カテゴリー「010 Faces」の記事

2019/03/01 Fri *今日も、明日も / Rod Stewart

20190301gasolinealleyukorg


今日も。
明日も。
歩くこの道は。
恐らくは。
迷い道。

何処へ。
向かうのか。
何処へ。
辿り着くのか。
分からないまま。

それでも。
歩くその足が。
踏みしめる。
その感触を。
確かめながら。

一歩、また一歩。
進んでいるのか。
戻っているのか。
それすらも。
判然としないけれど。

この道の。
その上で。
この街角を。
その空気を。
感じながら。

今日も。
明日も。
迷いながらも。
歩いてみる。
それしかないのだろう。

『Gasoline Alley』'70年リリース。
キーフによるジャケットも深い印象を残す。
そんなロッド・スチュワートの2枚目のソロ・アルバム。
ちょうどフェイセスに参加した頃に録音、制作されたと思われて。
ごく当然の様にフェイセスのメンバーもロン・ウッドを始めとして参加しています。
確か、リリース時期もフェイセスの1stアルバムとほぼ同じだったのかな。
このロッドのソロとフェイセスの区別も曖昧な活動が後にフェイセスの首を絞めたと。
それはそうなのですが。その実、一連の英国時代のロッドのソロ・アルバムは。
実質的にはフェイセスのアルバムとして考えてもいいのではないかと。
そうするとフェイセスのアルバムは、おおよそ二倍の枚数存在することとなって。
それはそれで。素晴らしいことではなかったのかと。まぁ、勝手な思い入れですが。
さてと。いまやその面影の欠片すら残っていないのですが。英国時代のロッドは。
実に真摯に、真正面から歌と向き合っていて。その歌声は実に素晴らしいものがあります。
英国の路地、街角。そこに漂い、染み込んだ。実に何とも切なく滲み出る哀感。
そんなものを歌わせたら、そう、この頃のロッドに並ぶ者はいなかったですよね。
確かに、後の大西洋を渡った後と比較すると。華やかさには欠けて、地味ではあるものの。
故に、そう湿り気の様なものも感じさせて。その中にしかない味わいを醸し出していると。
陽の当たらない裏道、そしてそのキャリアにおいては途上であり、迷い道ではあったのか。
そうだとしても。このアルバムで聴ける、その真摯な歌声は色褪せることはないのです。
カヴァーの名手としても知られるロッド。そのセンスの良さはこの頃から発揮されていて。
「It's All Over Now」も「Cut Across Shorty」も。そして言わば禁じ手とも言える。
スモール・フェイセスの「My Way Of Giving」も実に素晴らしいのですが。
青春の残照を感じさせる「Gasoline Alley」、ロッドとロンによるオリジナルがやっぱり白眉かなと。

今日も。
明日も。
流離うこの道は。
間違いなく。
迷い道。

何処へ。
行きたいのか。
何処を。
目指しているのか。
分からないまま。

それでも。
流離うその足に。
伝わってくる。
その感触に。
導かれる様に。

一歩、また一歩。
前を向いているのか。
振り返っているのか。
それすらも。
漠然としているけれど。

この道の。
その途で。
この街角を。
その匂いを。
吸い込みながら。

今日も。
明日も。
迷いながらも。
歩き続けてみる。
それしかないのだろう。

今日も。
明日も。
そして。
昨日も。
この道を。

踏みしめて。
立って。
そうして。
ここに。
こうしている。

今日も。
明日も。
そして。
明後日も。
この道に。

導かれて。
歩いて。
そうして。
ここで。
こうしている。

恐らくは。
迷い道。
そうだとしても。
この道を。
歩くだけ。

間違いなく。
迷い道。
そうだとしても。
この道を。
行くだけ。

そう。
この道の。
この街角の。
そこにしかいられない。
今日も、明日も。

それでいい、それがいい。



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2018/10/10 Wed *のどかに / Ronnie Lane & The Band Slim Chance

