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2017/04/03 Mon *波動 / ジョー山中&ザ・ウェイラーズ

20170403reggaevibration


目覚めたら。
両手を広げて。
胸いっぱいに。
空気を。
吸い込んで。

漂っているもの。
その中に。
浮かんでいるもの。
震えているもの。
そいつを感じて。

身と。
心が。
共振する。
共鳴する。
その時を待ってみる。

何かが。
響き。
何かが。
伝わり。
新生、再生。

さぁ。
また。
新たな一日を。
新たな生命を。
生きよう。

目覚め。
感じた。
波動が。
新しい世界を。
示してくれるのならば、覗きにいこう。

『Reggae Vibration』'82年リリース。
ジョー山中が初めてレゲエに挑んだアルバム。
名義はジョー山中&ザ・ウェイラーズで。そう、あのウェイラーズです。
あのバレット兄弟も、ジュニア・マーヴィンも参加していて。
あのタフ・ゴング・スタジオで録音されています。豪華と言うか本苦的と言うか。
ジョーのこのアルバムに賭ける意気込み、本気度が窺われます。
本格的にレゲエに取り組んだのはこのアルバムが初めてだったと思われるのですが。
元々、レゲエには関心があったのでしょうね。実に自然な歌声を聴かせてくれています。
そして。それを受け止める、受けて立つのが、ウェイラーズですからね。
臆することのないジョー、当たり前に、ごく自然に受け容れているウェイラーズ。
勿論、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズとは異なる、別物なのですけど。
それはどちらが優れているとかではなくて。そんな比較には意味がなくて。
ジョーとウェイラーズの間に生まれた、新たな共振、共鳴・・・波動・・・生命。
そんなものの息吹、生々しく温かい息遣いが感じられる様なアルバムなのです。
因みに全曲、英語で歌われていますが。何の違和感も無くて。リズム感も含めて。
ジョーと言うのは、この時代に、それ以前からか世界スケールだったのだなと。
だからこそ。この時代にジャマイカに飛んで。タフ・ゴングでウェイラーズと。
そんな突飛と言うか、ある意味で無謀とも言える試みにも躊躇は無かったのだろうなと。
そう。35年前ですからね。実現させるに至る障壁は今とは比較にならなかっただろうし。
でも、それを。ものともせずに。気にもかけずに。やってしまう。
そこには。やはり新たな共振、共鳴、波動、生命。そんなものに対する、飽くなき希求。
そして、その希求、欲求を自然のものとして受け容れられる大きさがあったのだろうなと。

眠りにつく前。
両手で抱きしめて。
胸いっぱいの。
空気を。
抱きしめて。

漂っていたもの。
その中に。
浮かんでいたもの。
震えていたもの。
そいつを思い出して。

身と。
心が。
共振した。
共鳴した。
その時を思ってみる。

何かが。
響いた。
何かが。
伝わってきた。
新生し、再生した。

そう。
また。
新たな一日を。
新たな生命を。
生きられた。

目覚め。
感じた。
波動が。
示してくれた。
新しい世界を、覗いたのだ。

漂う空気の中。
浮いている。
震えている。
何ものかを。
感じよう。

恐れずに。
躊躇わずに。
両手を広げて。
吸い込んで。
感じよう。

身も。
心も。
開いて。
共振するもの。
共鳴するもの。

そんなものが。
そうだと感じられるものが。
あるならば。
その中へと。
踏み出して。身を投げて。

響き。
伝わり。
そして。
響かせ。
伝え。

新生、再生。
新たな一日。
新たな生命。
そう。
それを生きよう。

目覚め。
感じた。
波動が。
新しい可能性を。
示してくれるのならば、覗きにいこう。

目覚め。
感じた。
新しい可能性。
それを示してくれた。
波動と共に、生きていこう。



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2017/04/02 Sun *辺土の中 / ザ・ルースターズ

