カテゴリー「001 British Rock」の記事

2018/06/29 Fri *仮暮らし / David Bowie

20180629lodger


仮暮らし。
いつでも。
どこでも。
そんな感覚が。
抜けぬまま。

何を。
していても。
何処に。
いても。
不意に。

実感が。
抜け落ちて。
輪郭が。
曖昧になって。
薄れゆく。

あぁ。
そうなのだと。
いまも。
ここも。
そうなのだと。

己の。
実在を。
確信できない。
そのままに。
いるのだと。

思い出し。
呆然と。
立ち尽くし。
総てが止まる。
仮暮らし。

『Lodger』'79年リリース。
所謂、ベルリン三部作の最後の一枚とされるデヴィッド・ボウイのアルバム。
確かに引き続きブライアン・イーノが参加し、その匂いは濃厚なものの。
実際には当時の西ドイツで録音は行われておらず。また全曲がヴォーカル入りとなって。
前二作、『Low』『Heroes』とは趣が異なると言うか、一線を画しているかなとも。
少なくとも。ボウイの中では既に次への胎動が生まれていたのではないかと思われます。
生涯に渡って。変容を続けたボウイ。どうにも、ひとところに止まることが出来ずに。
常に、いまではない、ここではない。いつか、どこかを探し求めていた様な。
恐らくは多分に。飽きっぽい性格だったのかとも思われて。その止まらないところが。
その動き続け、移動し続けるところが。それが魅力的だったのだと思わされますが。
特にこのアルバムは。ボウイ自身にも過渡期との意識が強かったのかなとも。
それがアルバム・タイトルにも、そして内容にも反映している気がしてならないかな。
どうにも。落ち着きのない浮遊感。それが居心地の悪さを感じさせて、刺激的でもあり。
また、同時に。その落ち着かない、定住しない感が、心地よくも思えると言う。
どうにも始末に負えない。そんな言ってみればボウイらしい魅力に溢れたアルバムかな。
明らかにイーノに傾倒、依存して。その濃度が最高潮に達したところで。醒めてしまって。
その最後を、イーノの匂いを濃厚に纏ったアルバムで締めくくりながら。心、ここにあらず。
そう、ボウイと言う人は。熱中している様で、熱狂の渦の中にいる様で。いつでも。
そこからは、その中心からは離れている、距離をとっている。その距離感が絶妙であって。
そこには。構想時と制作時、制作時と発表時。その僅かな間にも変容し続けてしまう。
そんなボウイならではの浮遊する、移動する感覚、意思が働いていたのかなとも。
生涯、間借人、仮暮らし。やはり異星から仮初、地球に滞在していたのかとも思ってしまうのです・・・

仮暮らし。
いつでも。
どこでも。
そんな感触が。
消えぬまま。

何を。
しようとも。
何処に。
いようとも。
不意に。

実体が。
消え去って。
陰影が。
微妙になって。
崩れゆく。

あぁ。
変わらないのだと。
いまも。
ここも。
同じことなのだと。

己の。
実存が。
明確にならない。
そのままで。
いるのだと。

思い知らされ。
自失で。
立ち止まり。
総てが失われる。
仮暮らし。

定まること。
落ち着くこと。
そんなものを。
望んではいない。
求めてもいない。

定まらぬ。
落ち着かぬ。
そのことの。
心地よさに。
惹かれてもいる。

ただ。
曖昧に。
薄れゆく。
輪郭を。
目にする度に。

ただ。
微妙に。
崩れゆく。
陰影を。
目にする度に。

実感が。
抜け落ちて。
実在を。
確信できない。
己に。

実体が。
消え去って。
実存が。
明確にならない。
己に。

その。
選んだ。
選ばれた。
身を思ってみる。
仮暮らし。



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2018/06/28 Thu *嗅覚 / Detective