20181010anymoreforanymore


のどかに。
行こうよ。
それも。
また。
いいかもよ。

どうしても。
色々と。
自然と。
早足に。
なってしまうけど。

前を向いて。
一目散。
そいつも。
悪くはないし。
必要な時もあるけれど。

そんなに。
焦って。
何処へ行くの。
そう訊かれたら。
案外に答えられなくて。

あれ。
何で。
こんなに。
駆け出そうとばかりに。
なっていたのかと。

少し。
落ち着いて。
一息ついて。
のどかに。
そいつを取り戻してみよう。

『Anymore For Anymore』'74年リリース。
電撃的にフェイセスを脱退したロニー・レーン。
自らのバンドスリム・チャンスを率いての1stアルバム。
フェイセスがロッド・スチュワートのバック・バンド扱いされるのが嫌だったとか。
酒と女と旅から旅へのロックンロール・ライフに疲れ切ったとか。
フェイセス脱退の理由は色々と言われていますが。まぁ、要はのんびり生きたくなったと。
尤も。世界で一番酒量の多いロックンロール・バンド、フェイセスの中でも。
一番の、飛びっきりの大酒飲みは当のロニー、その人であったのですけどね。
兎にも角にも。農場に引っ込んで。ライフ・スタイルも一変させてと。
そんなロニーの思いが伝わってくる。実にほのぼのとしてしまう穏やかで長閑なアルバム。
この一面はフェイセス時代から垣間見せていたのですが。それを全面に打ち出したと。
一言で言ってしまえば。米国南部への憧憬を臆面もなく顕わにした英国人の音楽かな。
そのあまりの素直さ、純朴さに。思わず微笑が毀れてしまうのですよね。
アコギとリズム隊をベースに。ピアノだったり、バンジョーだったり、サックスが加わって。
土と干し草と、そして陽光の匂いがするかのサウンドが生み出されていて。
そして、ロニーの歌声が。それを胸いっぱいに吸い込んで満喫しているかの様でもあって。
そののんびり、ゆったりと。そして楽しくて堪らないといった歌声が沁みるのですね。
そして楽曲の良さも特筆もので。フェイセスのナンバーの再演、「Tell Everyone」とか。
タイトル・ナンバーの「Anymore for Anymore」とか。どれも素晴らしいのですが。
白眉は「The Poacher」で。ロニー自身も、自らの最高傑作と語っていたとか。
そこに聴かれるポップなセンス。そこにはモッズの顔役であったロニーの小粋なセンス。
そいつが存分に発揮されていて。それが穏やかで長閑でも。決して野暮ったくならない。
このアルバムを輝かせている核にもなっているかなと。何とも惹かれてしまうのです・・・

のどかに。
生きようよ。
それも。
また。
悪くないかもよ。

どうしても。
総てに。
自然と。
必死に。
なってしまうけど。

脇目も振らずに。
一直線。
そいつも。
いいだろうし。
必要な事ではあるけれど。

そんなに。
力んで。
どう生きたいのか。
そう訊かれたら。
案外に答えられなくて。

あれ。
何で。
こんなに。
あれもこれもとばかりに。
やっていたのかと。

少し。
肩の力を抜いて。
一息入れて。
のどかに。
そいつを手にしてみよう。

幹線道路だけが。
道でもない。
偶には。
脇道へと。
迂回してみよう。

真ん中だけに。
執着せずに。
偶には。
端っこを。
走ってみよう。

全速力だけが。
能でもない。
偶には。
速度を。
落としてみよう。

足早に。
前を向いて。
一目散。
それでは。
見えないものもある。

必死に。
脇目も振らずに。
一直線。
それでは。
わからないものもある。

自然だと。
思っていたものが。
その実は自然ではなく。
必要も、必死も。
その実は必ずしもではなく。

まぁ。
取り敢えず。
答えが見つかるまでは。
のどかに。
そいつでやってみよう・・・



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2018/05/11 Fri *今宵、この街の、片隅で / Rod Stewart

20180511anightonthetwon


今宵。
この街の。
片隅で。
独りで。
思いと向き合い。

そうさ。
今宵も。
多くの。
会話が。
飛び交い。

そうさ。
今宵も。
多くの。
無意味な。
単語の羅列。

そんな。
もので。
ものでのみ。
世界と。
繋がっている。

そうだね。
皆。
優しくしてくれる。
気遣ってくれる。
でも、それだけ。

響いてこない。
届いてこない。
今宵。
この街の。
片隅で。

『A Night On The Town』'76年リリース。
ロッド・スチュワートの通算7枚目のソロ・アルバム。
大西洋を渡って、アトランティック移籍後は2枚目となるアルバム。
ルノワールの絵画の中に違和感なく紛れ込んでいるロッドの姿が微笑を誘います。
フェイセス時代からジャケに遊びや仕掛けが多いロッドですが。その中でも白眉かなと。
A面がSlow Side、そしてB面がFast Sideと冠されていて。
それぞれにバラード、そしてロックンロールにおけるロッドの魅力が発揮されています。
英国時代の哀感、滲み出るものは後退してはいるものの。新たな環境に身を置いて。
新たな挑戦を始めたロッドの、その真摯な思いは歌声の中に感じとることが出来るかなと。
華やかなロック・シーンへと漕ぎ出すと共に。米国南部へも接近を強めていた時期で。
スティーヴ・クロッパーやドナルド・ダック・ダン、そしてマッスル・ショールズの手練達。
最強の面子を得て。新たな世界へと挑んでいこうとう意思が感じ取れるのです。
ロッドと言えば、そのカヴァーにおけるセンスが特筆されるのですが。
このアルバムに於いてはロッドの手によるオリジナルのレベルも高くて。
その決意のほどが並々ならぬものであったこととの証かとも。力、入っているのですよね。
特にB面、Fast Side、その頭3曲の連発は実に爽快で。ロックンローラーだなと。
その一方でバラードも素晴らしいのですが。哀感、情緒とはまた異なるものも感じられて。
そう、ふと淋しさと言うか。孤独の影が過りもするのですね。何と言うのかな。
ジャケと同様に新しい環境に馴染んでいる様で。その実、胸の内には複雑なものもあったか。
その影。取り巻く環境からの好意や、愛情。それは十二分に感じながら、信じながらも。
どうしても拭えない孤独感に戸惑っていないでもないのかなと思われもして。
ふと。夜の中。その実馴染めない街の片隅で。巡り、渦巻く思いに対峙している姿が見える気もするのです。