20170402insane


深く。
澱んだ。
辺土の中に。
埋もれ。
沈んだ様な。

そんな。
絶望とも。
諦念とも。
言える様な。
言い難い様な。

そんな。
空気に。
囚われて。
閉じ込められて。
ただ見送るだけ。

なんとか。
普段と同じ。
仮面を被って。
装いの中で。
過ごしてはいるけれど。

深く。
静かな。
狂気が。
どんどんと。
浸食して。

景色は。
徐々に。
輝きと色を。
失い。
モノクロームへと姿を変える。

『Insane』'81年リリース。
ザ・ルースターズの3枚目となるアルバム。
初めて総てのナンバーがオリジナルで占められて。
日本語詞のナンバーは2曲だけで。インストも1曲含んで。
全部で7曲。収録時間も短く。それが故か当時定価が2千円だったと言う。
別に曲数とか、収録時間に対価を払うわけではないのですけどね。
時期的に『爆裂都市』への出演とかサントラ盤も録音も行われていた頃の筈で。
そんな中で制作されたので。1stアルバムの没テイクに手を加えたものもあるのかな。
既に。このアルバムで大きな転換期を迎えたのだろうなと感じされられるアルバムで。
A面頭の「Let's Rock (Dan Dan)」こそ、従来通りのロックンロールなナンバーですが。
曲調、サウンドとも幅が広がり多彩になり。キーボードが目立つナンバーも増えてと。
なのに。何故か。急激に褪色が始まって。モノクロームの世界へと向かっている。
そんな印象が強く残るのですよね。特にB面の2曲にはその感が強いかな。
これはやはり。その旺盛な創作意欲や活動の裏側で。大江愼也に訪れていた変化。
それが既に表出してきていたと言うことになるのかな。狂気の一言で片づけたくはなく。
またそれが総てとも思いませんが。「Case Of Insanity」「In Deep Grief」には。
明らかに。どこか異なる世界を覗こうとしている、あるいは覗いてしまった。
そんな空気、そんな匂いを感じてしまうのですよね。どうなのかな。
病んでいると言えば、総ての人間が病んでいると思うのですが。
ある境界、あるライン。その先を見てしまう、感じてしまう人間と。止まる人間はいて。
悲しみ、悲嘆にしろ。絶望にしろ、諦念にしろ。見ないと、感じないといられない。
一時的にしろ、その辺土の中でしか生きられない人間と言うのも存在するのだろうと。
そして。その辺土からの表現故の魅力と言うものも確かにあるのだと思うのです。

深く。
澱んだ。
辺土の中に。
埋もれ。
沈んだ様な。

そんな。
絶望とも。
諦念とも。
言える様な。
言い難い様な。

そんな。
匂いに。
誘われて。
閉じ込められて。
ただ見送るだけ。

なんとか。
普段と同じ。
芝居を続けて。
装いの中で。
過ごしてはいるけれど。

深く。
静かな。
狂気が。
どんどんと。
浸食して。

心象は。
徐々に。
輝きと色を。
失い。
モノクロームへと姿を変える。

おかしいのは。
狂っているのは。
自分なのか。
世界なのか。
それとも、どちらも、か。

受け容れないのは。
撥ねつけているのは。
自分なのか。
世界なのか。
それとも、どちらも、か。

絶望とも。
諦念とも。
言えば言える。
そして言い難い。
その。

空気。
匂い。
それに囚われ。
それに誘われ。
閉じ込められた。

深く。
澱んだ。
辺土の中に。
埋もれ。
沈んだまま。

深く。
静かな。
狂気に。
どんどんと。
浸食されて。

景色も。心象も。
徐々に。
輝きと色を。
失い。
モノクロームへと姿を変えた。

その。
辺土の中から。
何を語ろう。
何を見せよう。
何を発しよう。



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2017/03/30 Thu *その前に / The Mods

20170330jailguns


俯き。
躓き。
膝を折る。
そう。崩れ落ちる。
その前に。

無理矢理。
やせ我慢でも。
カッコつけでも。
構わないから。
拳を握りしめて。

前を向き。
上体を起こし。
膝に力を入れて。
兎にも角にも。
ファイティング・ポーズを。

そいつが。
とれれば。
そいつが。
できるのであれば。
大丈夫。

未だ。
終わりはしない。
未だ。
続けられる。
闘える。

だから。
握りしめた拳が。
両膝が。
震えていても。
立ち続けるのだ。

『Jail Guns』'84年リリース。
モッズの変則的な2枚組アルバム。
各地で収録されたベスト・アルバム的な意味もあるライヴ・アルバムに。
新曲を3曲収録した12インチ・シングルの組合せ。
恐らくはリリース後の全国ツアーに合わせての企画だったのだと思われます。
ライヴ・アルバムは全9曲収録。鹿鳴館から渋公、後楽園スタジアムまで。
会場の大きさも様々なライヴが一度に楽しめる趣向になっています。
「バラッドをお前に」「激しい雨が」と当時のヒット曲も勿論収録されていて。
この2曲のライヴ・テイクが聴けると言うのが売りだったのかもしれません。
ライヴならではの熱いモッズが聴けるのは堪らないものがあります。
どうせならフル・サイズで聴かせてくれよとの欲求不満が募るのと。
意図的なのか歓声が小さく抑えられていて。やや臨場感に欠けるかなとは思うのですが。
逆に、それで。実際のライヴ会場に足を運ばせる意図があったのかな。
時間はあっても、金は無く。体験できるライヴの数も限られていたので。
モッズに関して言えばこのアルバムで。疑似体験して堪えていた時期もありました。
12インチ・シングルの中では何と言っても「Teenage Blue」が最高で。
メロディーも、歌詞も。胸に迫ると言うか、募ると言うか。鷲掴みにされるかな。
極論すれば。切なくなければロックじゃないし。刹那的でなくてもロックじゃないと。
そう思い込んでいるので。そんな人間にとっては。もう堪らないナンバーなのです。
そう。結局ロックなんて、ロックンロールなんて。ボニー&クライドなのだよなと。
こんなアルバム、こんなナンバー、こんなロック・バンドがあるから、いてくれるから。
どんな時も。そんな時も。諦める、敗れ去るその前に。何とかしようと思えるのです。

