カテゴリー「001 British Rock」の記事

2017/09/14 Thu *夢で飛べたら / Peter & Gordon

20170914inlondonfortea


夢で。
もし飛べたら。
そう。
それが叶うのなら。
それならば。

あの街に。
あの日に。
あの時に。
すぐさま飛んで。
そうして。

一杯の。
紅茶でも飲みながら。
心を静めて。
心を緩めて。
一息ついて。

そうすれば。
少しばかり。
慌てて。
ぐらついた。
足下も落ち着いて。

いつもの。
自分に。
戻れるかなと。
だから。
そう、叶うのなら。

その。
一杯の紅茶の。
その為に。
夢で。
もし飛べたらと。

『In London For Tea』'67年リリース。
ピーター&ゴードンの米国での10枚目のアルバム。
年に2枚~3枚のペースでリリースしていたことになるのですよね。
如何にピーター&ゴードンが米国で愛されていたかがわかります。
尤も。この時期には流石にその人気にも陰りが見え始めていて。
このアルバムに収録されている「Sunday For Tea」が最後のヒット曲だったとか。
恐らくはピーターとゴードンの志向性の違いも明らかになりつつあった時期で。
アルバムとしても、米国ではこの後に一枚を残して解散したのかな。
後にピーターはプロデュース業で成功。ゴードンはスワンプなアルバムをリリースします。
そう言う意味では。ピーター&ゴードンの最後の輝きが感じられるアルバムかなとも。
オリジナルもカヴァーも。見事に一つに融合した、そのポップなところ。
穏やかな日の、午後の木漏れ陽が、器にあたって揺れる光の様な輝き、そんな魅力。
ブリティッシュ・ビート勢の中でも一際ポップだったピーター&ゴードンならではかも。
やや大袈裟に、アダルトに過ぎるかもと感じられる瞬間もあるのですが。
そこらは逆に米国出身で。英国で大人気を博したウォーカー・ブラザースを意識したのかも。
ウォーカー・ブラザースにはピーター&ゴードンを意識していた節もあって。
ここらの相互交流と言うか、影響の及ぼし方はなかなかに興味深いものがあります。
それでも。やはりピーター&ゴードンから感じらえるのは英国の香り、匂いなのですよね。
その香りの豊かさ、匂いの強さ故に。米国人の憧憬を呼び起こし、惹きつけたのだろうと。
そこが、またね、小憎らしいと言うか。魅力的なのですよね。
同じ紅茶でも。英国で飲むのと、日本で飲むのとでは大違い・・・そう感じさせられる。
それだけのものを感じさせられると。夢の中ででもいいから、味わいたくなる。それが堪らないのかな。

夢で。
もし飛べたら。
そう。
それが出来るのなら。
それならば。

あの街に。
あの日に。
あの時に。
今すぐ飛んで。
そうして。

一杯の。
紅茶でも飲みながら。
心を平らに。
心を安らかに。
一息ついて。

そうすれば。
少しばかり。
追われて。
揺れた。
足どりも元に戻って。

いつもの。
自分に。
立ち返れるかなと。
だから。
そう、出来るのなら。

その。
一杯の紅茶を。
それを求めて。
夢で。
もし飛べたらと。

何処に。
あっても。
何時で。
あっても。
目を閉じれば。

一瞬のうちに。
あの街に。
あの日に。
あの時に。
飛んで。

街角の。
木漏れ陽の下で。
ポットに揺れる。
光を追いながら。
カップに口をつける。

それだけで。
心が静まる。
心が緩まる。
それだけで。
戻れる。

それだけで。
心が落ち着く。
心が安らぐ。
それだけで。
立ち返れる。

それが叶うのなら。
それならば。
それが出来るのなら。
それならば。
迷わずに。

夢で。
もし飛べたら。
そう。
思わずにはいられない。
願わずにはいられない。



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2017/09/12 Tue *生かすも殺すも / The Kinks