20180628detective


嗅いで。
感じて。
嗅ぎ分けて。
そんな。
嗅覚。

そいつを。
そいつだけを。
恃みに。
生きている。
生き抜いている。

そんなもの。
そんなところ。
理論では。
説明などできないが。
信じてもいる。

この鼻で。
その感覚で。
好むもの。
好ましくないもの。
察知して。

ギリギリの。
瀬戸際で。
危険を回避して。
どうにか、こうにか。
綱渡り。

匂いに。
それだけには。
敏感で。
鼻が利く。
そうでなくては。

『Detective』'77年リリース。
元シルヴァーヘッドのヴォーカリスト、マイケル・デ・バレス。
そのマイケルが、元イエスのトニー・ケイらと結成したディテクティヴ。
あのスワン・ソングと契約してジミー・ペイジがプロデュースした1stアルバム。
因みにシルヴァーヘッドはディープ・パープルのパープル・レコード所属でした。
さて。結果的にビッグ・イン・ジャパンで終わったシルヴァーヘッド。
その反省もあってか。スワン・ソング、ツェッペリンの威光を活かしてと。
ターゲットを米国市場に向けて、大らかに、大陸的にと。
ここらは。同じスワン・ソング所属のバッド・カンパニーと同じ狙いだったのかなと。
そして。マイケルの嗜好もあってか。よりソウルフルに、そしてファンキーにと。
シルヴァーヘッド時代はグラムの意匠を纏った、腰の低いロックンロールをやっていて。
マイケルも如何にも派手なロックンローラーとの佇まいでしたが。
この頃は髪も短くし、スーツを着込んでと。ダンディな佇まいで勝負しているのですが。
これが似合うのですよね。まぁ、正統派の二枚目ですからね。
そのソウルフルな歌声も、荒々しさよりも端正な一面を強調している感もあって。
それがまた、何とも艶っぽいと言うか。男の色気を感じさせて堪らないのですよね。
結果的にはディテクティヴも大きな商業的成功を得るまでには至らず。
未だに過小評価されているマイケルですが。その魅力はもっと知れ渡ってもいいかなと。
マイケルに目をつけた、声を変えたスワン・ソング、ジミーかピーター・グラントか。
いい嗅覚だなと、鼻が利くなと思うのですが。難しいと言うか、分からないと言うか。
まぁ、確かに。サウンドがツェッペリンに通じすぎていると言うのはあれだったのかな。
パンクの時代に突入しつつもあった訳で。つくづく。何とも。時代に恵まれないとも。
そんなマイケルが。その歌声を耳にする前から。気になっていた。そんな自分の嗅覚は信じてもいいかなと・・・

嗅いで。
感じて。
嗅ぎつけて。
そんな。
嗅覚。

そいつを。
そいつだけを。
頼りに。
追っている。
追い求めている。

そんなもの。
そんなところ。
数式では。
解明などできないが。
信じてもいる。

この鼻で。
その感覚で。
好きなもの。
好きで堪らないもの。
捕捉して。

ギリギリの。
土壇場で。
絶望から脱出して。
どうにか、こうにか。
土俵際。

匂いに。
それだけには。
鋭敏で。
鼻が利く。
それでなくては。

そいつは。
己が。
好むのか。
好まないのか。
嗅ぎ分ける。

ここは。
己を。
好むのか。
好まないのか。
嗅ぎ分ける。

それは。
己の。
好きなもの。
好きで堪らないもの。
嗅ぎつけて。

ここに。
己の。
好きなもの。
好きで堪らないもの。
嗅ぎつけて。

理論も。
数式も。
そんなものは。
当てになどならない。
そんなもの。

説明など。
解明など。
そんなものは。
必要としない。
そんなもの。

恃むのは。
頼るのは。
信じるのは。
己が嗅覚。
それだけでいい。



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2018/06/27 Wed *ドカドカと / Queen

20180627newsoftheworldukorg


ドカドカと。
傲慢に。
わがもの顔で。
傍若無人に。
それくらいで丁度いい。

不安など。
微塵も。
感じさせず。
気取らせず。
そこが肝要。

胸の内など。
誰に。
見せる必要がある。
そいつは。
しまっておけばいい。

何ものも。
恐れずに。
何もかも。
承知していると。
そんな顔で。

鬱屈などとは。
無縁だと。
思わせて。
先頭に立って。
旗を振る。

ドカドカと。
世界に知らしめるのは。
そんな。
フェイクで構わない。
騙すのも策の内。

『News Of The World』'77年リリース。
クイーンの通算6枚目となるオリジナル・アルバム。
そして転機と言うか。大きく舵を切ったとも言えるアルバム。
何にしろ。そのストレートなこと、分かり易いこと。それが特徴。
その実。楽曲の幅は今までになく広いものではあるものの。
そして壮大なスケールであることも。変わりないものの。
従来の如何にも英国的な。ある意味で隠微でもあった複雑な華麗さは内に秘められて。
よりシンプルに、ストレートに。そして大らかなサウンドへと変わり身を見せていて。
そこは明らかに。米国、そして世界へと。その視線を据えたことが明らかかなと。
勿論、その本質にあるもの。底流として流れているものは変わっていないのでしょうが。
それを、世界に向けて大いに発信し、そして確実に届け、響かせる。その一点に絞ったかと。
それを象徴するのがA面頭からの「We Will Rock You」「We Are The Champions」の連発。
もう明らかに決めに来ているなと。そう思えてならないのです。確信犯なのですよね。
敢えて。特に従来からのファンから批判を受けることも覚悟した上で。
ドカドカと。傍若無人に聴く者の胸倉を掴みに出て。そして力業で共に歌わせてしまおうと。
その狙いが如何に正しく、そして当たったかは。それこそ今や世界中が証明しているのです。
言うまでもなく。鬱屈や屈折。それ故の狂気などは内包したまま。それは隠し味にして。
ドカドカと。踏み荒らして。屈服させた後に。密かに忍ばせると言う手法で。
そう。あまりに頭の2曲のインパクトが強烈で。その影となっていますが。
「Spread Your Wings」「Get Down Make Love」「It's Late」「My Melancholy Blues」と。
粒ぞろいの佳曲を揃えているところ。その戦略の巧みなところはクイーンだなと。
まぁ、あまりにも大らかすぎる。大味に過ぎる面が無いわけでもありませんが。
このアルバムでの。ドカドカとした女王様具合。それこそがクイーンを世界へと勇躍させたのですよね。