項垂れ。
震えて。
跪く。
そう。崩れ落ちる。
その前に。

無理矢理。
ハッタリでも。
見栄っ張りでも。
構わないから。
拳を握りしめて。

上を向き。
前のめりに。
膝を奮い立たせて。
兎にも角にも。
ファイティング・ポーズを。

そいつを。
とれれば。
そいつを。
見せられるのであれば。
大丈夫。

未だ。
終わってはいない。
未だ。
続きはある。
闘える。

だから。
握りしめた拳に。
両膝に。
冷汗をかいても。
立ち続けるのだ。

どうにも。
どうしても。
悲しくて。
切なさから。
逃れられないのなら。

どうにも。
どうしても。
虚しくて。
刹那的に。
ならざるを得ないなら。

そうさ。
そいつから。
目を逸らさずに。
向き合って。
立ち続けることさ。

そうさ。
そいつを。
真正面から。
受け止めて。
闘い続けることさ。

握りしめた拳が。
両膝が。
震えていても。
唇が渇いて。
顔が蒼ざめていても。

やせ我慢して。
カッコつけて。
ハッタリかまして。
大見得きって。
ファイティング・ポーズを。

そう。崩れ落ちる。
その前に。
やれることは。
闘えるものは。
まだまだあるってことなのさ。



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2017/03/29 Wed *その残り香、その残照 / 原田芳雄

20170329lastone


そうさ。
俺は。
古い人間さ。
時代遅れの人間さ。
そう言うことだ。

いつの間にか。
昭和は遠くなりにけり。
そうなのだけれど。
その残り香は。
その残照は。

未だ。
濃く香っている。
強く照っている。
その中で。
生き続けているのだ。

どこか。
不便で。
薄汚れて。
厳しくて。
そんな時代。

でも。
楽しくて。
気楽で。
温かった。
そんな時代。

例え。
懐古趣味だと言われようと。
好きなもの。
信じたもの。
その中を生き続けてやるのだ。

『Last One』'76年リリース。
原田芳雄、堂々のファースト・アルバム。
元々は俳優ではなくても歌手を目指していたとの説もあって。
酔っぱらうとよく歌を歌っていたらしいのですが。飽くまでも趣味で。
レコード・デビューするつもりなど無かったとかで。
アルバム・タイトルにもその意思が反映されているのだと思いますが。
その背中を押したのが松田優作だったのだとか。
その優作を始めとして。荒木一郎、桃井かおり、藤田敏八に、クニ河内。
そして宇崎竜童と阿木燿子と。豪華なメンバーが作品を提供しています。
その意思と、アルバム・タイトルに反して音楽活動を継続することになりますが。
このアルバムでは。後年のブルースのイメージは未だ全面には出ていなくて。
上手いのだか、下手なのだか。兎に角、味わい深い歌声を聴かせてくれています。
西岡恭蔵の、かの名曲「プカプカ」も歌われているのですが。これが絶品で。
様々な人の様々なヴァージョンがありますが。その中でも絶品の部類かなと。
オネエ口調で歌っているナンバーもあって。端々に俳優らしさが感じられます。
そのタイトルが「赤坂・一ツ木・どん底周辺」と言う辺りがまた堪らなくて。
赤坂、そして新宿、渋谷の街の匂い、昭和の街の匂いが濃厚で。
そう。さながら。原田芳雄の出演している映画やドラマを観る時と同様に。
いやでも。あの時代。猥雑で混沌で。でも未だ何かを信じられたあの時代だからこそ。
生まれたアルバムなのだろうなと。そう強く感じさせられるのです。
お洒落でも、こぎれいでもなく。時代遅れと言われれば、それまでなのでしょうが。
だからこその。輝きや温かさが宿っているなと。それが愛しくてならないのです。

