。
ポイントブランクなる会社はそこのところがよくわかっていたのだろうなと。
恐らくは余計な口出しはしないで。ジョニーのやりたいままに任せたのだろうなと。
だからこそ、ジョニーも楽しそうで、面白そうで。もう乗りに乗っていて。
どこまでいくのだよって程に。弾きまくり、飛ばしまくっているのです。
そして心地よくなって。余裕綽々のスロー・ブルースも聴かせてくれると。こうでなきゃ。
テンション高く、故に渋くはなく。でもくどいけど。それがジョニー、ジョニーのブルース。
その意気、その粋。そいつに共鳴して。ジョニーについていきたい、仲間になりたい。
そんな思いに駆られる。そんな紛れもないジョニーによるジョニーのアルバムなのです。

それが。
意気で。
あるのなら。
そうならば。
そうであるのなら。

それが。
粋で。
あるのなら。
そうならば。
そうであるのなら。

そこに。
共鳴が。
あるのならば。
そうならば。
そうであるのなら。

そこには。
そこでは。
何か。
嬉しいことが。
ある、起きるかもしれない。

そこには。
そこでは。
どこか。
楽しい奴等が。
いるかも、集まるかもしれない。

そうならば。
そうであるのなら。
仲間に。
入れたい。
入れてしまいたい、かもしれない。

意思が。
あるか。
感じられるか。
そいつが。
問題で。

矜持が。
あるか。
感じられるか。
そいつも。
問題で。

あれば。
感じられれば。
そこに。
共感が。
生まれる。

意気で。
あるか。
感じられるか。
そいつが。
問題で。

粋で。
あるか。
感じられるか。
そいつも。
問題で。

あれば。
感じられれば。
そこに。
共鳴が。
生まれる。

いいことが。
嬉しいことが。
ある。
起きる。
それならば。

面白い。
楽しい。
奴等がいる。
集まる。
それならば。

仲間に。
入りたい。
入れたい。
なりたい。
そんなところ、かもしれない(笑)。



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2017/08/09 Wed *見てみよう、見ていよう / The Rascals

20170809seeukorg


翼があれば。
羽ばたければ。
この空を.
この空気を。
その中を飛んで。

あの海へ。
あの海原へと。
その時。
何が見えるのだろう。
何を感じるのだろう。

目を閉じて。
思い浮かべて。
空想の翼を。
そいつを羽ばたかせて。
飛び立とう。

この身は。
ここに残して。
そのままで。
この心を。
飛翔させて。

空の彼方へ。
広がる海原へ。
雲と波の。
空と海の。
その狭間で。

何を。
見るのだろう。
何が。
見えるのだろう。
見ていよう。

『See』'69年リリース。
ラスカルズとしては3枚目のオリジナル・アルバム。
ヤング・ラスカルズ時代から通算では6枚目となるのかな。
ブルー・アイド・ソウルを代表するバンドだったヤング・ラスカルズ。
徐々にその音楽性に変化が表れて。バンド名からヤングがとれて。
ソウルフルではあるものの、よりハードに、そしてサイケデリックに。
同じところに止まることは好まずに、新たな世界へと飛び続けたと。
そこにはフラワー・ムーブメントや、ビートルズら英国勢の影響もあったかなと。
特にリーダーであったフェリックス・キャヴァリエは進取の気質に飛んでいた様で。
積極的に新たな時代に反応し、それを単に真似るのではなく自らのものにしようと。
消化しながら、元来のソウルフルな持ち味との融合を図っていたのかなと。
この頃にはヒンズー教に傾倒していたりもしたらしく。シタールを導入したナンバーも。
それがかなりラーガ・ロックな雰囲気を醸し出していて。世界の広がりを感じさせます。
面白い取り組みだなと思うのですが。結果的に他のメンバーとの溝を生んだとも。
決して抹香臭くは無くて。十分にキャッチーでもありロックとして、ポップスとして。
十分に成り立っているのですけどね。まぁ、変化は好まれないことが多いからなぁ・・・
それはそれとして。キャヴァリエの歌声の素晴らしいこと。何とソウルフルなことか。
どんなサウンドでも、どんなメロディでも。キャヴァリエが歌うことで。
総て一級のブルー・アイド・ソウルとして成立してしまうのですね。稀有な歌声であると。
それが変化の足枷になっていると感じられもするのは皮肉なものですが。
ジャケットに用いられている印象的なルネ・マグリットの絵画。何故マグリットだったのか。
ラスカルズ、キャヴァリエが見ていた、に見えていた、世界。それを観たいなと思わされるのです。