今宵。
この街の。
片隅で。
いつもの様に。
思いと向き合い。

そうさ。
今宵も。
多くの。
駆け引きが。
行き交い。

そうさ。
今宵も。
多くの。
薄っぺらな。
約束の安売り。

そんな。
もので。
ものでだけ。
世界と。
交われない。

そうだね。
皆。
非難はしない。
否定すらしない。
でも、それだけ。

振れられもしない。
震わされもしない。
今宵。
この街の。
片隅で。

そうさ。
別に。
今宵に。
始まった。
ことじゃない。

そうさ。
別に。
この街に。
限ったことじゃない。

いつでも。
いまでも。
多くの。
無意味な。
単語の羅列。

いつでも。
何処でも。
多くの。
薄っぺらな。
約束の安売り。

優しくしてくれる。
気遣ってくれる。
でも、それだけ。
共鳴できない。
受容できない。

非難はされない。
否定すらされない。
でも、それだけ。
共振できない。
胎動もしない。

今宵。
この街の。
片隅で。
いつもの様に。
独りで、思いと向き合っている。



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2017/12/22 Fri *夜をブッ飛ばせ / Ian McLagan

20171222bumpinthenight


真夜中。
どこかで。
気配がする。
何やら。
蠢く音がする。

あちら。
こちらに。
ぶつかって。
音を立てて。
闇を揺り動かす。

あぁ。
そうかと。
今夜も。
そうくるのかと。
そうなのだと。

上等だ。
それならば。
こちらも。
その気で。
付き合おうじゃないか。

どうせ。
震えて。
昂って。
眠れない。
夜を過ごしていたのだ。

隠れてないで。
出て来いよ。
一緒に。
賑やかに。
夜をブッ飛ばせ。

『Bump In The Night』'81年リリース。
イアン・“マック”・マクレガンの2枚目となるソロ・アルバム。
ボニー・レイットとも活動を共にしていたバンプ・バンド。
マック自身もメンバーだった、そのバンドを率いてのアルバムです。
ベースは、レイ・オハラ。そうミカ・バンドにもいた小原礼だったりします。
全編、実にご機嫌なロックンロールが鳴り響く、なんとも愉快なアルバムです。
ボビー・キーズが参加している他、ロン・ウッドも一曲だけゲスト参加。
その「Little Girl」なるナンバーはマックとロンの共作で如何にもって感じです。
兎に角。アルバム全編に渡ってギターの響きが実に心地よいアルバムで。
実はギターも弾けちゃうマックです。作曲は殆どギターで行ったのだとかで。
実際の録音でもリズム・ギターを弾いていて。これがいい感じで。
その分、あのマックならではの鍵盤が弾け、転がるプレイが控えめかなと。
何でも。この時期のマックは鍵盤を弾くのに飽きていた、自信喪失していたとか。
あのマックにして、そんなことがあるのかと。ちょっと驚いてしまうのですが。
まぁ、名人、達人には。凡人など及びもしない境地での悩みもあるのかな。
それでも。要所、要所で顔を覗かせるその響きには、流石だなと思わされますが。
それにしても。徹頭徹尾。楽しく、ご機嫌なロックンロールが溢れていて。
マックのメロディメーカーとしての才能に改めて驚かされもします。
この頃って。マックはストーンズのアルバムにもツアーにも参加していたのですよね。
充実していたのだろうし。楽しかったのだろうなと。それこそフェイセスとの日々。
そいつが戻ってきたくらいの感じだったのではないかと。
それこそ真夜中でも。音が、音楽が聴こえてきて。眠れない、眠りたくないみたいな。
そんなマックの姿を想像しながら。真夜中に針を落としたくなるアルバムなのですよね。

真夜中。
どこかで。
息吹がする。
何やら。
兆しがする。

あちら。
こちらと。
転がって。
声を上げて。
闇を目覚ませる。

あぁ。
そうかと。
今夜は。
そう来たかと。
そうなのだなと。

面白い。
それならば。
こちらも。
本気で。
やり合おうじゃないか。

どうせ。
奮えて。
昇って。
眠れない。
夜を過ごしていたのだ。

勿体ぶらないで。
出て来いよ。
一緒に。
派手に。
夜をブッ飛ばせ。

眠れない。
眠りたくない。
そんな夜が。
長いこと。
続いているのだ。

帳が下りて。
闇が広がって。
すると。
どうにも。
止まらなくなるのだ。

震えて。
昂って。
冴えてきて。
蠢く気配に。
反応して。

奮えて。
昇って。
痺れてきて。
息吹の兆しに。
感応して。

闇を。
揺り動かす。
その音に。
合わせて。
動き始める。

闇を。
目覚めさせる。
その声に。
合わせて。
転がり始める。

さぁ。
隠れてないで。
勿体ぶらないで。
弾けて。
飛びだして来いよ。

夜をブッ飛ばせ。



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2017/10/26 Thu *大雑把で、いい加減で、陽性で、そして・・・ / Faces