そうさ。
俺は。
古い人間で。
時代遅れの人間で。
だからどうしたと言うことだ。

とうの昔に。
昭和は遠くなりにけり。
それは抗えないけれど。
その残り香は。
その残照は。

未だ。
濃く香り続けている。
強く照り続けている。
その中でこそ。
生き続けていけるのだ。

とても。
煩くて。
賑やかで。
煩わしくて。
そんな時代。

でも。
穏やかで。
優しくて。
笑ってしまえた。
そんな時代。

例え。
懐古趣味が過ぎるとしても。
愛しいもの。
感じたもの。
その中で生き続けてやるのだ。

味ない。
匂いもしない。
無味無臭。
そんな空気。
そんな時代。

お洒落で。
小ぎれいで。
でも。よそよそしい。
そんな空気。
そんな時代。

好き好きだけど。
堅苦しい。
息苦しい。
何よりも。
面白くない。

不便で。
薄汚れて。
厳しくて。
でも。
何かを信じていた。

煩くて。
賑やかで。
煩わしくて。
でも。
色々なものを感じられた。

いつの間にか。
とうの昔に。
そんな時代は。
遠くになりにけりで。
そうなのだけれど。

その残り香と共に。
その残照と共に。
生き続ける。
古い人間だと言われても。
時代遅れの人間だと言われようとも。



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2017/03/28 Tue *この夜も、あの夜も / 柳ジョージ&レイニー・ウッド

20170328yokohama


この夜も。

また。
この空気が。
この匂いが。
身に。心に。
刻まれて。

その。
喜びに。
楽しさに。
酔いしれて。
忘れられなくなる。

不思議な話で。
何故。
わざわざと。
何故。
何度もと。

訊ねられても。
答えようもない。
そう。
己自身も。
わからないのだから。

ただ。
この空気が。
この匂いが。
身に。心に。
染み込んで。

この夜も。

『Y.O.K.O.H.M.A』'79年リリース。
柳ジョージ&レイニー・ウッドの3rdアルバム。
サブ・タイトルが『I Remember The Night』で。レーベルにも記載されています。
横浜出身の柳ジョージ。パワー・ハウスやゴールデン・カップスで活動して。
一時期、音楽から離れていたものの。ロンドンへ渡って現地のシーンに触れて。
活動を再開。広島で活動していたメンバーと共に結成したのがレイニー・ウッドでした。
確か「Weeping In The Rain」がショーケン主演のTVドラマの主題歌になって。
それがブレイクのきっかけだったかなと。ショーケンのツアーに同行していましたっけ。
「Weeping In The Rain」の日本語版「雨に泣いている」はこのアルバム収録されています。
その「雨に泣いている」の印象が強いせいか。このアルバムが1stだと。
かなり長い間、そう思い込んでいたのですけどね。3rdアルバムだったのですね。
他にも「プリズナー」「嘆きのピエロ」「本牧奇談」「FENCEの向うのアメリカ」と。
よく聴いていた、よく口ずさんでいたナンバーが何曲も収録されていて。
恐らくこのアルバムが初めて手に入れたレイニー・ウッドのアルバムだったので。
それだけ馴染み深くて。それで1stアルバムだと勘違いして。そのままだったのですね。
ゴールデン・カップスも。厳密にはキャロルも。リアル・タイムでは間に合っていないので。
田舎のガキにとっては横浜と言えば、そのイメージはレイニー・ウッドだった時期があって。
特に「本牧奇談」と「FENCEの向うのアメリカ」に感じた空気と匂い。
それが強烈に刷り込まれて。行ったこともない横浜に憧れて、好きになっていたかもです。
あまりにもクラプトンに似ていた、クラプトンに擬えられたのが柳ジョージの悲劇で。
レイニー・ウッド解散後には興味を失ってしまいましたが。クラプトンのカバーとかねぇ。
尤も、本人はクラプトンよりもデイヴ・メイソンが好きだったとかで。それならばねぇ。
もう少し異なる道もあったかとは思いますが。人が良すぎたのかもしれませんね。

あの夜も。

そう。
この空気に。
この匂いに。
身が。心が。
震えて。

その。
悦びに。
嬉しさに。
酔いどれ。
忘れられなくなって。

奇妙な話で。
何故。
いまもと。
何故。
いつまでもと。

訊かれても。
答えなど見つからない。
そう。
己自身も。
探してなどいないのだから。

ただ。
この空気が。
この匂いが。
身に。心に。
染み込んだのだ。

あの夜も。

その昔。
未だ見ぬ。
その街を。
勝手に思い。
勝手に憧れ。

その空気を。
その匂いを。
そして。
その夜を。
勝手に想像して。

いつかの日。
訪れた。
その街は。
その思いのままに。
その憧れのままに。

いつの間にか。
何度も繰り返し。
訪れる様になった。
その街は。
勝手な想像以上で。

その。
悦びが。喜びが。
嬉しさが。楽しさが。
刻まれて。
染み込んで。

酔いどれ。
酔いしれて。
忘れられなくなって。
今も。
いつまでも。

この夜も。
あの夜も。
不思議な話ではあるけれど。
奇妙な話ではあるけれど。
この街の夜を生きている。



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2017/02/15 Wed *空の向こう、海の向こう / ウオッカ・コリンズ