20170912kovers


生かすも。
殺すも。
そいつは。
誰でもない。
自分次第だと。

そいつに。
そのことに。
気づいているのか。
それでも。
笑っていられるのか。

目の前に。
並べられた。
多彩な。
カードを。
選択肢を。

どう選んで。
どう使うのか。
それは。
豊かでもあり。
悩ましくもある。

豊かさに。
溺れることなく。
悩ましさに。
搦めとられることなく。
生かせるか。

それ次第で。
これからが。
大きく変わる。
大きな差がつく。
その覚悟は胸にあるのか。

『Kovers』'85年リリース。
デビュー当初のキンクスのアルバムやEP盤。
そこに収められていた様々なカヴァーだけを集めた編集アルバム。
『Covers』とすべきところを『Kovers』としているセンスが心憎いところ。
当時日本でキンクスの権利を持っていたSMSによる日本独自編集アルバム・・・
そう思っていたのですが。前年に英国で同名、同内容のアルバムがリリースされていて。
そのジャケットだけを日本独自に変えたもの、と言うのが真相かもしれません。
さて。キンクスと言うと。レイ・デイヴィスによる癖のあるナンバーの数々。
あるいはレイに反抗するかの如きデイヴ・デイヴィスによる尖がったナンバー。
どのみち。オリジナル・ナンバーが想起されて。あまりカヴァーの印象は無いかなと。
実際に同時期のブリティッシュ・ビート勢の中でもいち早くオリジナルへの固執を見せて。
「You Really Got Me」のヒットもあって。オリジナル路線をひた走るのですが。
当然、デビュー前のバック・グラウンドにはブルースやR&Bもあった筈で。
また特に1stアルバムの頃はレコード会社からそう言ったカヴァーも要求されていたと。
なので。カヴァーもお手の物と思われて。実際に、何とも決まっているものもあるのですが。
中には明らかにやる気のなさが如実に表れてしまっているものもあるのがキンクスかなと。
デビュー曲でもある「Long Tall Sally」の熱の無さ。無理矢理録音させられたとかで。
数ある同局のヴァージョンの中でもここまで体温の低いものも無いかなと。
一方でスリーピー・ジョン・エスティスの「Milk Cow Blues」とか。
スリム・ハーポの「Got Love If You Want It」なんかは何とも熱く、そして尖がっていて。
この落差の激しさ。好き嫌いのハッキリしているところ。その妥協しないところ。
カヴァーであっても、自分達の生きる道、活かし方を心得ていた。その証かなと思われます。
チャック・ベリーや、ボ・ディドリーのナンバーが、良くも悪くも無いと言うのもね。
ところで。このジャケット。日本の、あの著名なギタリストだと思うのですけどねぇ・・・

活かすも。
腐らせるも。
そいつは。
誰でもない。
自分次第だと。

そいつに。
そのことに。
感づいているのか。
それでも。
動かないでいられるのか。

掌に。
乗せられた。
多彩な。
キーを。
選択肢を。

どれを選んで。
どれを捨てるのか。
それは。
贅沢でもあり。
過剰でもある。

贅沢に。
奢ることなく。
過剰に。
埋没することなく。
活かせるか。

それ次第で。
この先の景色が。
見えてくる。
見えるものが変わってくる。
その覚悟は腹にできているのか。

選べる。
それは。
同時に。
選ばなければならない。
そう言うこと。

選べる立場に選ばれた。
それは。
同時に。
選ばれる側に立たされた。
そう言うこと。

選んだものを。
生かすも。
殺すも。
他の誰でもない。
自分次第。

選び方で。
活きるも。
腐るも。
他の誰でもない。
自分次第。

選んだもの。選び方。
そいつで。
生きるも。
死ぬのも。
自分次第。

生殺与奪。
それを手にしている。
同時に。
それを握られてもいる。
その覚悟はあるか、できているか。

生かすも。
殺すも。
その総ては。
自分次第なのだと。
だから面白いのだと。



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2017/09/11 Mon *直撃 / The Who

20170911thebestofthewho


心に。
直撃。
一撃。
真っ直ぐに。
そのままに。

なんてことはない。
やりとりの。
その。
一言が。フレーズが。
飛び込んでくる。

特別でも。
何でもないであろう。
その。
一言が。フレーズが。
突き刺さる。

ただの。
普通の。
その。
一言も。フレーズも。
特別なものになる。

その。
欠片が。断片が。
特別な輝きを放ち。
特別な意味を持ち。
飛び込んでくる。

真っ直ぐで。
そのままで。
心に。
直撃。
一撃。

『The Best Of The Who』'68年リリース。
ザ・フーの英国で初めての編集アルバム『Direct Hits』と同内容のオランダ盤。
収録されているナンバーを表現しようとして狙いすぎで外してしまった。
そんな英国盤のジャケットを変更したくなる気持ちもわからなくはないのですが。
あれはあれで味があったかなと。アルバム・タイトルは変えなくてもよかったよな。
まぁ、色使いも目に鮮やかな、このコーティング・ジャケットもオランダ盤らしいかな。
さて。ご存知の様に。当時はデビュー当時の契約関係の揉め事が尾を引いていて。
ブランズウィック時代の音源は収録できずに。リアクションそしてトラックと。
デビュー当時のマネージメントから離れて設立したレーベルからリリースした音源。
シングル盤とEP盤から全12曲が選ばれて収録されています。
前述の経緯からして。完璧なものとは言えないのですが、そこはザ・フーですからね。
兎に角、駄曲や捨て曲の類がありませんので。現代通りにダイレクトに響いてくるその魅力。
「I’m A Boy」「Pictures Of Lily」「I Can See For Miles」「Substitute」「Happy Jack」と。
そのヒット曲の、カッコいいこと、弾けていること、煌めいていることと言ったら。
改めてザ・フーの、ピート・タウンゼントのヒット・メイカー振りには痺れてしまいます。
そう。『Tommy』『Quadrophenia』と言ったコンセプト・アルバムの完成度の高さ。
それを実現してみせる貫禄と凄味と同等に、キャッチーに疾走するヒット曲を連発した。
その直接的な身の軽さもザ・フーの魅力で。それが後のパンクの連中にも愛された所以かな。
ストーンズを支援する為に急遽録音してリリースした「The Last Time」も収録されていて。
その完成度の低さにはガクッとなりながら、だからこその心意気を感じたりもします。
更にはA面の一曲目にキース・ムーンが歌う「Bucket "T"」が収録されていたりもして。
敢えて。そんなナンバーを収録しているところにユーモアと懐の深さも感じられるかな。
そして。その演奏力の高さ。その迫力。やはりただものでは無いなと。直撃され、震えてしまうのです。