20171026oohlala


微塵も。
無いかと。
言われれば。
躊躇いなく。
頷くことはできないが。

いま。
ここにいる。
そこまでの。
歩みに。
悔いなどないのだと。

あの時。
その時。
その積み重ね。
その繋がり。
偶然が必然に。

それで。
千鳥足の。
酔いどれ人生を。
なんとか。かんとか。
歩いてきたのだから。

ただ。
ふとした瞬間に。
ガキの頃の自分に。
いまの自分の心持ち。
そいつを話せたらなと。

あんなことも。
そんなことも。
あんなもので。
そんなもので。
そう、たいしたことなどないのだと。

『Ooh La La』'73年リリース。
フェイセスの4枚目にして最後のスタジオ・アルバム。
改めてフェイセスのスタジオ・アルバムの少なさに驚かされますが。
まぁ、ロッド・スチュワートのソロ・アルバムもフェイセスのアルバムみたいなもので。
恐らくはスタジオで演奏している時は、あまり意識して区別もしていなかったかなとか。
それ程に。違和感なく千鳥足の一体感がどのアルバムにも溢れているのですけどね。
ただ、ロッドがソロ・シンガーとしてあまりにも大きな成功を手にしてしまった。
それが悲劇の始まりで。フェイセスはバック・バンド扱いをされる様になってしまって。
このアルバムのレコーディングには多忙なロッドが参加できないことも多かったと。
それでロニー・レイン主導となったこのアルバムをロッドはメディアで貶してしまって。
それで(それだけじゃないでしょうが)ロニーはこのアルバムを最後に脱退してしまうと。
ただ。ロニーの脱退を知らされたロッドが他のメンバーと泥酔している写真もあるので。
言われる様に。ロッドと他のメンバーとの間にそこまで決定的な亀裂は無かったかなとも。
さて。ロッドの不在もあってかロニーの個性、志向や嗜好が大きく反映されたアルバムで。
トラッド、カントリー、そしてスワンプと。スリム・チャンスの萌芽が聴きとれます。
それをロニー自身が歌っているナンバーは勿論、ロッドが歌っているナンバーも味があり。
ボタンの掛け違えが無ければ、フェイセスの新たな歩みがあったかなとも惜しまれます。
ロニーのベース、そしてイアン・マクレガンの鍵盤がまた実にいい塩梅で弾んでもいてねぇ。
「Silicone Grown」「Cindy Incidentally」「My Fault」「Glad And Sorry」、佳曲揃いで。
中でもラストに配された「Ooh La La」に漂う陽気な哀感とでも呼ぶべきものは絶品で。
何故かロッドでもロニーでもなく。ロン・ウッドが歌っているのですが。これが絶妙。
ロッドなら陽気に過ぎる、ロニーなら哀感が溢れすぎる。ロンだからこそのいい加減さ。
もっと早く色んなことを知っていればと。若干の苦みと共に若き日々を振り返りつつ。
まぁ、いいかと。何とかなるさと。鼻歌でも口ずさみながら千鳥足で歩き続ける。
この大雑把で、いい加減で、陽性な前向きさ。そんなフェイセスの真骨頂がこのロンの歌声にはあるのです。

一点も。
無いかと。
言われれば。
躊躇いつつも。
首を左右に振ってしまうが。

いま。
ここにある。
そこまでの。
行いに。
悔みなどないのだと。

あの時。
その時。
その貯え、蓄え。
その連なり。
偶然が必然に。

それで。
千鳥足の。
酔いどれ人生が。
なんとか。かんとか。
続いてきたのだから。

ただ。
ふとした瞬間に。
ガキの頃の自分に。
いまの自分の胸の内。
そいつを話せたらなと。

あんなものも。
そんなものも。
あんなところで。
そんなところで。
そう、たいしたことなどないのだと。

この道。
ではなくて。
あの道。
それもあったかと。
そうしていたらと。

この歩き方。
ではなくて。
あの歩き方。
それもあったかと。
そうしていたらと。

この選択。
ではなくて。
あの選択。
そうしていたら。
どうなっていたかと。

この決断。
ではなくて。
あの決断。
そうしていたら。
どうなっていたかと。

いまなら。
どの道。
どの歩き方。
どの選択。
どの決断。

いまだから。
わかる。
見える。
感じる。
それをあの時に。

迷い。
怯え。
震え。
立ち尽くす。
ガキの頃の自分。

その背中に。
声をかけられたら。
その耳元に。
囁いてやれたら。
そんな思いを感じつつ。

その背中を。
軽く叩いて。
その耳元で。
胸を張ろうぜと。
そんなところかなと。

まぁ、いいかで。
何とかなるさで。
たいしたことなどないのだと。
鼻歌でも口ずさみながら。
千鳥足で歩いていけばいいのだと。

大雑把で。
いい加減で。
陽性で。
そして・・・切なくて。
それも・・・それが人生だと、ね(笑)。



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2017/08/06 Sun *心の港 / Rod Stewart