20170215tokyonewyork


空の向こう。
海の向こう。
何があるのか。
何かがあるのか。
そんな思い。

不意に。
ふと。
胸を過り。
胸に浮かび。
その思いの中。

陽光の中。
揺らぐ街を。
歩きながら。
何ものかの。
気配を感じて。

その姿。
その後ろ姿。
そいつを。
探し求めて。
後を追ってみる。

角を曲げると。
路上に姿はなく。
見上げる視線の先。
空へと舞い上がりながら。
手招きをしている。

東京から。
何処へ。
空の向こう。
海の向こう。
何かを追って。

『Tokyo New York』'73年リリース。
アラン・メリルと大口ヒロシの双頭バンド、ウォッカ・コリンズ。
その初めての、そして唯一となったアルバム。
(’90年代後半に再結成されて、その時期にアルバムもリリースされましたが)
大口がドラムス、横内タケがベース、それ以外はマルチ・プレイヤーのアランが担当。
ナベプロと契約して、GS唯一?の外国人スターとして活躍していたアランですが。
それに飽き足らずに。新たな道を模索している頃に大口と意気投合。
ムッシュ・かまやつのバックなどで活動していて。当時は竹中正義もメンバーだったとか。
そして独立する話になった時に竹中はサディスティック・ミカ・バンドに加わったのだとか。
その縁か。このアルバムではムッシュと加藤和彦が1曲ずつコーラスで参加しています。
トリオではあるものの。アランとしては大口とのデュオとの意識が強かった模様で。
ビジュアル的にも外国人のアランと日本人の大口が並び立つのが面白いと感じていたとか。
そこには、多分に。ティラノザウルス・レックスを意識していたのかなとも。
バンド名はキース・リチャーズ・フリークの大口がキースの好きなカクテルから命名したと。
後に「I Love Rock ‘N’ Roll」の作者として名を馳せるアランによるキャッチーなメロディ。
ティラノザウルス・レックスや、サンダークラップ・ニューマンを思わせる浮遊感。
そしてストーンズやフェイセスの影響を窺わせる、いい塩梅に間のあるサウンド。
それらが融合して。実に魅力的なアルバムとなっています。
これは、もはやGSとかニュー・ロックではなくて。完全に欧米のロック、洋楽なのですね。
実は、ナベプロと金銭問題で揉めたアランはウォッカ・コリンズを離れて渡英して。
このアルバムがリリースされた時には既に日本にはいなくて。一部はデモ・トラックだとか。
確かによく聴くと。ラフに過ぎるかもと感じる部分もあるのですけど。それも魅力的かと。
そして。金銭問題はきっかけにすぎず。アランはいずれ世界へと羽ばたく運命にあったと感じるのです。

空の向こう。
海の向こう。
何が待っているのか。
何かが待っているのか。
そんな思い。

不意に。
ふと。
胸を掴まれ。
胸に宿り。
その思いの中。

風の中。
翳む街を。
歩きながら。
何ものかの。
気配を感じて。

その姿。
その追ってくる姿。
そいつを。
確かめたくて。
立ち止まってみる。

振り返ると。
背後に姿はなく。
見上げる視線の先。
空へと浮かび上がりながら。
指し示している。

東京から。
何処へ。
空の向こう。
海の向こう。
何かを求めて。

何も。
なくても。
何も。
待ってなくても。
それでもいい。

此処から。
何処かへ。
飛び上がってみる。
浮かび上がってみる。
そんな思い。

不意に。
ふと。
胸を過り。
胸を掴まれ。
そのままに。

不意に。
ふと。
胸に浮かび。
胸に宿り。
その思いの中。

未だに。
追っているもの。
求めているもの。
空の向こう。
海の向こう。

そこに。
あるのではないかと。
陽光の中。
風の中。
街の中。

目には見えない。
何ものかを。
その幻影を。
見せられて。
創り上げて。

東京から。
何処へ。
空の向こう。
海の向こう。
そんなものに囚われている。



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2017/02/14 Tue *混合か、混乱か / コンディション・グリーン