心に。
直撃。
一撃。
ど真ん中に。
勢いのままに。

なんてことはない。
やりとりの。
その。
響きが。メロディが。
飛び込んでくる。

特別でも。
何でもないであろう。
その。
響きが。メロディが。
突き刺さる。

ただの。
普通の。
その。
響きも。メロディも。
特別なものになる。

その。
破片が。断編が。
特別な輝きを放ち。
特別な意味を持ち。
飛び込んでくる。

ど真ん中で。
勢いのままで。
心に。
直撃。
一撃。

一字。
一字が。
その。
姿が。
飛び込んでくる。

一説。
一説が。
その。
様が。
飛び込んでくる。

一編。
一編が。
その。
佇まいが。
飛び込んでくる。

なんてことはない。
特別でも。
何でもない。
普通の。
やりとりが特別になる。

その。
欠片が。断片が。
破片が。断編が。
特別な輝きを放つ。
特別な意味を持つ。

その。
一言が。フレーズが。
響きが。メロディが。
特別なものになり。
飛び込んでくる。

心に。
直撃。
一撃。
真っ直ぐに。
そのままに。

撃たれたまま、夢みていたい。



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2017/09/10 Sun*浮上の時 / The Beatles

20170910yellowsubmarine


浮上の時。
たぶん。
そう言うことなのだろう。
そろそろ。
顔を出せ、息を吸えと。

深く。
果て無く。
潜っていくのは。
潜り続けるのは。
それは。

深さ故に。
暗さ故に。
恐ろしくもあり。
同時に。
心地よくもある。

暗い。
海の底。
光も届かず。
音も届かず。
ただ深みへと。

静かに。
そのままに。
任せていれば。
楽になれる。
その筈なのに。

一筋の光が。
一本の糸が。
引き留める。
呼び戻す。
そいつは虫が良すぎると。

『Yellow Submarine』'69年リリース。
ビートルズの英国での10枚目のオリジナル・アルバム。
そして同名のアニメーション映画のサウンドトラック・アルバム。
ご存知の様に。ビートルズによるナンバーはA面の6曲のみで。
B面にはジョージ・マーティン・オーケストラの演奏が収められていて。
厳密にはビートルズのオリジナル・アルバムとは言い難いと思うのですが。
しかも。企画を推進していたブラウン・エプスタインが亡くなったこともあって。
ビートルズのメンバーは乗り気ではなく。新たに創作に取り組むことなく。
既にリリース済みのナンバーと、録音されていたもののお蔵入りになったナンバー。
それらを提供することでお茶を濁してしまったのでした・・・
尤も。ラッシュ段階の作品を観たメンバーは感銘を受けて。積極的に協力するのですが。
どうにも。ビートルズのアルバムとしては中途半端な状態でリリースしてしまったと。
何でもジョージ・ハリスンは、ビートルズの中でも最悪のアルバムと語っていたとか。
ジョージらしい個性を発揮したナンバーが2曲収録されているのですが。
何故、このアルバムだったのだとの思い、ジョンとポールへの複雑な思いがあったかなと。
それでも光り輝くものがあるのは。流石はビートルズと言うか、ジョン・レノンと言うか。
「Hey Bulldog」の攻撃的な躍動感と、「All You Need Is Love」の圧倒的な幸福感。
この2曲には、やはりいつでも、どんな時でも心を掴まれ、浮き上がれさせられるのです。
「Hey Bulldog」は映画ではカットされ、「All You Need Is Love」は既出なのですけどね。
それでも尚、この2曲の存在故に。このアルバムには価値があるなと感じてしまうのです。
そうすると「Yellow Submarine」までが悪くは無いかなとか思われて。
現に、映画の高い評価が無ければ、『Get Back』や『Abbey Road』へとは至らなかった。
そう考えると。最後の足掻きとは言え、浮上のきっかけにはなったのかなと思うのです。