20170806vagabondheart


浮いて。
沈んで。
揉まれて。
そんな。
揺れる心。

そいつが。
ふと。
何気なく。
気軽に。
寄れるところ。

そんなものが。
あるのと。
ないのでは。
まったくもって。
大違いで。

どんなに。
浮かぼうが。
沈もうが。
揉まれようが。
揺れようが。

何かで。
何処かで。
ふと。
思い出して。
気づいて。

寄ってみれば。
そいつで。
それだけで。
見失っていたものを。
もう一度、この手にと。

『Vagabond Heart』'91年リリース。
ロッド・スチュワートの17枚目(?)となるソロ・アルバム。
'80年代以降のロッドのアルバムとしては数少ない聴く価値のあるアルバム。
『Unplugged』等の企画ものを除けば、あの『Foot loose & Fancy Free』以降としては。
唯一、ロッドの真摯な歌心を感じられるアルバムと言っても過言ではないかなと。
そう、中途半端なフランク・シナトラ擬きではないロッドがここにはいます。
ロッドの魅力は。何と言ってもあの歌声と、そしてカヴァーのセンスにあるのですが。
どうにも一時期から、何を勘違いしたのかすっかりスーパー・スター気取りで。
否、スーパー・スターであることは疑う余地もないのですが。それはそれとして。
やたら大袈裟と言うか、装飾過多な生き方がそのまま歌い方にも伝播してしまって。
歌心が微塵も感じられない、駄作を連発し続けていたロッド。迷走もいいところでしたが。
前年に亡くなった父親に捧げられたこのアルバムでは。思うところもあったのか。
サウンドこそ、まだ多分に余計なものが削ぎ落されてはいないなと感じられますが。
その歌声は、その対象である楽曲に真摯に向き合い、真摯に表現するものとなっています。
ここまで迷いの無い、ここまで真っ直ぐなロッドの歌声。そう、その気になれば。
凡百のヴォーカリストなどは寄せ付けない、それだけの傑物であるのです。
「Broken Arrow」「It Takes Two」「Have I Told You Lately」「Downtown Train」と。
そのカヴァーの選曲、そしてその解釈、見事に自らのものにしてしまうその咀嚼力。
その底力が遺憾なく発揮されているのも、真摯な姿勢、思いがあってこそのことで。
それが故に、ティナ・ターナー、テンプテーションズと言ったゲストを迎えたナンバーも。
ただの顔見世に終わらない、魅力的な出会いとなっているのです。
揺れる、流離う。そんな心、思い。それがあるべきところ、あるべき港に戻ったのだと。
そんなことを感じさせるアルバムなのです。まぁ、また直ぐに迷走しだすのですけれどねぇ・・・

浮いて。
沈んで。
揉まれて。
そんな。
流離う心。

そいつが。
ふと。
無意識に。
気を置かず。
拠れるところ。

そんなものを。
知っているのと。
ないのでは。
まったくもって。
大違いで。

どんなに。
浮かぼうが。
沈もうが。
揉まれようが。
流離おうが。

何かで。
何処かで。
ふと。
誘われる様に。
感じるままに。

拠ってみれば。
そいつで。
それだけで。
見失っていたものを。
もう一度、この胸にと。

また。
襲われて。
また。
繰り返して。
何回目になるのか。

何回。
何十回。
何百回。
襲われるままに。
繰り返すままに。

浮いて。
沈んで。
揉まれて。
そんな。
揺れる心。

浮いて。
沈んで。
揉まれて。
そんな。
流離う心。

どんなに。
どれだけ。
浮かんでも。
沈んでも。
揉まれても。

そう。
どんなに。
どれだけ。
揺れても。
流離っても。

寄れる。
拠れる。
そんな。
ところがある。
港がある。

それを。
知っているから。
見失っても。
いつでも、この手にと。
いつでも、この胸にと。

心の港がある限りはね。



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2017/06/05 Mon *もどかしい / Faces