ドカドカと。
驕傲に。
見下しながら。
傲慢不遜に。
それくらいで丁度いい。

憂鬱など。
微塵も。
漏らさず。
悟らせず。
そこが肝心。

心の底など。
誰に。
開く必要がある。
そいつは。
眠らせておけばいい。

何ものにも。
屈せずに。
何もかもを。
従えていると。
そんな態で。

屈折などは。
無意味だと。
感じさせて。
先頭を駆って。
鬨を上げる。

ドカドカと。
世界に響かせるのは。
そんな。
ヴァニティで構わない。
誑かすのも手の内。

あぁ。
そうさ。
本当は。
そんなものじゃない。
それがどうした。

あぁ。
そうさ。
真実は。
そこにはない。
それがどうした。

不安も。
憂鬱も。
秘めたまま。
隠したまま。
それでいい。

鬱屈も。
屈折も。
知られず。
感じさせず。
それでいい。

ドカドカと。
傲慢に。
わがもの顔で。
傍若無人に。
それでいい。

ドカドカと。
驕傲に。
見下しながら。
傲慢不遜に。
それがいい。

ドカドカと。
踏み潰して。踏み荒らして。
旗を振り。鬨を上げ。
知らしめてやれれば。
後はどうとでも。そんなもの。



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2018/06/26 Tue *この地下室 / T. Rex

20180626dandyintheunderworld


理性。
常識。
それが。
どうした。
どれ程のものだ。

本当に。
そんなものが。
必要だと。
思っているのか。
信じているのか。

百歩、譲って。
その必要性は。
認めたとして。
己にとっては。
意味のあるものだとは。

思いもしない。
信じなどしない。
そもそも。
理性とは何なのだ。
常識とは何なのだ。

誰が。
決めるのだ。
誰に。
決められるというのだ。
馬鹿馬鹿しい。

そんな。
愚かしさとは。
遠く離れて。
地下室の静寂の中で。
一杯の珈琲を味わっていたい。

『Dandy In The Underworld』'77年リリース。
図らずも最後の一枚となってしまったT.レックスのアルバム。
予言通りに30歳を前にして旅立ってしまったマーク・ボラン。
それによってラスト・アルバムになってしまったわけですが。
マークには、その予感があったのか。それともその先を見据えていたのか。
パンク・ロックの勃興期でもあり。シーン全体の原点回帰の潮流に刺激されたか。
実に数年振りに。マークの書くナンバーも、そしてそのサウンドも。
必要以上の装飾を剥ぎ落して。ボラン・ブギーのシンプルな骨格が表面へと。
そこには再起を賭けたマークの、前向きな意思が確かに感じられると。
しかし。一方で。どこか諦念にも通じる。醒めた寂寞の様なものも漂っているかなと。
新たにミラー・アンダーソン、トニー・ニューマン、そしてハービー・フラワーズと。
錚々たる実力者を迎えて再編されたバンドが奏でるブギーは躍動していて。
ボラン・ブギーに新たな生命を与え。マークの歌声にも張りがあると。
そう。だから。必要以上の厚ぼったさを打破して。十分に刺激的ではあるのですが。
それでも。どうにも。どこか。一線を引いていると言うか。距離があると言うか。
それこそ。地下室、地下世界から。歌い奏でる己自身を突き放して眺めている感覚があって。
パンク・ロックに刺激を受けて。ツアーに同行させたダムドを支援したりもしながら。
本能的に。その潮流も一過性であると。根本的、根源的な変化が訪れることはないと。
そんなことを悟っていたのではと思われる。そんなものを感じずにはおられないのです。
勿論、それはブローニュの森で魔女と取引をした期限が迫っていたからではなくて。
言わば、自意識過剰の権化とも言えるマークだからこそ持ちえた視点があってのことかと。
そこが時代の潮流をも、躊躇いもなくしたたかに利用してしまえるボウイとの違いかな。
華やかな電気の鎧の内側に。自閉的な個を抱えていたマーク。その佇まいにどうにも惹かれたりするのです。