20170214mixedup


これは。
混合か。
混乱か。
どっちに。
出るのか。

そいつは。
やってみないと。
混ぜてみないと。
わかりはしない。
そんなもの。

強い。
個性と個性が。
ぶつかり合って。
混ざり合って。
どうなるのか。

相当に。
刺激的な。
反応が。
引き起こされる。
そんな予感。

そいつは。
確かなものへと。
変わりつつある。
火を吹いて。
煙を吐いて。

さぁ。
混合されるのか。
混乱となるのか。
どのみち。
個性的であることは確かだが。

『Mixed-Up』'79年リリース。
沖縄が生んだ、ヘヴィー級のハード・ロック・バンド、コンディション・グリーン。
メンバー・チェンジを経ての2枚目のアルバム。そしてラスト・アルバム。
(後にライヴ・アルバムがリリースされたとの情報もありますが)
メンバー・チェンジの結果、ツイン・ドラムスとなって一層ヘヴィーなサウンドで。
まさしく重戦車の如き、存在感と迫力を備えて迫って来るコンディション・グリーン。
まさしくバンド名通りに緊急警報が鳴り響こうかってものです。
ヘヴィーで、ハードで、タフで、そしてファンキーで。何とも強力なのです。
それでいて。海上を吹きぬける風の様なしなやかさをも感じさせたりもするのですよね。
もう、十分に。今でも通用する世界標準のロックを聴かせてくれるのですが。
何でもライヴではこんなものではなかったとかで。ライヴの十分の一も捉えられてないと。
基地の街で、米兵相手に日夜ライヴをやっていたコンディション・グリーンです。
半端なライヴなど許される訳もなく。その演出もどんどんエスカレートしていったとか。
人間タワーが有名ですが。あのアリス・クーパーも凌ぐ様なステージだったそうです。
勿論、見掛け倒しが通用する筈も無く。そのサウンドも鍛えられて本物になっていって。
「Boney Moroney」や「Born To Be Wild」のカヴァーの荒々しく生々しいカヴァー。
そこにその片鱗を窺うことはできるかな。ライヴでの盛り上がりは如何ばかりだったのか。
パワフルなツイン・ドラムス、ファンキーで伸びやかなシンキのギターのカッコ良さ。
シンキって人はもの凄いテクニシャンで。そしてオリジナル・ナンバーのギターでは。
時にさりげなく、時に大胆に。沖縄ならではの音階やフレーズを奏でていて。
それがまた独特の味わいをコンディション・グリーンのサウンドに与えているのですよね。
アルバム・タイトル通りに、沖縄と米国が混合されてこそ生まれてきたサウンド、バンドなのです。

それは。
混合か。
混乱か。
どっちが。
出るのか。

答えは。
やってみないと。
混ぜてみないと。
出はしない。
そんなもの。

曲者の。
思考や志向が。
ぶつかり合って。
混ざり合って。
どう動くのか。

刺激的では。
済まされない。
反応が。
起きかねない。
そんな予感。

そいつは。
確かなものへと。
変わりつつある。
臨界点を越えて。
融合が繰り返されて。

さぁ。
混合されるのか。
混乱となるのか。
どのみち。
危険な香りがすることは確かだが。

既存に。
継続に。
飽き足らず。
疑問を抱き。
解体したのだ。

前例に。
踏襲に。
満足できず。
思いも新たに。
招集したのだ。

未知の。
予想できない。
反応が。
起こることなど。
織り込み済み。

そいつが。
どこまでのものか。
どこまでゆくのか。
制御できるのか。
限界を超えていくのか。

面白い。
何ものかが。
生まれるのならば。
制御など無用。
限界など不要。

混合か。
混乱か。
どっちでもいい。
個性的であれば。
危険な香りが生まれれば。

混合か。
混乱か。
どっちでもいい。
思考があれば。
志向があれば。

混乱も、混合となる・・・かな。



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2017/02/13 Mon *僕らのブルースが / クリエイション

20170213creation


僕にも。
僕らにも。
ひょっとしたら。
もしかしたら。
聴こえるかもしれない。

あんなこと。
こんなこと。
色々なことは。
他の何処でもない。
この国で起きている。

無関心。
非寛容。
閉じこもって。
凝り固まって。
排他的で。

傲慢。
豪奢。
驕りたかぶって。
勘違いも甚だしく。
威圧的で。

そんな。
輩が。
跋扈する。
悍しい空気。
そいつが蔓延している。

そんな。
国に。
暮らしているのさ。
ブルースが。
聴こえてくるかもしれない。

『Creation』'75年リリース。
ジャケットも印象的なクリエイションの1stアルバム。
ブルース・クリエイションとして3枚のアルバムを制作して解散。
(その内の一枚はカルメン・マキ&クリエイション名義でした)
バンド名からブルースを外して新たな勝負に挑んだ竹田和夫。
そんな竹田に手を貸したのが内田裕也と石坂敬一で。
石坂のいた東芝EMIに迎え入れて、プロデュースも連名で行っています。
この頃の裕也さんは日本語ロック論争の只中だったか、その直後だったか。
ロックは世界で勝負するもの、その為には英語で歌わないと駄目だと。
そんな裕也さんの思想を実践する先兵となったのがフラワー・トラヴェリン・バンドと。
このクリエイションだったのですよね。当時の裕也さんの影響力は凄かったのですよね。
クリエイションに白羽の矢が立ったのは、竹田の凄腕と言えるギターがあったからだと。
間違いなく日本が誇る最高峰のギタリストの一人で。そのプレイ、そのサウンド。
未だ欧米と日本のロックの間に広くて深い溝があった時代に。それをものともせずに。
軽々と溝を飛び越えて。欧米との距離を一気に縮めてみせたのが竹田、クリエイションで。
そうだなぁ。Charが出てくる前のギター少年達のヒーローだったのですよね。
かの「Tobacco Road」を始めとして。洋楽と遜色のないサウンドに皆、痺れたのです。
ラストに収められた「Blues From The Yellow」にはこれが日本発のブルース、ロックだと。
そんな気概を感じたりもするのですよね。日本人にだってやれるのだ、歌えるのだとね。
竹田以外のメンバーもつわもの揃いで。あの時代に全米ツアーもやってのけるのです。
惜しむらくは、竹田のカタカナ英語のヴォーカルが。どうしても弱く感じられて。
本格的な専任のヴォーカリストを加える手もあったのではないかとは感じてしまうかな。