20170605longplayerdef


どうにも。
こうにも。
その。
この。
あぁ、何と言うか。

悪くはない。
ぶれてもいない。
通じてはいる。
そいつは。
確かだと思うのだけど。

なにか。
噛み合わない。
どこか。
ずれている。
それが引っ掛かる。

もっと。
いけるはず。
できるはず。
そいつも。
確かだと思えるだけに。

あと少し。
もう少し。
踏み出せれば。
共振できれば。
もっと転がせる筈だと。

あぁ。
この感じ。
なんとも。
歯痒くて。
そう、もどかしいのだ。

『Long Player』'71年リリース。
なんとも愛すべき、フェイセスの2枚目となるアルバム。
レーベル面が見える特殊ジャケットでリリースされたのですが。
こんな、メンバーの後ろ姿を用いたジャケットも存在したのですね。
恐らくは。オリジナルのジャケットではどこのバンドかわからない・・・とか。
そんなことをレコード会社が考えたのかな。単なる再発盤の可能性もありますが。
さて。ラフで、ルーズで、そしてリリカルでもあって。そんな雑多さも魅力なフェイセス。
このアルバムにはライヴを含めて4種類の音源が収録されていて。
ストーンズ所有のモービル・ユニットを利用した録音もあり。塑像するに。
綿密な計画を立てての制作と言うよりは、いつでも思いついた時に録音して。
ある程度の量になったらアルバムでもリリースするかと。そんな緩い感じだったのではと。
そんな取り組み方、歩き方が。千鳥足のロックンロール・バンド、フェイセスらしいかなと。
真摯に歌うことを楽しんでいるロッド・スチュワートのヴォーカル。
決してテクニシャンではなく、ヘタウマとも言えるギターを陽気に聴かせるロン・ウッド。
そんな2人に、ロニー・レーン、イアン・マクレガン、ケニー・ジョーンズが絶妙に絡むと。
結構、スカスカなサウンドなのですが。その穴だらけ、間の多いところがご機嫌で。
フリーとはまた別なのですが。弾くばかり、埋めるばかりが能じゃないのだよと。
そんなロックンロールの事実、真実を教えてくれる、感じさせてくれるフェイセスなのです。
特にライヴの2曲「Maybe I'm Amazed」と「I Feel So Good」がその真骨頂かなと。
ライヴならではのグルーヴを遺憾なく発揮した、フェイセス流のロックンロール。
「恋することのもどかしさ」なる邦題でも知られる「Maybe I'm Amazed」なんて絶品で。
常に。ある意味では。いま一つ、あと一歩が足りない、もどかしいとも思えるフェイセス。
でも。その、もどかしさが残るところ。その塩梅が愛すべきものだったのだなと。そう感じるのです。

どうにも。
こうにも。
そこが。
ここが。
う~ん、何と言うか。

まずくはない。
間違ってもいない。
開きかけている。
そいつは。
確かだと思うのだけど。

なにか。
しっくりこない。
どうも。
腹落ちしない。
それが気に掛かる。

もっと。
いかなくては。
やらなくては。
そいつも。
確かだと思えるだけに。

あと少し。
もう少し。
飛び込めれば。
共感できれば。
きっと転がり始める筈だと。

あぁ。
この感じ。
痒いところに。
手が届かない。
そう、もどかしいのだ。

悪くはない。
まずくもない。
通じてはいる。
開きかけてもいる。
そいつは。確かなのだけど。

もっと。
あと少し。
もう少し。
いけるはず。できるはず。
そいつも。確かなので。

どうにも。
こうにも。
あぁ、何と言うか。
う~ん、何と言うか。
もどかしい。

なんとも。
歯痒くて。
痒いところに。
手が届かない。
もどかしい。

噛み合わない。
ずれている。
しっくりこない。
腹落ちしない。
もどかしい。

踏み出して。
共振を。
飛び込んで。
共感を。
転がせる様、始められる様。

焦らずに。
少し時間をかけて。
絶妙な塩梅の。
距離感をみつけて。
それからだと思いつつも。

もどかしい。



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2017/05/15 Mon *実感を / Ron wood

20170515gimmesomeneckukorg


なんでもいい。
否。
なんでもよくはないが。
少しばかりの。
幾つかの。

何かが。
そう。
きっかけになる様な。
何かが。
手に入れられれば。

この。
どうにも。
漠然とした。
浮遊している様な。
現実感を喪失した様な。

そんな。
状態から。
逃れられて。
生々しい。
臨場感が得られて。

生き生きと。
嬉々として。
地面を踏みしめて。
地面を蹴って。
毎日を過ごせるのにと。

今日を。
明日を。
一週間を。
生の実感と共に。
駆け抜けていたいのだ。

『Gimme Some Neck』'79年リリース。
ロン・ウッドの3枚目となるソロ・アルバム。
『Some Girls』とほぼ同時進行で録音されていたとの話もあって。
チャーリー・ワッツはほぼ全曲でドラムスを叩いていたりもします。
キース・リチャーズやミック・ジャガーも参加しているのですが。
この時期のロンはストーンズとは言わばアルバイト契約だったと思われるのですが。
それにしては随分と待遇が良かったのだなと。そう感じたりもするのですよね。
何せ、このアルバムと共にニュー・バーバリアンズとしてツアーにまで出ていますからね。
キースもニュー・バーバリアンズの一員として嬉々としてプレイしていたし。
ミックの時とはえらいちがいだなぁと。まぁ、そこがロンの人柄の成せる業なのかな。
イアン・マクレガン、ボビー・キーズにデイヴ・メイソンなど豪華なゲストを迎えて。
ラフで、タフで、ファンキーな。ロンならではのロックンロールをブチかましていて。
「Come To Realise」なんて何とも生き生きとしていて痛快だったりします。
ボブ・ディランがエリック・クラプトンに贈って断られた「Seven Days」を頂いて。
ものの見事に自らのものとして聴かせている、その味わいのある風情もロンならではで。
後にボブがライヴでセルフ・カヴァーする際にはロンのヴァージョンを手本にしたとか。
昔ロッド・スチュワートのアルバムでよく聴かせていたインストの小品もあって。
その「Delia」におけるロンのドブロが絶品で。それがまた堪らなくもあるのです。
ギターもヴォーカルも。技巧派ではないロン。しかしその味わいは格別なものがあって。
それは、その陽性な生命力。生き生きと、嬉々として、クッキリと足跡を残す歩みなのです。
その歩みが。近頃のストーンズの中では今一つ元気がないかなとも思われて。
このアルバムの様な、臨場感に溢れた、生き生きとしたロンの姿をまた聴きたいなとも思うのです。