社会。
世界。
それが。
どうした。
どれ程のものだ。

本当に。
そんなものが。
存在すると。
思っているのか。
信じているのか。

百歩、譲って。
その存在は。
認めたとして。
己にとっては。
実存するものだとは。

思えもしない。
信じられもしない。
そもそも。
社会とは何なのだ。
世界とは何なのだ。

誰が。
創ったのだ。
誰に。
創られたというのだ。
馬鹿馬鹿しい。

そんな。
愚かしさからは。
遠く隔てられて。
地下室の静寂の中で。
一編の物語に耽っていたい。

誰かの。
理性も。
誰かの。
常識も。
どうでもいい。

誰の。
理性も。
誰の。
常識も。
意味などなさない。

誰かの。
社会も。
誰かの。
世界も。
どうでもいい。

皆の。
社会も。
皆の。
世界も。
実存などしない。

いま。
この時。
この地下室で。
一杯の珈琲。
それだけでいい。

いま。
この時。
この地下室で。
一編の物語。
それだけがいい。

この地下室。
その静寂。
それさえ守られるなら。
それを守る為なら。
躊躇いなく引鉄を弾くだろう。

だから。
触れるな。
近寄るな。
立ち入るな。
この地下室に。



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2018/06/17 Sun *魅せられて / Roxy Music

20180617siren


まるで。
何ものかに。
魅せられて。
惑わされて。
囚われて。

生気を。
総て。
奪われたかと。
そんな。
心持ちで。

日がな一日。
何もせずに。
何もできずに。
何処からともなく。
聴こえる。

その。
甘美で。
怠惰な。
メロディに。
耳を奪われて。

ただ。
ふらふらと。
さ迷う思いの。
その様を。
追っている。

あぁ。
そうだと。
その呪縛。
それからは。
逃れられないのだと。

『Siren』'75年リリース。
ジェリー・ホールが扮したセイレーンの。
その妖艶な姿が実に魅力的なジャケットに魅せられて。
思わずジャケ買いしてしまう、そんなロキシー・ミュージックのアルバム。
通算で5枚目となるアルバムで。このアルバムを最後に一旦解散することに。
その意味では初期~中期のロキシー・ミュージックの総決算と言うか。
再結成後のロキシー・ミュージックはブライアン・フェリーを中心とした。
アルバム単位でのプロジェクトみたいな感もあるので。言わばラスト・アルバムとも。
グラマラスで、カラフルで、キッチュ。そんな音楽性を誇っていたロキシー・ミュージック。
アルバム毎に、洗練され、集約され。余計なものを削ぎ落し、研ぎ澄まされてと。
このアルバムでは、実にコンパクトでシンプルなサウンドを奏でていて。
それでいて。妖しさと、華やかさは増していると言う。そんな魅力が発揮されています。
「Love Is The Drug」「She Sells」と実になんともキャッチーでカッコ良くて。
いつ聴いても、何度聴いても。イントロだけで背筋がゾクゾクとします。
初期のとり散らかった感じが薄れてしまった感はありますが。この整理、整流された。
そんなダンディズムに溢れたロキシー・ミュージックと言うのも堪らないのです。
この路線を突き詰めても面白かったと思うのですが。ブライアンにはその気は無かったと。
まぁ、多分に拘りが強い様で。かなり飽き性の人の様にも思えますからね。
それにしても。ブライアンと言う人は。二枚目ではあるものの。その実、微妙な感じで。
伊達で、粋でと言われますが。どうにも滑稽な感じも拭えなくて。それを演じてもいるかと。
それでいて。その歌声には抗い難い引力、魅力があって。それこそセイレーンかと。
そのギャップと言うのが。ロキシー・ミュージック、ブライアンの魔力なのかな。
そして、そして。やはりこのジャケット。どうにも魅せられてしまうのですね。

まるで。
何ものかに。
魅せられて。
誘われて。
捕らわれて。

精気を。
総て。
吸われたかと。
そんな。
心持ちで。

日がな一日。
何も考えず。
何も考えられずに。
何処からともなく。
聴こえる。

その。
淫靡で。
退廃的な。
メロディに。
耳を奪われて。

ただ。
ふらふらと。
流離う思いの。
その様を。
追っている。

あぁ。
そうだと。
その因襲。
それからは。
解き放たれないのだと。

いつも。
いつでも。
鳴りやまず。
耳に。
届いてくる。

微かに。
確かに。
響きわたり。
胸に。
届いてくる。

その。
美しくも。
妖の。
歌声に。
魅せられて。

生気を。
総て。
奪われても。
構いはしない。
望むところだと。

精気を。
総て。
吸われても。
構いわしない。
求めたものだと。

その呪縛から。
逃れたくはないのだと。
その因襲から。
解き放たれたくはないのだと。
思い知らされ。

甘美で。
怠惰な。
淫靡で。
退廃的な。
その歌声に魅せられて。

日がな一日。
さ迷う思いの。
流離う思いの。
その中に沈んでいる。
魅せられて。



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2018/06/02 Sat *破れかぶれ / The Animals