翼があれば。
羽ばたければ。
この空を.
この空気を。
その中を飛んで。

あの海へ。
あの海原へと。
その時。
何が見えるのだろう。
何を感じるのだろう。

目を閉じて。
思い浮かべて。
空想の翼を。
そいつを羽ばたかせて。
飛び立とう。

この身は。
ここに残して。
そのままで。
この心を。
飛翔させて。

空の彼方へ。
広がる海原へ。
雲と波の。
空と海の。
その狭間で。

何を。
見るのだろう。
何が。
見えるのだろう。
見ていよう。

見てみよう。
見ていよう。
心は閉ざさず。
心に翼を。
そいつを羽ばたかせて。

覆いかぶさる。
この空。
この空気。
そんなものに。
負けることなく。

目を閉じて。
思い浮かべて。
この空の中へ。
この空気の中へ。
飛び立とう。

空の彼方へ。
広がる海原へ。
そこまで。
どこまで。
飛翔しよう。

空と海。雲と波。
その狭間に。
何があるのか。
その狭間で。
何が起きるのか。

そこで。
その時。
何を感じるのか。
何を思うのか。
何が変わるのか。

見てみよう。
見ていよう。
心を縛らず。
心の翼を。
そいつを羽ばたかせて。



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2017/08/08 Tue *耽ってしまおう / The Lovin' Spoonful

20170808daydream


耽ってしまおう。
なにもかも。
忘れて。
なにもかも。
投げ出して。

夢の中へ。
夢の中へと。
その中に。
もぐりこんで。
隠れて。

あれとか。
これとか。
色々な。
物事は。
どうでもいいこととして。

だって。
こんな気候で。
こんな季節で。
他にどうしようが。
あると言うのだろう。

こんな好機を。
逃す手はない。
見送るなんて。
そんな勿体ないことなど。
できはしない。

白日夢。
なんと心地よい。
なんと罪深い。
なんと甘美な。
耽ってしまおう。

『Daydream』'66年リリース。
ラヴィン・スプーンフルの2ndアルバム。
かの名曲「Do You Believe in Magic」が大ヒットして。
一躍人気者となったラヴィン・スプーンフル。同曲を擁した1stアルバムも大ヒット。
その勢いのままに制作されたのがこのアルバムと、タイトル・ナンバー「Daydream」で。
これらもまたもや大ヒット。その地位を揺るぎないものとしたのでした。
カヴァーも多かった1stアルバムと比べてオリジナルの割合が高くなったアルバムで。
その独特の、何とも言えないふわふわと浮かんで揺れる様な個性が明確になっています。
元々はとあるフォーク・グループが分裂して結成されたラヴィン・スプーンフルですが。
(因みに。分裂した片割れが、あのママス&パパスになったのだとか)
中心メンバーのジョン・セバスチャンとザル・ヤノフスキーの嗜好とセンスの表れなのか。
単なるフォークでもなく、単なるロックでもなく、そしてフォーク・ロックでもなく。
様々な音楽のエッセンスを実に巧みに取り入れた独特のサウンドが心地よくて。
これはもう、ラヴィン・スプーンフル・ミュージックとしか言いようが無いかなと。
結構、泥臭くなりそうなナンバーもあるのですが。それすらも都会的でもあって。
その絶妙な塩梅に、ジョンとザルの豊かな才能の煌めきを感じることができるのです。
軽妙で、洒脱で。そして皮肉が効いていると言うか、毒を含んでいるところ。
そう、単なる心地よい音楽、単なる懐かしい音楽に陥らないところも流石と思わされて。
「Daydream」に顕著なまさに白日夢みたいな不思議な浮遊感と。
実は結構、際どい感じもある歌詞など。何とも妖しい魅力に満ちていたりするのですよね。
そいつに囚われて。そいつの虜になって。耽ってしまうのは危険だなとも思うのですが。
その危うさにこそ、惹かれるので。ここは何もかも忘れて、聴き惚れて、耽るのが正解かなとね。