なんでもいい。
否。
そうともいかないが。
いくばかりかの。
様々な。

何かが。
そう。
火種になる様な。
何かが。
手に入れられれば。

この。
どうにも。
曖昧とした。
離脱している様な。
現実感が消失した様な。

そんな。
状態から。
脱して。
息苦しいまでの。
臨場感に包まれて。

生き生きと。
嬉々として。
路上を踏みしめて。
路上を蹴って。
毎日を過ごせるのにと。

今日を。
明日を。
一週間を。
生を痛感しながら。
駆け抜けていきたいのだ。

この。
地面の上で。
路上の上で。
息をしている。
生きている。

この。
地面から。
路上から。
離れるのではなく。
浮くのではなく。

漠然と。
曖昧に。
現実感を。
喪失した様な。
焼失した様な。

そんな。
影の薄い。
影も残せない。
死んだ様な。
時間は過ごしたくない。

息苦しいまでに。
生々しい。
そんな。
臨場感の中で。
時を刻んでいたいのだ。

だから。
きっかけになる様な。
導火線に火を付ける様な。
何かを。
手に入れるのだ。

今日を。
明日を。
一週間を。
生の実感と共に。
駆け抜けていたいのだ。

今日を。
明日を。
一週間を。
生を痛感しながら。
駆け抜けていきたいのだ。

実感を、感じていたいのだ。



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2017/02/17 Fri *手探り / Faces

20170217firststepukorg


手探り。
そう。
先ずは。
そんなもの。
そこから。

探りながら。
少しずつ。
目指す。
形を。
見定めて。

探りながら。
少しずつ。
歩む。
道を。
切り拓いて。

互いの。
感覚。
持ち味。
そんなものも。
探りながら。

行きつく先。
落としどころ。
そんなものを。
見つけようと。
初めの一歩を踏み出す。

不安では。
あるものの。
実はこの瞬間。
そいつこそが。
一番、楽しかったりもする。

『First Step』'70年リリース。
フェイセスの記念すべきファースト・アルバム。
スティーヴ・マリオットが脱退したスモール・フェイセスに。
ジェフ・ベック・グループを解雇されたロン・ウッドが加入して。
更にはベックと仲違いしたロッド・スチュワートも誘われるままに。
決してスモールではないロンとロッドの参加でスモールをバンド名から外したと。
(米国ではスモール・フェイセス名義でこのアルバムはリリースされましたが)
そんな寄り合い所帯で始まったのがフェイセスだったのですね。
スモール・フェイセスからの3人は未だ、スモール・フェイセスに未練があって。
ロンも本当はローリング・ストーンズからの誘いを待っていたとか。
ロッドはソロとして別のレコード会社と契約を結んでいてと。寄り合い所帯、呉越同舟。
なので。このアルバムには後のアルバムの様な、一体感みたいなものはなくて。
あの酔いどれの、千鳥足のロックンロールも未だ全開にはなっていなくて。
手探り状態で。それぞれが、バンドの姿、歩き方、目的地を探っている感じが強いかなと。
オリジナル・ナンバーはロンとロニー・レーンが中心となって書いていて。
ロニーも後のスリム・チャンス時代を彷彿とさせる個性を発揮し始めていますが。
一番張り切っているのは、ロンで。この頃からあのスライドを弾きまくっています。
ジャケットでギターの教則本を手にしているにはベックへの当てつけかとも思われて。
ベースに転向させられていた鬱憤を一気に晴らしている、その弾けぶりが楽しいかな。
ジャケットでは隅で大人しくしているロッドは、確かに控えめにしていたのかも。
しかし。そこはロッドですから。あの歌声で一気に雰囲気を変えてしまうと。
手探りで、お互いの感覚や嗜好も探り合ってで。纏まりには欠けるものの。
その探り合い、パスを交換し合っている様に、様々な可能性が感じられて、いいなと。
恐らくは、その可能性をお互いが信じたからこそ、フェイセスとして活動を継続したのかな。
その為には、この模索状態の第一歩は必要だったのだなと腑に落ちるのですね。