20180602animalism


忘れかけていた。
そんなもの。
そいつが。
足りなかったのだと。
ふと。気づいたら。

そうか。
そうだよなと。
だから。
らしく、なかったのだと。
呟いて。

後は。
もう。
スイッチを。
入れるだけ。
それだけのこと。

後先とか。
妙な計算をするなど。
似合いもしない。
何を守ろうとしていたのかと。
何を恐れていたのかと。

呆れて。
馬鹿らしくなって。
笑いがこみ上げてくる。
馬鹿な頭で。
計算も無いだろうと。

感じるまま。
赴くまま。
やってみるだけのこと。
どうせ。
野となる、山となる。

『Animarlism』'66年リリース。
アニマルズの米国でのラスト・アルバム。
何でも既に解散状態だったのに。契約の関係上で集められて録音したとか。
英国での同名アルバムとは2曲ほど重複しているので。総てではないとは思いますが。
(英国盤は正確には『Animalisms』と末尾にSがついていたかな・・・)
そんな状況も関係しているのか。やさぐれていると言うか、破れかぶれと言うか。
その妙に、刺々しい。失うものが無いものの強さを感じさせる空気感が堪りません。
制作や録音に。それ程の時間を掛けられる状況でも無かったと思われて。
収められているナンバーの大半がブルースやR&Bのカヴァーなのですが。そこはもう。
エリック・バードンの大好物ですからね。ここぞとばかりに傍若無人に歌っています。
エリックって人は。意外と繊細で、考え過ぎなのではって思える時もあるのですが。
追い込まれたり、目新しい何かに飛びついたりと。そんな時の方が本領発揮するかなと。
あぁ、わかったよ。歌えばいいのだろう、歌ってやるよと。その開き直りがいいなと。
既にアラン・プライスが脱退していたせいもあってか、サウンドにも変化が見られて。
ギターの比重が従来よりもかなり高くなっているのですよね。これもまたいい感じで。
同じブルースやR&Bをやっていても。もはやブリティッシュ・ビート・バンドではなくて。
言わば、ガレージ・バンドと化しているかなと。その尖がった感じも。
新たな可能性を感じさせてくれるものなのですが。時遅し、既に解散していたわけで。
続きは無く、エリックは大西洋を渡って。フラワー・ムーブメントにどっぷりと浸ると。
何とも惜しまれますが。その間の悪いところも、またアニマルズらしいかな。
それにしても。とにかく攻撃的なエリックのヴォーカルと、呼応するバンドのサウンド。
実際のところ。メンバー間の人間関係がどうであったかは不明ではありますが。
この、捨て身な感じこそが。実は最もアニマルズらしいのではとも思わないでもないかな。

見失っていた。
そんなもの。
そいつが。
必要だったのだと。
ふと。思い出したら。

そうか。
そうだよなと。
だから。
らしさを、失っていたのだと。
苦笑い。

後は。
もう。
アクセルを。
踏み込むだけ。
それだけのこと。

前後とか。
辻褄を合わせようなど。
似合いもしない。
何を保とうとしていたのかと。
何を危ぶんでいたのかと。

呆れて。
馬鹿々々しさのあまりに。
笑いを抑えられなくなる。
酔狂な頭で。
計画も無いだろうと。

思うがまま。
降ってくるまま。
やってみるだけのこと。
どうせ。
草も木も、残りはしない。

大体が。
計算など。
出来る様な。
そんな頭など。
持ち合せていない。

そもそもが。
計画などに。
従う様な。
そんな心など。
抱えてもいやしない。

何が。
なんでも。
保ちたいものも。
守りたいものも。
ありはしない。

何を。
どうしても。
恐れるものも。
危ぶむものも。
ありはしない。

感じるまま。
赴くまま。
スイッチを。
入れるだけ。
それだけのこと。

思うがまま。
降ってくるまま。
アクセルを。
踏み込むだけのこと。
それだけのこと。

野となれ。
山となれ。
草も残らず。
木も残らず。
破れかぶれ、そいつだけなのだ。



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2018/06/01 Fri *やり過ぎくらいで / The Dave Clark Five