浮上の時。
たぶん。
そう言うことなのだろう。
そろそろ。
浮いてこい、顔を出せと。

深く。
どこまでも。
潜っていくのは。
潜り続けるのは。
それは。

深さ故に。
暗さ故に。
おぞましくもあり。
同時に。
安らかでもある。

深い。
海の底。
光も見えず。
音も聞こえず。
ただ闇の中へと。

諦めて。
そのままに。
沈んでいけば。
終わりにできる。
その筈なのに。

一筋の音が。
一本の鎖が。
引き留める。
呼び戻す。
そいつは調子が良すぎると。

他には。
無いと。
無いのだと。
そう。
思っていた。

これ以上は。
無いと。
無いのだと。
そう。
信じていた。

無いと。
思いたかった。
思いたがっていた。
信じたかった。
信じたがっていた。

だから。
そのままに。
このままで。
深く。
暗く。

だから。
そのままで。
このままに。
静かに。
諦めて。

でも。
一筋の。
一本の。
その先に。
微かだとしても。

躍動するものを。
幸福と思えるものを。
見てしまった。
感じてしまった。
それは。

たぶん。
そう言うことなのだろう。
そろそろ。
顔を出せ、息を吸えと。
浮いてこい、顔を出せと。

虫の良い話は。
調子の良い話は。
止めにして。
浮上の時。
重しを捨てて、さぁ、いま。



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2017/09/09 Sat *この道を / The Rolling Stones

20170909rockinrollingstonesukorg


この道を。
行けば。
どうなるか。
そんなことは。
わからない。

この道を。
行った先が。
どこかなんて。
そんなことも。
わからない。

ただ。
わからないことを。
そのことを。
恐れて。
踏み出さずにいても。

何も。
始まらない。
転がらない。
それだけは。
わかるのだ。

ならば。
迷わずに。
路面を蹴って。
路上へと。
この道へと。

この道を。
行くこと。
そいつは。
たぶん。
楽しめる気がするのだな。

『Rock 'N' Rolling Stones』'72年リリース。
B級なジャケットが妙にカッコいいローリング・ストーンズの編集アルバム。
ストーンズに去られたデッカは意趣返しとばかりに編集アルバムを乱発しましたが。
このアルバムもその一枚で。何枚目にあたるのだったか。商魂逞しいなと。
アルバム・タイトルと選曲から推測するに。ロックンロールなストーンズの。
その名演に焦点をあてて編集してみました。そんなところなのかな。
特に珍しいナンバーやテイクがあるわけではなく。それほど価値があるとは思えませんが。
この手の、狙いが当たっているのか、外れているのか。わからない選曲と曲順。
それで聴くストーンズと言うのも、意外と悪くないと言うか、実は好きだったりするのです。
このアルバムだと全12曲。「Route 66」から始まって「Carol」で終わると。
その総てがアップ・テンポなナンバーで、確かにロックンロールなストーンズだよなと。
しかもカヴァーが10曲で、チャック・ベリーの直接的なカヴァーが5曲。
チャックのヴァージョンを元にしたと思しき間接的なカヴァーが2曲。合計すると7曲。
殆ど、ストーンズによるチャック・ナンバーの名演集って趣に仕上がっていたりして。
(後に、日本のロンドン・レコードがそのままの企画の編集アルバムをリリースしましたが)
ストーンズで、チャックで、ロックンロールですから。悪いわけがないのですよね。
「Little Queenie」と「Carol」が『Get Yer Ya-Ya's Out !』からなのは姑息な感じですが。
「Route 66」と「Down The Road Apiece」を前述の関節的カヴァーの意図で選んだのなら。
このアルバムの選曲担当者はなかなかやるなと言うか、なかなかの曲者と言うか。
わかっているじゃないのと。肩の一つでも叩いてあげたくはなるかも知れないのですよね。
「19th Nervous Breakdown」なんてヒット曲をこっそりと入れていなければ。
尚のこと良かったのですけどね。売上を考えたのか。でも、あまり効果は無いような気も。
それにしても。英国での1stアルバムと同じで「Route 66」はA面一曲目が似合うな。
ストーンズの迷いなきロックンロール街道、その道行きの始まりにこれほど相応しいナンバーもないかな。

この道を。
行けば。
どうなるか。
考えたところで。
わからない。

この道を。
行った先が。
どこかなんて。
悩んだところで。
わからない。

ただ。
わからないことで。
そのことで。
躊躇って。
踏み出さずに終わったら。

何も。
始められなかったと。
変えられなかったと。
後悔することだけは。
わかるのだ。

ならば。
迷わずに。
路面を蹴って。
路上を駆けだして。
この道へと。

この道を。
行けば。
きっと。
何か。
面白くなる気がするのだな。

馬鹿な頭で。
考えたところで。
悩んだところで。
何かが。
わかるわけもない。

馬鹿な考え。
休みに何とかで。
いつまで経っても。
何かが。
わかるわけもない。

だから。
始めてしまおう。
転がってしまおう。
そうすれば。
なるようになる。

恐れも。
躊躇いも。
後悔よりは。
怖くもない。
重くもない。

始めれば。
転がれば。
そこに道ができる。
それが道となる。
なるようになる。

楽しめそう。
面白そう。
路面を蹴るには。
路上を駆けだすには。
それで十分だ。

必要以上に。
危ぶむなかれ。
この道を。
いけば。
わかるさ。馬鹿野郎ってな(笑)。



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2017/08/25 Fri *空気の中へ / Chicken Shack