手探り。
そう。
先ずは。
それでいい。
そこから。

探りながら。
少しずつ。
目指す。
画を。
見定めて。

探りながら。
少しずつ。
歩む。
先に。
辺りをつけて。

互いの。
嗜好。
得手不得手。
そんなものも。
探りながら。

目指す先。
目標とするところ。
そんなものを。
固めていこうと。
初めの一歩を踏み出す。

不安では。
あるものの。
実はこの瞬間。
そいつこそが。
一番、面白かったりもする。

残った。
手を挙げた。
声を掛けられた。
他になかった。
それぞれで。

最初から。
途中から。
長い。
短い。
それぞれで。

養殖。
天然。
流れもの。
暇つぶし。
それぞれで。

感覚。
持ち味。
嗜好。
得手不得手。
それぞれで。

計算か。
感性か。
それぞれが。
それぞれに。
探り合い。

手探り。
そう。
だから。
楽しくて。
面白くて。

その。
可能性に。
それだけで。
暫くは。
遊んでみようと思うのだな。



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2016/12/01 Thu *千鳥足で / Rod Stewart & Faces

20161201coasttocoastovertureandbegi


どうやら。
今日も。
今夜も。
足下が。
おぼつかない。

二日酔い。
たぶん。
否。
間違いなく。
未だ酔っぱらっている。

酒に。
それだけでなく。
色々なものに。
様々なものに。
酔いしれているのだ。

気づくと。
振り返ると。
何かに。
何ものかに。
酔っていない時など。

禁断の。
箱を。
開けた。
その瞬間から。
一度もないかもしれない。

いつも。
いつでも。
千鳥足で。
綱渡り。
そいつが堪らない。

『Coast To Coast Overture And Beginners』'74年リリース。
前年の全米ツアーでのアナハイム公演で収録されたフェイセスのライヴ・アルバム。
ロニー・レインに代わって加入したテツ山内が参加した唯一のアルバム。
そしてベスト・アルバムを除けば解散前にリリースされた最後のアルバムでもあって。
ソロ活動を活発化させていたロッド・スチュワート。ロッドを売り出したいレコード会社。
その思惑が絡み合ってロッド・スチュワート&フェイセス名義となり。
英国ではロッドがソロとしていたマーキュリーからリリースされることになってと。
(それ以外の国ではフェイセスの所属であるワーナーからのリリースでした)
どうにも。往生際が悪くズルズルとしたままに解散に至ったフェイセスの最期を象徴する。
そんなイメージもあるアルバムではあるのですが。その内容は実にご機嫌だったりします。
世界一アルコール消費量が多いバンドとして名を馳せたフェイセス。
その千鳥足のロックンロールがこれでもかと鳴り響いているのです。
リズムがよれたり、チューニングも怪しかったり、そんなラフでルーズなロックンロール。
弾けて、揺れて、転がって。そしてフェイセスならではの絶妙な間。それが堪らないのです。
レインが不在なだけに。フェイセスの魅力の一面を成していた朴訥とした繊細さ。
それは感いられないのですが。そこはライヴですからね。とことん陽気で楽しいフェイセス。
そいつが十二分に発揮されている。それで、それだけでいいのです。
フェイセスのライヴではロッドのソロ・アルバムに収められていたナンバー。
それもフェイセスのナンバーと共に演奏されるのですが。それがまったく違和感がなくて。
すっかりフェイセスのナンバーと同化していて。すっかり酔いどれのナンバーに。
なんだかんだで。ロッドも含めてフェイセスと言うのは仲が良かったのだろうなと。
まぁ、酒の取り持つ酔っ払い同士の連帯感だったのかもしれませんが。
それ故の。常に千鳥足で、瞬間、瞬間を楽しむ姿勢、心意気。それこそがフェイセスです。

どうにも。
今日も。
今夜も。
真っ直ぐ。
歩けない。

宿酔い。
たぶん。
否。
間違いなく。
未だ酔っぱらったまま。

酒に。
それに限らず。
色々なものに。
様々なものに。
酔いどれているのだ。

気づけば。
思い浮かべれば。
何かに。
何ものかに。
酔っていない時など。

禁断の。
扉を。
開けた。
その瞬間から。
ひと時もないかもしれない。

いつも。
いまも。
千鳥足で。
線上を。
そいつが堪らない。

酔わなきゃ。
やっていられるか。
否。
酔わずに。
やっても駄目なのだ。

何ものも。
何もかも。
酔うほどに。
やらなければ。
ものにもならない。

酔って。
酔っぱらって。
酔いしれて。
酔いどれて。
そのままに。

弾けて。
揺れて。
転がって。
千鳥足で。
ステップを踏みながら。

陽気に。
楽しもう。
面白がろう。
何ものも。
何もかも。

いつも。
いつでも。
酔って。
千鳥足の。
二日酔い。

いつも。
いまも。
酔って。
千鳥足で。
宿酔い。

千鳥足で。
線上を。
綱渡り。
そいつが堪らない。
そいつが楽しくてやめられない。



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