20180601trytoohard


例えば。
80%を。
目指すなら。
それこそ。
100%を出す。

それくらいの。
心構えが。
気迫が。
無ければ。
届くものではない。

転ばぬ先の。
杖は。
必要だけど。
端から。
杖頼みでは。

歩ける道も。
歩けたものではない。
だから。
ふり絞って。
先ずはやってみる。

そこまでと。
思われる程に。
振り切って。
そうじゃないと。
わからないものがある。

安全策。
そいつを選ぶのは。
最後の最後。
それでいい。
それがいい。

『Try Too Hard』'66年リリース。
デイヴ・クラーク・ファイヴの米国での8枚目(か9枚目)のアルバム。
英国の誇る名車ジャガーをジャケットに使うのはこれで2枚目かな。
英国よりも米国で高い人気を誇ったデイヴ・クラーク・ファイヴですが。
そこは、それ。英国のバンドであると言う矜持は忘れていないよとの表れかな。
さて。日本ではどうしてもあの「Because」のイメージが強すぎて。
確かに「Because」は畢生の名曲ですが。別にバラードを得意としていたのではなく。
ロンドンの下町はトッテナム。出身地であるその街の名を冠したトッテナム・サウンド。
ビートの効いた、ラウドなサウンドが一番の特徴であり、持ち味だったりもします。
R&Bをベースにしたデイヴのハードなドラムに、マイク・スミスのソウルフルな歌声。
この組み合わせが素晴らしく。更にはマイクのオルガンとデニス・ペイトンのサックス。
ギタリストもいるのですが、サウンドの主役はオルガンとサックスであると言う。
このブリティシュ・ビート勢の中にあっても特異な編成が生み出したサウンドでもあると。
故に、R&Bのカヴァーも実に何ともダンサンブルな味わいでヒットさせて。
このアルバムでは全曲がオリジナルですが。それも何とも弾ける感覚があるのですよね。
そうだな。5人編成で、5人だけで。それこそ音の壁を創り上げようとしている感もあって。
そう。フィル・スペクターがダビングを重ねてやろうとしたことをバンドだけでと。
そんな、ある意味で無謀とも言える試みに挑んでいたのかとも思うのですよね。
また、聴いていると。ついつい一緒にリズムをとって、口ずさみたくなると言う点では。
ゲイリー・グリッター辺りも大いなる影響を受けていたのかもしれません。
その張り切り過ぎ感、やり過ぎ感が野暮ったさは野暮ったさと紙一重ではありますが。
その黒さもあるサウンドと、マイクのソウルフルな歌声。もう少し再評価されてもいいかなとは思うのです・・・

例えば。
どうしても。
勝ちたいのなら。
負けることなど。
考えたりはしない。

それくらいの。
心意気が。
意地が。
無ければ。
勝てるものではない。

危機管理は。
常に。
必要だけど。
それを。
頼みにしていたら。

勝てる試合も。
勝てたものではない。
だから。
ふり払って。
先ずは上がってみる。

そこまでと。
思われる程に。
入れ込んで。
そうじゃないと。
感じられないものがある。

白いタオル。
そいつを投げ入れるのは。
崩れ落ちる寸前。
それでいい。
それがいい。

壁があるなら。
避けて通る。
その道を探る前に。
ぶち破る。
その手立てを考えたい。

阻むものがあるなら。
遠回りする。
その道を選ぶ前に。
ぶっ倒す。
その闘い方を考えたい。

誰かが。
勝手に。
決めた。
制限の中で。
なんてまっぴらだ。

自分に。
甘えて。
決めた。
制限の中で。
なんてとんでもない。

そうさ。
無理かもしれない。
無茶かもしれない。
でも。
やってみなければ収まらない。

そうさ。
無謀かもしれない。
無駄かもしれない。
でも。
やりもしないで引き下がれない。

端から。
守りに入って。
安全運転。
それだけで。
満足などしたくない。

試みるなら。
挑むのなら。
やり過ぎくらいで。
ちょうどいい。
それでいい。それがいい。



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2018/05/31 Thu *街中の車窓から / The Hollies

20180531holliesgreatestukmonoorg


街中を。
走り抜ける。
その。
車窓から。
流れゆくものを眺めながら。

頭の中も。
様々な。
考え。
思惑が。
走り抜けてゆく。

いまから。
この先。
打とうとしている。
この手は。
どんなものだろうと。

前にも。
こんな日に。
こんな時に。
同じ様な手を打ったかな。
そして再びと。

坂道を。
上る。
エンジンの唸りに。
我に返って。
車窓の外へと。

追う視線。
それにつれて。
考えも。
思惑も。
街中へと流れてゆく。

『Hollies' Greatest』'68年リリース。
グラハム・ナッシュの脱退を契機に。英国で編集されたホリーズのベスト・アルバム。
ナッシュ在籍時代のシングルから14曲が選ばれて収録されていて。
その内、3曲を除いてはオリジナル・アルバムには収録されていなかったナンバーで。
その価値が訴求したのか、ホリーズにとっては初のそして唯一の全英一位を獲得して。
何でも都合七週間に渡って一位の座に居座ったとかで。最大のヒット・アルバムとなったと。
(競い合っていたのは『The Sound of Music』のオリジナル・サウンドトラックだとか)
ところで。ナッシュはボブ・ディランのナンバーを取り上げることに反対して脱退して。
そして。このアルバムに続くオリジナル・アルバムが『Hollies Sing Dylan』で。
そこから大きくホリーズと言うバンドのカラーが変化していくことになったので。
まさにブリティッシュ・ビート・バンドとしてのホリーズを総括したアルバムだと言えます。
さて。美しいハーモニーと、弾ける様に走り抜けてゆくビート。それこそがホリーズで。
「Here I Go Again」「Just One Look」そして「Bus Stop」珠玉のナンバーの数々。
美しいハーモニー、しかしただ美しいだけでなく。R&Bの影響を思わせる深さもあり。
そしてトニー・ヒックスの弾けるギターと、リズム隊が叩き出すビートの強靭さ。
特にエリック・ヘイドックとボビー・エリオットのリズム隊は知る人ぞ知る強者なのです。
美しいハーモニーのみで語られがちですが。それを支えたビートに耳を傾けて欲しいなと。
故郷であるマンチェスター、そしてロンドンの街中を走り抜けてゆく様が魅力的なのです。
このアルバム。何故か米国では’80年になってリリースされているのですが。
そちらは全10曲と収録曲も少なく。収録されているナンバーにも英米で違いがあって。
興味深いのは、米国盤には「If I Needed Someone」が収録されているのですが。
このアルバム、英国盤には収録されていないこと。まぁ、ビートルズのカヴァーですからね。
そこらには、ホリーズの意地と言うか。意外と硬骨漢な素顔が垣間見えたりもします。