僕にも。
僕らにも。
ひょっとしたら。
もしかしたら。
歌えるかもしれない。

あんなこと。
こんなこと。
様々なことは。
他の何処でもない。
この国で起きている。

無能。
無力。
学ぼうとせず。
闘おうともせず。
無気力で。

怠惰。
独善。
努力もせず。
独りよがりに終始して。
依存的で。

そんな。
輩が。
寄生する。
澱んだ空気。
そいつが蔓延している。

そんな。
国に。
暮らしているのさ。
ブルースが。
歌えるかもしれない。

抑圧も。
差別も。
どこでもない。
すぐそこに。
あるのだ。

欺瞞も。
簒奪も。
どこでもない。
すぐそこに。
あるのだ。

貧困も。
崩壊も。
どこでもない。
すぐそこに。
あるのだ。

暴走も。
暴発も。
どこでもない。
すぐそこで。
始まっているのだ。

終焉は。
世界の終わりは。
どこでもない。
すぐそこに。
迫っているのだ。

悍しい空気。
澱んだ空気。
どれだけ蔓延しても。
どこまでも無関心。
どこまでも怠惰。

魑魅魍魎が。
餓鬼が。
跋扈する。
そんな国で。
暮らしていくのさ。

僕にも。
僕らにも。
僕らのブルースが。
聴こえるかもしれない。
歌えるかもしれない。



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2017/02/12 Sun あてどなく / 村八分

20170212kutabirete


草臥れて。
疲れ果てて。
遊び過ぎたから。
それも。
ないではないけれど。

もう。
ここ何年。
否。
ここ十数年。
この疲労感につき纏われている。

いつから。
なぜ。
そんなことは。
もう。
思い出せもしない。

いつまで。
なぜ。
そんなことは。
もう。
考えたくもない。

あてなどなく。
あてどなく。
この疲労感の中を。
彷徨いながら。
歩いている。

何処へ。
辿り着けるわけでなく。
何処へ。
行きたいわけでもなく。
歩いている。

『くたびれて』'15年リリース。
村八分の未発表音源を集めたスタジオ・アルバム。
初出は'91年でその際のタイトルは『草臥れて』で。
このアナログ盤はその再発になるもので、アナログ盤になったのは初めてでした。
録音されたのは'71年の4月30日とのことで。
メンバーはチャー坊、富士夫ちゃん、青ちゃん、浅田哲、そして上原裕、ユカリさんです。
録音時の平均年齢は20歳を切っていたのかな。若々しく荒々しい村八分です。
今では。何だか訳のわからないものも含めて。膨大な音源がリリースされていますが。
'91年当時はあの2枚組のライヴ・アルバム。それこそが普通に手に入る村八分の総てで。
この音源が世に出るとのニュースを耳にした時は半信半疑で。
そしてリリースされて耳にできた時は狂喜乱舞したことを今でも鮮明に覚えています。
その時のCDと比較すると音がクリアになった気がするのだけど。リマスターなのかな。
兎に角。アナログ盤の厚い音で聴けるようになったのは嬉しい限りですね。
針を落とすと毎回思うのは、チャー坊のあまりに特異な言語感覚。
どこから言葉が出てくるのだろう。身体の奥深いところか、頭上の数十センチ上なのか。
映像で観ることができる。不思議な浮遊感を漂わせた存在感。それが言葉になっている感じ。
そして。この、ただのロックンロールの凄まじいカッコ良さと圧倒的な存在感。
チャー坊のヴォーカルとのアンバランシにして、微妙なバランス。
Charが、セックス・ピストルズが出てきた時に、村八分だろ、と言ったとか。
でも。村八分にある倦怠感と厭世感。そいつはピストルズには感じないかな。
そう。若々しく荒々しいのに。どうしようもなく、くたびれて、醒めている。
そのザラザラっとした感覚が村八分のロックンロールをリアルなものにしているのだと感じるのです。