耽ってしまおう。
なにもかも。
忘れて。
なにもかも。
放り出して。

夢の中へ。
夢の中へと。
その中に。
潜んで。
棲んで。

あれとか。
これとか。
様々な。
事象は。
どうでもいいことにして。

だって。
こんな気候で。
こんな季節で。
他にどうしろと。
言えるのだろう。

こんな好機を。
逸するなど。
見逃すなど。
そんな贅沢なことなど。
許されない。

白日夢。
どこまで心地よい。
どこまで罪深い。
どこまで甘美な。
耽ってしまおう。

この気候。
この季節。
こんな好機。
願ってもない。
おあつらえ。

あれとか。
これとか。
何もかも。
忘れて。
消して。

色々な。
物事も。
様々な。
事象も。
総てまとめて。

その。
理由も。
事情も。
投げ出して。
放り出して。

ただ只管に。
この好機を。
それだけは。
逃すことなく。
逸することなく。

夢の中へ。
夢の中へと。
その中に。
逃げ込んで。
閉じこもって。

白日夢。
なんと心地よい。
なんと罪深い。
なんと甘美な。
耽ってしまおう。

白日夢。
どこまで心地よい。
どこまで罪深い。
どこまで甘美な。
耽ってしまおう。



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2017/06/29 Thu *玩具箱 / Aerosmith

20170629toysintheatticusorg


ただの。
玩具。
我楽多。
そんなものに。
囲まれて。

雑然と。
混沌と。
うず高く。
積み上げられた。
山の中。

あっちにも。
こっちにも。
散乱して。
足の踏み場も。
ありはしない。

他の。
誰かには。
価値の無い。
二束三文の。
世界の中心。

そこでのみ。
浮かぶものがある。
そこでのみ。
生まれるものもある。
そういうことらしい。

いつも。
いまも。
いつまでも。
玩具箱を。
抱いて生きている。

『Toys In The Attic』'75年リリース。
『闇夜のヘヴィ・ロック』なる邦題でも知られるエアロスミスのアルバム。
原題とは無縁に思われる邦題ですが。内容を考えると言いえて妙かなとも思われます。
デビュー以来、ヒットとは無縁だったエアロスミスですが。地道なツアーを続けて。
その成果を名匠ジャック・ダグラスが見事に捉えてみせたこのアルバムで遂に飛翔します。
ラフで、タフで、ルーズで。そしてデンジャラスでエロティックなエアロスミス。
雑然として。そして混乱もそのままに。一気に駆け抜けていくかの如き危うさも魅力的です。
そうだなぁ、この起ちっ放し、いきっ放しの絶倫なところがエアロスミスなのですよね。
制限速度も無視、警告音は鳴りっ放し。メーターは常にレッド・ゾーンみたいなね。
そこが凡百の下らない産業ロックとの決定的な違いかな。更に言ってしまえば・・・
復活、再結成後のエアロスミスが物足りないのも、そこがね。どうも違うのだなと。
兎に角。フルスロットルで、アクセル踏みっ放しで、いきまくりのアルバムなのです。
曲調は意外と幅広くて。ブルージーなナンバーや、スロー・バラードもあるのですが。
それでも。全編を通して。それこそ息苦しいまでの疾走感に溢れているところが堪らないと。
極論してしまうと。自分がエアロスミスに求めるものは総てこのアルバムにあるかなと。
それこそ玩具箱をひっくり返したかの様な、取り散らかした様な楽しさにも溢れていて。
スティーヴン・タイラーや、ジョー・ペリー、メンバーがガキの頃から大好きだった。
ロックンロール、ブルース、R&B、それらへの愛着、愛情をぶちまけている様でもあって。
その躁状態ともとれる陽気な様がまた、危うさ、妖しさを増してもいるのかな。
たかがロックンロール、されどロックンロール。そんな玩具に、我楽多に総てを賭けている。
そんなガキの頃のままの心意気が、ストレートに反映されているのが堪らないのだろうな。
「Toys In The Attic」「Walk This Way」「Big Ten Inch Record」「Sweet Emotion」と。
綺羅星の如く輝くナンバーがいっぱいで。本当に、このエアロスミスは最高なのです。

所謂。
玩具。
我楽多。
そんなものに。
埋もれて。

雑多に。
混然と。
うず高く。
積み上げられた。
山の麓。

あっちでも。
こっちでも。
崩壊して。
生活導線も。
定かではない。

他の。
誰にも。
認められない。
塵芥の。
世界の中心。

そこでのみ。
感じられるものがある。
そこでのみ。
生み出されるものもある。
そういうことらしい。

いつも。
いまも。
いつまでも。
玩具箱を。
引き摺って生きている。

あの頃。
あの時。
玩具が。
我楽多が。
世界の総てだった。

その頃。
その時。
玩具が。
我楽多が。
救ってくれた、開いてくれた。

それから。
いつも。
玩具と。
我楽多と。
遊びながら。

玩具箱を。
引き摺って。
引っ繰り返して。
何かを探して。
何かを見つけて。

玩具の中で。
我楽多の中で。
何かを感じて。
何かが浮かんで。
何かが生まれて、生み出して。

いつも。
いまも。
いつまでも。
そこが。
世界の中心。

たかが。
玩具箱。
されど。
玩具箱。
捨てるなんてあり得ないのさ。



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2017/06/28 Wed *燃えている / Kiss