20170825chickenshackonair


空へ。
闇へ。
空気の中へ。
流れていく。
溶けだしていく。

その。
静かで。
激しい。
熱気が。
身も心も酔わせる。

茹だる様な。
暑気の中。
清廉な熱気が。
吹き抜けて。
身も心も生き返る。

人の。
呼吸が。
吐息が。
込められた思いが。
何かを思い起こさせる。

この夜も。
また。
そんな思い起こされた。
何ものかに。
救われている。

空に。
闇に。
空気の中に。
そんなものが。
流れている、溶けだしている。

『On Air』'91年リリース。
チキン・シャックのBBC音源による編集アルバム。
スタン・ウェッブ率いるブルース・ロック・バンド、チキン・シャック。
フリートウッド・マック、サヴォイ・ブラウンと共にブルース・ロック・ブームを牽引した。
その'60年代後半の全盛期にBBCに遺された貴重な音源から編集されていて。
クリスティン・パーフェクト在籍時代の音源も含まれています。
当時の英国はミュージシャン・ユニオンが強くて。放送で流せるレコードの時間に制約が。
必然的に放送用に新たに録音し直すとか、スタジオ・ライブを行う機会も多くなって。
それが後年になって貴重な録音、記録として陽の目を見ることになったのでした。
当事者にしてみれば、忙しいのに面倒だなとの思いもあったと思うのですけどね。
さて。スタンのB.B.キングからの影響が大きいギターを中心に。
クリスティンのブルージィーな歌声も魅力的なチキン・シャックです。
その、あまりにもストレートと言えばストレートなブルース・ロックをただ直向きにと。
生真面目に録音に臨んでいる。その張り詰めた空気まで伝わってくる様な演奏がいいかな。
ブルースに対する真摯な愛情。それが電波に乗ってそのまま空気の中へと。
こんな演奏が英国中の家庭のラジオから流れたのかと思うと。何故か微笑んでしまいます。
生真面目、真摯。それもある意味では偏執狂に近いほど。そんなスタンのスタンス。
本当に、ただ直向きにブルースと向き合い続けたスタンなのですよね。
そこが、スタンの、チキン・シャックの限界だったとは思うのですが。故に清々しいと言う。
クリスティンなどは、そこに物足りなさを覚えたのも脱退の一因だったのだろうなと。
なので。このアルバムに捉えられたのは。その前の全員がブルース一途だった頃の演奏で。
その純粋な熱い思い。それが電波に乗って。英国の空気の中へ・・・うん、いいよなぁと思うのですね。

空へ。
闇へ。
空気の中へ。
漂っていく。
溢れだしていく。

その。
直向きで。
一途な。
熱気が。
身も心も捕えてしまう。

纏わりつく様な。
湿気の中。
清新な熱気が。
吹き抜けて。
身も心も息を吹き返す。

人の。
眼差しに。
視線に。
込められた思いが。
何かを呼び覚ます。

この夜も。
また。
そんな呼び覚まされた。
何ものかに。
励まされている。

空に。
闇に。
空気の中に。
そんなものが。
漂っている、溢れだしている。

どうしようもなく。
不快に。
思われる。
陥りそうな。
そんな夜でも。

どうにもこうにも。
不安に。
思える。
とりつかれそうな。
そんな夜でも。

暑気を。
湿気を。
ふと忘れさせる。
ふと置き去りにする。
そんなものがある。

静かで、激しい。
そして。
直向きで、一途な。
熱気が。
吹き抜けていく。

呼吸に、吐息に。
そして。
眼差しに、視線に。
込められた思いに。
思い起こされる、呼び覚まされる。

空に。
闇に。
空気の中に。
そんなものが。
流れている、漂っている。

空へ。
闇へ。
空気の中へ。
そんなものが。
溶けだしていく、溢れだしていく。



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2017/08/24 Thu *吟遊詩人 / Donovan