街中を。
巡り回る。
その。
車窓から。
移りゆくものを眺めながら。

胸の内も。
様々な。
思い。
感傷が。
巡り回ってゆく。

いまにして。
あの時。
選んで打ってしまった。
あの手は。
どうしたものだったかと。

なのに。
こんな日に。
こんな時に。
同じ様な手を打とうと言うのか。
それは再びの。

バス停に。
止まる。
ブレーキの音に。
我に返って。
車窓の外へと。

走らせる視線。
それにつれて。
思いも。
感傷も。
街中へと巡り回ってゆく。

何処へ。
行きたかったのか。
何処まで。
行けたのか。
曖昧で。

何を。
したかったのか。
何は。
なしえたのか。
朧気で。

何が。
欲しかったのか。
何を。
手に出来たのか。
漠然と。

街中を。
走り抜けながら。
様々な。
考え。
思惑が。

街中を。
巡り回りながら。
様々な。
思い。
感傷が。

この時。
あの時。
この手は。
あの手は。
正しかったのだろうかと。

街中の。
車窓から。
流れゆくものを眺めながら。
移りゆくものを眺めながら。
定まらぬものに揺れ動いている。



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2018/05/30 Wed *時代錯誤 / The Beatles

20180530acollectionofbeatlesoldiesu


時代錯誤。
もう。
流行らない。
用が無い。
そうかもね。

ファッションとか。
スタイルとか。
それだけを。
見れば。
そうかも知れないね。

でも。
存外に。
そんなものは。
外面、表面。
それだけのこと。

本当に。
大事なものは。
実のところ。
それほど。
変わることは無くて。

しかも。
それに気づくのは。
時代に遅れた筈の。
ファッション、スタイル。
それを再び目にした時。

要は。
肝心なことは。
何ひとつとして。
変わっていない。
可能性もあるってことかもね。

『A Collection Of Beatles Oldies』'66年リリース。
ビートルズの活動期間中にリリースされた唯一のベスト・アルバム。
当時英国では一年に二枚アルバムをリリースする契約に縛られていたとかで。
ところが『Revolver』をリリース後にビートルズは休暇に突入してしまい。
そこでレコード会社の意を受けてジョージ・マーティンがこのアルバムを編集したと。
シングルでリリースされていたナンバーの新たなステレオ・マスターを作成して。
米国のみでリリースされていた「Bad Boy」も含む全16曲のアルバムに仕立てたと。
なので。当時はステレオ盤が人気を博したとのことなのですが。時は流れて。
今では、それらのステレオ・マスターによる収録曲は他のアルバムでも聴ける様になって。
このアルバム、ステレオ盤は無用の長物と化して。それ故に未だにCD化されていないと。
そうなのですが。当時の主流であるモノラル・マスターのモノラル盤も存在している訳で。
このモノラル盤が・・・何とも、そのビートルズが礫となって飛んでくる感じでいいのです。
ブリティッシュ・ビート・バンドとしてのビートルズが放ったヒット曲の数々が。
暴力的とも言える音の塊となってぶつかってくる、その衝撃はなかなかのものがあって。
特にジョンのヴォーカルの、そのソウルフルとも言える艶っぽさとか。
ポールのベースの、そのドライヴしてうねる様とか。ビートルズのヒット曲に対する。
その印象を変えられる程のものがあったりもして。いまの基準で言うところのいい音・・・
分離とか、ノイズ低減とか。その点で語れば決していい音では無いのでしょうが。
それがどうしたと。ロックンロールの本質には、いまのいい音なんて何の関係も無いと。
そもそもが、消毒された、無味無臭で無菌の、ツルっとしたビートルズなんて味が無いと。
ロックンロール、ビートルズが何なのか。その本質には何があったのか。
その実、それはこんな時代遅れ、時代錯誤かのアルバムからこそ感じられるかもなのです。