20170628rockandrolloverusorg


心は。
胸の内は。
燃えている。
燃え滾っている。
ただ、抑えているだけ。

単純に。
素直に。
好きなものは。
好きなのだと。
それだけで。

それだけで。
もう。
焦がれて。
この身を焼き尽くすほど。
燃えている。

色々と。
考えて。
混乱して。
躊躇いもして。
でも結局のところは。

単純に。
素直に。
心の声に従うと。
好きなものは。
好きだと。

こいつは。
どんな名医にも。
治せるものでもないと。
抑えながらも。
燃えている。

『Rock And Rock Over』'76年リリース。
『地獄のロックファイアー』なる邦題で知られるキッスのアルバム。
これがキッスにとっては5枚目のオリジナル・アルバムで。
前作である『Destroyer』、そう『地獄の軍団』でスケール・アップしたものの。
その緻密に創り込まれ、構成された世界、ボブ・エズリンの手法は窮屈だったらしく。
『Alive !』、あの『地獄の狂獣』を手掛けたエディ・クレイマーをプロデューサーに迎えて。
スタジオではなく、劇場を借り切ってライヴ形式で録音したのだとか。
またゲストは一切加えずにメンバー4人だけでのシンプルなサウンドに拘ったとも。
(まぁ、キッスですからね。影武者が参加しているナンバーもありそうですが・・・)
ポール・スタンレーが、やりたいのはストレートなロックンロール…ただそれだけだと。
このアルバムのリリース時に語っていたそうですが。まさにそのままの内容で。
言わば、初期の3枚のアルバムで聴かれたキッスの原点に戻ったのだと。
それも大ブレイクした後だけに。サウンドは切れ味鋭くも、厚みを増していると。
そのサウンドで、ストレートなロックンロールをこれでもかとぶつけてきているので。
それはもう。聴いている側としても、燃えないわけがない。ただただ燃えるだけなのです。
やっている側も楽しいだろうなと。ヘヴィ・メタルなビートルズの真骨頂です。
このアルバムを引っ提げて初来日。日本中のロック好きなガキどもの度胆を抜く訳ですが。
全国でどれだけのガキが箒や、テニス・ラケットを手にロックンロールしたことかと(笑)。
ピーター・クリスが歌う「Hard Luck Woman」なんて名曲もありますが。
このナンバー、元々はポールがロッド・スチュワートに歌ってほしくて書いたのだとか。
それにしてもA面の頭が「I Want You」でB面の最後が「Makin' Love」ですからね。
「Calling Dr. Love」やら、何やら。徹頭徹尾、愛の、アレのナンバーばかりで。
それをガキどもに大合唱させてしまう。やっぱりキッスは熱く燃える、恐るべき地獄の使者なのですね。

心は。
胸の底は。
燃えている。
燃え滾っている。
ただ、控えているだけ。

単純に。
素直に。
欲しいものは。
欲しいのだと。
それだけで。

それだけで。
もう。
火照って。
この身が燃え尽きるほど。
燃えている。

色々と。
思って。
困惑して。
制御しようともして。
でも結局のところは。

単純に。
素直に。
心の声に従うと。
欲しいものは。
欲しいのだと。

こいつは。
どんな名医でも。
匙を投げるだろうと。
控えながらも。
燃えている。

そう。
初めて。
点火した。
あの時から。
あの日から。

そう。
初めて。
種火が灯った。
あの時から。
あの日から。

心は。
胸の内は。
心は。
胸の底は。
燃えている。

抑えても。
控えても。
結局のところは。
燃え滾っている。
燃えている。

混乱して。
躊躇いもして。
困惑して。
制御しようともして。
燃えている。

単純に。
素直に。
心の声に従うと。
好きなものは。
好きだと。

単純に。
素直に。
心の声に従うと。
欲しいものは。
欲しいのだと。

燃えている・・・燃えているのだよなぁ・・・



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