20170824thehurdygudyman


明るくても。
暗くても。
何色でも。
何をどう描いていても。
その-色には関わらず。

溢れるもの。
滲むもの。
そこに。
思いがあれば。
意思があれば。

漂う様に。
浮かぶ様に。
包み込む様に。
そのままに。
任せていれば。

何かが。
点が線となり。
線が繋がり。
画が描かれ。
立ち上がり、像となる。

その像の。
声のする方へと。
呼ばれる方へと。
導かれる方へと。
歩み始める。

吟遊詩人。
その声が。
何色であれ。
その歌声が。
何色であっても。

『The Hurdy Gurdy Man』'68年リリース。
スコットランド出身のドノヴァン、6枚目(?)のオリジナル・アルバム。
デビュー時には英国のディランとも称されて。まさにその様なスタイルでしたが。
徐々に多彩な面を見せ始めて。特にサイケデリックを独自に解釈したかの様な世界へと。
トラッドにも通じるアコースティックなサウンドと香りが根底にはあるものの。
時に、そこを離れて浮遊するかの様な感覚を醸し出し、抱かせる様になったかなと。
地上を離れ、だと言って空高くへと姿を消すわけでもなく。常に視界の端に見え隠れ。
そう、地上数メールのところに浮かんで、漂っている。そんな感じなのです。
そして、手を伸ばせば届きそうなところから優しく、甘い歌声で問わず語りにと。
優しく囁いている様でもあり、冷たく見下している様でもあり。何とも微妙な距離感。
その得体の知れなさ、その捉えどころのなさ。それこそがドノヴァンなのですよね。
そんな世界を描くサウンドは多彩にならざるを得ず。参加する面子も多岐に渡っていて。
このアルバムにはレッド・ツェッペリンやペンタグルのメンバーも参加しています、
尤も。ツェッペリンは結成前で。ジョン・ポール・ジョーンズのみが参加したとの説も。
何でも。ジミヘンにギターを弾いてほしいと願ったナンバーもあったとかで。
ハードでアシッドなフォークとでも言うべき趣が感じられてりもします。
またサイケデリック・ミーツ・インドの様なナンバーもあったりして。多彩にして多才。
ドノヴァンの才能の煌めく様を十二分に感じられるアルバムとなっています。
ただ、あまりに多彩で。少々、焦点が絞り切れずに惚けてしまっているとも言えるかな。
針を落としていると、ふと自分の立ち位置が分からなくなる、連れられて惚けてしまうと。
それすらも。吟遊詩人たるドノヴァンの狙いで。その歌声に、その掌の上で踊らされているだけかもですが。

暖かくても。
寒くても。
何色でも。
何をどう描いていても。
その-色には依らず。

零れるもの。
落ちるもの。
そこに。
願いがあれば。
意志があれば。

漂うままに。
浮かぶままに。
包み込まれるままに。
そのままに。
委ねていれば。

何かが。
点が線を結び。
線が踊り。
画が現れ。
動き出し、像となる。

その像の。
歩む方へと。
進む方へと。
導かれるかの様に。
歩み続ける。

吟遊詩人。
その声が。
何色に思えても。
その歌声が。
何色に感じられても。

今夜も。
この街角で。
あの街角で。
今夜も。
どの街角にも。

その声が。
その歌声が。
溢れ出す。
零れ出す。
どの街角にも。

その声に。
その歌声に。
滲むもの。
落ちるもの。
どの街角にも。

思いが。
願いが。
意思が。
意志が。
どの街角にも。

漂う様に。
浮かぶ様に。
包み込む様に。
任せていれば。
委ねていれば。

何かが。
点が線に。
線が画に。
画が像に。
立ち上がり、動き始める。

その像の。
声のする方へと。
歩む方へと。
導かれる様に。
吟遊詩人と共に。



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2017/08/23 Wed *懐に刃を / John Mayall And The Bluesbreakers

20170823johnmayallolaysjohnmayall


懐に刃を。
短刀でも。
懐剣でも。
匕首でも。
何でも構わない。

刃が厚く。
鈍く光り。
程よい重み。
柄を手にすれば。
汗が滲んでくる。

そんな刃を。
常に呑んでいる。
常に意識している。
その覚悟が。
その迫力を生む。

そんな。
迫力のない。
ものになど。
惹かれない。
動かされない。

いざと言う。
その時に。
何かを見せられる。
そんな表現。
そんな生き方。

そこにこそ。
痺れて止まない。
震えて止まない。
そんな感じたいものがある。
懐に刃を。

『John Mayall Plays John Mayall』'65年リリース。
ジョン・メイオールとブルースブレイカーズの1stアルバム。
そしてメイオールにとってもそのキャリアで初めてのアルバムです。
ブリティッシュ・ブルースの父だとか、メイオール学校だとか。
どうにもメイオール本人よりも在籍していたミュージシャンが語られがちで。
それは次作にあたる、あのアルバムがあまりに凄く、あまりに印象的だったから。
勿論、メイオールのそんな側面、そこでの評価に異論はないのですが。
それだけではなくて。メイオール自身のプレイとかその志向していたものにも目をと。
その点では、このアルバムこそその力量、その志向を窺うのに最適かなと。
サブ・タイトルがライヴ・アット・クルークス・クリークで。
モッズが集まることでも知られたクラヴでの熱く、激しく、そして危うく、粋なライヴ。
メイオールのブルース・ハープ、そしてオルガンが唸りを上げて。
ロジャー・ディーンのギターが鋭く切り込んでくると。そんなタイトなサウンドで。
アップテンポなR&Bの香りが漂うナンバーを次から次へと決めているのです。
そう、意外かもしれませんがドクッター・フィールグッドにも通じる感じがあるのです。
しかも「Night Train~Lucille」をメドレー形式でカヴァーしている以外は。
総てがメイオール自らによるオリジナルで。そのビートに乗って疾走する様は圧巻です。
ロジャーのギターが、またガンガンと突っ込んでいく様も見事で。
メイオールとロジャー。2人の懐に呑んでいる刃としての覚悟、その迫力を感じます。
この時代に。こんなライヴをやっていた。それでそのまま勝負に出た。痺れます。
セールス的には惨敗で契約解除。方向性の違いからロジャーは脱退してしまいますが。
ここでの抜き身が放つ鈍い光、その迫力は忘れることはできないのです。