草臥れて。
疲れ果てて。
はしゃぎ過ぎたから。
それも。
あるにはあるけれど。

もう。
ここ何十年。
否。
生まれついてから。
この疲労感につき纏われている。

なぜ。
どうして。
そんなことは。
もう。
思い出せもしない。

なぜ。
どうして。
そんなことは。
もう。
考えたくもない。

あてなどなく。
あてどなく。
この疲労感の中を。
流離ながら。
漂っている。

何処か。
辿り着くあてがあるわけでなく。
何処か。
行きたいところがあるわけでもなく。
漂っている。

どうしようかな。
そんなこと。
考えたところで。
どうしようもない。
どうにもならない。

繰り返し。
積み重ね。
また。
繰り返し。
積み重ね。

つき纏われ。
絡み捕られ。
引きずり込まれ。
沈み込んで。
囚われて。

いつから。
どこから。
草臥れて。
いつまでも。
どこまでも。

疲労感の中を。
彷徨いながら。
歩き続けて。
流離ながら。
漂い続けて。

遊んで。
はしゃいで。
あてなどなく。
あてどなく。
弾けて。沈んで。

何処か。
辿り着くあてがあるわけでなく。
何処か。
行きたいところがあるわけでもなく。
漂っている。

あてなどなく。あてどなく。



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2017/02/11 Sat *待てない、ならば / ザ・モップス

20170211psychedelicsoundsinjapan


待てない。
待っていられない。
そうさ。
待ってなど。
いられるか。

思い立ったら。
それが吉日。
それが好機。
腰を上げずに。
機を逃してなるものか。

そう。
思うのなら。
そう。
感じるのなら。
それが答え。

だから。
取るもののも。
取らないくらいの。
そんな勢いで。
そんな熱さで。

兎に角。
急げ。
衰える前に。
冷める前に。
急いで羽ばたけ。

意図や。
思惑や。
そんなものが。
異なっていたとしても。
故に生まれるものもあるのだから。

『サイケデリック・イン・ジャパン』'68年リリース。
数あるGSの中でも本格派として知られたモップスの1stアルバム。
元々は星勝、スズキ幹治、村上薫、三幸太郎の4人組で結成されて。
そこに幹治の兄である、鈴木ヒロミツが加入してモップスとして本格的に活動開始。
エリック・バードンが大好きだったと言うヒロミツの迫力のある歌声。
星の激しく歪ませたファズが特徴的なギター。そのぶつかり合う様が実に魅力的です。
他のGSの例にもれず。職業作家によるナンバーを歌わされたモップスですが。
その「朝まで待てない」も「ベラよ急げ」も、GSの枠を超えたものとなっていて。
後に海外でガレージ・ロックとして評価されたのも納得の尖がり方だったりします。
職業作家の手によるナンバー、1曲のみのオリジナル・ナンバー。
それ以外は総てカバーとなっているのですが。その選曲が興味深いもので。
アニマルズ、ドアーズ、ジェファーソン・エアプレイン、ボックス・トップス。
アニマルズも2曲の内1曲はバードンが活動拠点をサンフランシスコに移した後のもので。
アルバム・タイトル、そしてジャケットからしてもサイケデリックを標榜していたと。
尤も。これは所属していたホリ・プロの社長が米国旅行で影響されて持ち帰った企画で。
モップスのメンバーのR&B志向、ブルース・ロック志向とは相容れないものもあったとか。
しかし。その葛藤、その鬩ぎ合いが。ある種の緊張感を生んで迫力を増加させているかと。
恐らくは既に海外ではサイケデリックは既に過去のものとなりつつあった筈で。
ヒロミツや星はもう既にR&B、ブルースをベースにより本格的なロックへと。
意識していたか、無意識だったかは分かりませんが。そのある種の焦燥感みたいなもの。
急かされる、突き動かされる衝動みたいなものが、このアルバムを傑作足らしめている。
そして。その勢いのまま。待てない、急げと。モップスはGSからニュー・ロックへと駆け抜けていくのです。

待てない。
待っていられない。
とてもじゃない。
待ってなど。
いられるものじゃない。

思い立ったら。
直ぐに行動。
それが当然。
バットも振らずに。
見逃し三振などしてなるものか。

そう。
思ったのなら。
そう。
感じたなのなら。
それが答え。

だから。
おっとり刀で。
駆けつけるくらいの。
そんな勢いで。
そんな熱さで。

何が何でも。
急げ。
衰える前に。
冷める前に。
急いで駆けだせ。

企画や。
意思や。
そんなものが。
ずれていたとしても。
故に生まれるものもあるのだから。

だって。
そう。
思ったのだろう。
そう。
感じたのだろう。

だから。
もう。
いてもたっても。
いられなくて。
待てないのだろう。

だったら。
もう。
あれも、これも。
ほったらかしても。
急ぐしかないだろう。

明日では。
朝では。
遅すぎる。
そんなには。
待っていられない。

この。
思いが。
この。
感じが。
あるうちに。

勢いのままに。
熱さのままに。
機を逃して。
衰える前に。
冷める前に。

待てない。
ならば。
急げ。
そうすれば。
その先が見えてくるだろう。



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