時代錯誤。
もう。
廃れてしまった。
無くてもいい。
そうかもね。

フォーマットとか。
メソッドとか。
それだけで。
語れば。
そうかも知れないね。

でも。
存外に。
そんなものは。
技術、小手先。
それだけのこと。

本当に。
大切なものは。
実のところ。
そこまで。
変わることは無くて。

しかも。
それが分かるのは。
時代に捨てられた筈の。
フォーマット、メソッド。
それを再び手にした時。

肝は。
必要なことは。
何ひとつとして。
変わっていない。
可能性は高いってことかもね。

確かに。
流行ってはいない。
持て囃されはしない。
だけど。
消えてしまったわけではない。

確かに。
廃れてしまっている。
耳目を集めてはいない。
だけど。
失われてしまったわけではない。

今の。
ファッション、スタイル。
そんな。
外面、表面。
それが総てではない。

今の。
フォーマット、メソッド。
そんな。
技術、小手先。
それが絶対ではない。

時代に遅れた筈の。
ファッション、スタイル。
それを再び目にした時に。
気づかされるものの中に。
本当に大事なものが。

時代に捨てられた筈の。
フォーマット、メソッド。
それを再び手にした時に。
分かるものの中に。
本当に大切なものが。

肝心なことは。
必要なことは。
何ひとつとして。
変わっていない。
時代錯誤を貫くのも悪くはないかもね。



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2018/05/29 Tue *視野狭窄 / The Rolling Stones

20180529bighitshightideandgreengras


視野狭窄。
そいつは。
どうにも。
具合が悪い。
そうらしい。

そうかな。
それが。
どうした。
視野が狭くて。
何が悪い。

少なくとも。
俺にとっては。
何の問題にも。
なりはしない。
不自由もありはしない。

所詮。
何処までいっても。
他人は他人。
俺は俺。
そいつが事実。

俺は。
俺の目で見る。
他人の目で見ることはできない。
ならば。
俺の目を信じる。

曲がっていようが。
歪んでいようが。
俺に見える。
俺が信じる。
世界を生きていくだけだ。

『Big Hits (High Tide And Green Grass)』'66年リリース。
英国におけるローリング・ストーンズの初めてのベスト・アルバム。
当時の英国ではシングルでリリースされたナンバーはオリジナル・アルバムには未収録。
そんな不文律が存在していたので。ファンにとっては待望のアルバムだったのではと。
この時点で英国でのシングルは11曲あったと思われて。そこから10曲を収録。
米国のみでシングルとなった4曲を加えた全14曲と。何とも豪華な編集だったのです。
デッカとしても力が入っていたとみえて。内ジャケは6頁もの見開きブックレットにと。
特徴的な魚眼レンズによる歪んだメンバーのショットを利用したジャケットも含めて。
意匠的にも、あの時代の英国、ロンドンの香りが漂ってくる様な素晴らしいアルバム。
そして内容も、ストーンズのシングル、ヒット曲が満載となれば。もはや言うことなしかな。
オリジナル・アルバムではもっぱらブルースやR&Bに拘りをみせていたストーンズ。
勿論、シングルでもその矜持は保ちつつも。より幅広い表情を見せてもいて。
ロックンロールもあれば、美しいバラード、スウィンギング・ロンドンなナンバーまでもと。
その意外とも思える多彩なところ。そこにはビートルズへの意識も十二分に感じられます。
とは言え、底流に流れるブルース、R&Bへの思いが心地よい重心の低さに繋がっていて。
華やかなヒット曲集なのに、渋味を感じさせる。そこにストーンズの何たるかがあるかなと。
そう。自分達の見ている世界、それに対する絶対的な自信の揺るぎなさを感じるのです。
それを象徴するのがB面の最後、アルバムの最後に置かれた「Little Red Rooster」の存在。
ハウリン・ウルフ自身がスライドを弾いたなどと言うデマまで生んだ必殺のカヴァー。
オリジナルと比較すれば、多少は薄味とは言え。どブルースですからね。
これがチャートの首位に立ったと言う。そこに当時のストーンズ、そして英国のファンの。
そこに。自主独立とでも言うべき、先進的な自由な進取の気質を感じるのですよね。
そう。なにも汎世界的なものだけが、世の中に罷り通るものではない時代が確かに存在していたのです・・・

視野狭窄。
そいつは。
どうにも。
都合が悪い。
そうらしい。

そうかな。
それが。
なんなのだ。
視野を窄めて。
何が悪い。

少なくとも。
俺にとっては。
何の障害にも。
なりはしない。
不都合もありはしない。

所詮。
シナプスのレベルでは。
他人は他人。
俺は俺。
そいつが真実。

俺は。
俺の目しか見えない。
誰かの目で見ることはできない。
ならば。
俺の見ているものを信じる。

曲がっていようが。
歪んでいようが。
俺に見えている。
俺が信じられる。
世界を生きていくだけだ。

折り合いを。
つけて。
波風を。
立てずに。
おもねて。

当たらず。
障らず。
尖らず。
ぶつからず。
曖昧に。

安全第一。
平穏無事。
迎合して。
雷同して。
保つだけ。

誰かと。
皆と。
同じ様にと。
従って。
見もしない、考えもしない。

そんなのは。
真っ平だ。
御免こうむる。
俺には。
見えるものがある、考えるものもある。

そんなのは。
我慢がならない。
従いはしない。
俺には。
俺の目がある、俺の心がある。

視野狭窄。
だとしても。
どうしても。
譲れないもがある、守るべきものもある。
そう言うことだ。



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