懐に刃を。
短刀でも。
懐剣でも。
匕首でも。
この手に馴染めば構わない。

刃が厚く。
鈍く光り。
程よい重み。
柄を握り締めれば。
気迫が漲る。

そんな刃を。
いつでも呑んでいる。
どこでも意識している。
その覚悟が。
その迫力を帯びさせる。

そんな。
迫力のない。
ものでは。
惹きつけられない。
動かせない。

いざと言う。
その時に。
そいつを見せられる。
そんな表現。
そんな生き様。

そこにこそ。
誰かを痺れさせる。
誰かを震わせる。
誰かを感じさせるものがある。
懐に刃を。

形式は。
方法も。
様々でいい。
ただ一つ。
そいつを忘れなければ。

カテゴリーも。
ジャンルも。
問題にはならない。
ただ一つ。
そいつを忘れなければ。

立ち位置も。
歩き方も。
それぞれでいい。
ただ一つ。
そいつを忘れなければ。

目指す相手も。
目指す先も。
誰でもいい、何処でもいい。
ただ一つ。
そいつを忘れなければ。

譲ってもいい。
折れてもいい。
大切な思いと。
ただ一つ。
そいつを忘れなければ。

躓いてもいい。
蹲ってもいい。
立ち上がる意思と。
ただ一つ。
そいつを忘れなければ。

そんな刃を。
常に呑んでいる。
常に意識している。
その覚悟が。
その迫力を生む。

抜けば。
そいつに。
裂帛の気合が迸る。
懐に刃。
そいつを忘れなければ、それでいい。



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2017/08/22 Tue *値段のつけようが / Alan Price

20170822apriceonhishead_2


値段の。
つけようがない。
わからない。
そもそも。
つけるものなのか。

この。
頭の中から。
出てくるもの。
そいつで。
飯を食っている。

どこまで。
どうして。
果して。
見合っているのか。
それとも。

形がない。
決まりがない。
そいつは面白い。
そいつが面白い。
それはそうなのだけど。

対価としての。
基準がどうにも。
見えづらい。
見えてこない。
そいつは悩ましい。

わけがわからない。
頭の中。
出てくるもの。
そいつに自信がもてれば。
いいのだが。

『A Price On His Head』'67年リリース。
アニマルズのオリジナル・メンバーだったアラン・プライス。
脱退後に結成したアラン・プライス・セットでの2枚目のアルバム。
(名義はアラン・プライスのソロ・アルバムになっています)
そのソウルフルなセンスに溢れた鍵盤の響きで知られるアラン。
このアルバムでも、その指さばきから弾き出されるサウンドが堪りません。
時代的にはスゥイギング・ロンドン~サイケデリックへと向かう辺りで。
その空気にアランも敏感に反応していて。ポップでキッチュな。
不思議な浮遊感に包まれている感じも強いサウンド、アルバムでもあります。
アランの根底にあるR&Bへの傾倒、それは変わらずに通奏低音としてあるのですが。
表に出てきているものはかなりポップに振れてきているかなと思われます。
どう言う敬意かはわからないのですが。あのランディ・ニューマンのナンバーを。
数多く取り上げていて。全14曲中7曲がランディのナンバーと言う偏愛振りで。
一説によればこのアルバムの成功がランディのシンガーとしてのデビューに寄与したとか。
その辺りののめり込み方、好きになったら突っ走ってしまうところには。
袂を分かった筈のエリック・バードンと通ずるものがあるのが興味深かったりもします。
何にしろ。アランの奏でる鍵盤が全編に渡って楽しめる。そこが一番の魅力なのですけどね。
アラン、ジョージィー・フェイム、ズート・マネー、ブライアン・オーガー等々。
ブリティッシュ・ロックの黎明期にその個性を発揮した鍵盤奏者達。好きなのですよね。
そのセンスの良さ、その指さばきの見事さ、そのサウンドの洒脱さ。英国の香り漂っていて。
もっと評価されて、聴かれてしかるべきとも思うのですが。何だかなぁ。
特に日本はギタリスト偏愛の風土?だからなぁ。適正な値付け、評価をしてほしいなと思うことも・・・

価値が。
あるのか、ないのか。
わからない。
そもそも。
あるものなのか。

この。
頭の中から。
湧いてくるもの。
そいつで。
世を渡っている。

そこまで。
どうして。
果して。
相応であるのか。
それとも。

不定形で。
決めごともなくて。
そいつが手応え。
そいつが遣り甲斐。
それはそうなのだけど。

対価としての。
指標がどうにも。
見えづらい。
見えてこない。
そいつは難しい。

わけがわからない。
頭の中。
湧いてくるもの。
そいつに自信を与えられれば。
いいのだが。

形も。
決まりもない。
その。
自由さを。
武器にして。

形が。
決まりがない。
その。
不自由さに。
苦戦して。

見えない。
わからない。
ものに。
価値を、値段を。
つけられると思わせる。

それで。
そうやって。
飯を食っている。
世を渡っている。
それは事実ではあるけれど。

この。
頭の中から。
出てくるもの。
湧いてくるもの。
それだけで勝負している。

その。
出てくるもの。
湧いてくるもの。
その実。
自負も自信もあるけれど。

値段の。
つけようが、あるのか、ないのか。
わからない。
そもそも。
つけるものなのか、どうなのか。

そこは正直・・・わからない・・・かな(苦笑)。



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2017/08/21 Mon *街の灯りの下で / The Rolling Stones

20170821brightlightbigcity


どこで。
生きるか。
どう。
生きるか。
何の下で生きるか。

そいつが。
異なると。
合わないと。
そうなると。
どうにも難しい。

頭から。
否定するつもりも。
排除するつもりも。
さらさら無いが。
さりとても。

どこで。
どう。
そいつは。
そう易くはない。
何の下で生きるか。

例えば。
街の灯り。
その煌めきと。
その影と。
そんなものを愛せるか。

猥雑で。
妖しく。
切なく。
逞しい。
そんな灯りの下で生きていけるのか。

『Bright Lights Big City』'89年リリース。
ローリング・ストーンズのブートレッグ・アルバム。
古くは'70年代半ばから出回っていた音源で。
今でも手を変え、品を変えて。繰り返しリリースされていると思われます。
A面が'63年のIBCスタジオでのデモが、B面が'65年の英国ツアーでのライヴで。
今となっては音源的な価値は殆ど無いと言っても過言では無いかな。
B面に至ってはリリース時でも価値があったかどうか怪しいものですが(苦笑)。
この如何にも初々しいジャケットだけで許せてしまうのは悲しい性質ですかね。
IBCでのデモは総てブルース、R&Bのカヴァーで。
その完コピながらも勢いで突っ走ってしまう様、そこにストーンズの原点を感じます。
「Roadrunner」とか「Bright Lights, Big City」とか。好きだったのだろうなぁと。
好きすぎて意気込みが空回りしている感もあり、拙さが顕わな個所も随所にありと。
でも。その未完成で荒々しい、真摯な情熱が今に繋がるストーンズの原点なのですよね。
ライヴも。若さに溢れるラフで、タフで。パンクなストーンズの魅力が炸裂・・・
実はこれ英国盤EP『Got Live If You Want It !』と同一のテイクなのですよね。
一応、曲順とかは変えていますし。「I’m Alright」のフェード・アウトが遅い気もしますが。
まぁ、かのEPは英国以外では入手困難でしたので・・・流石は無法の世界です。
(日本では悪名高きロンドン・レコードが避妊具?付の12インチ盤で再発していました)
内容は今更語るまでも無いですが。当時のストーンズの熱さ命のライヴが堪りません。
特に「I’m Moving On」「I’m Alright」の生々しい様は特筆されるかな。
そして。デモにもライヴにも。未熟ながらも、蒼いながらも。都会の匂いがあると。
そう、実のところ。その作られたパブリック・イメージでは覆い隠せない。
煌めく街の灯りの下で生きる者だけが発する、洒落た匂い、雰囲気がある。
それもストーンズの原点であり。ストーンズの何たるかを表しているのですよね。

どこで。
生きていくのか。
どう。
生きていくのか。
何の下で生きていくのか。

そいつが。
違うと。
わからないと。
そうなると。
どうにも戸惑ってしまう。

総てを。
拒否するつもりも。
拒絶するつもりも。
毛頭無いが。
さりとても。

どこで。
どう。
そいつは。
そう軽くもない。
何の下で生きていくのか。

例えば。
街の灯り。
その華やかさと。
その闇と。
そんなものを愛せるか。

猥雑で。
怪しくて
危うくて。
優しい。
そんな灯りの下で生き続けていけるのか。

どこで。
生きるか。
どう。
生きるか。
何の下で生きるか。

それを。
美しいと。
誇らしいと。
愛しいと。
感じられるか。
そこが。
それが。
異なると。
違うと。
そいつは難しい。

何の下で。
生きるか。
生きていくのか。
何を見て。
何を信じるのか。

信じるもの。
見えるもの。
それが。
あるから。
その下で生きている。

信じるもの。
見えるもの。
それが。
信じられない、見えない。
そんな世界もあるのだろう。

誰にも信じられなくても。
誰かには見えなくても。
そんな世界があったとしても。
それでも。
その下で生きている。

輝く。
街の灯り。
どうにも愛しい。
その煌めきと影。
その華やかさと闇。

そこで。
生きていく。
そう。
生きていく。
街の灯り。その下で生きていく。



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