カテゴリー「008 The Rolling Stones」の記事

2017/11/14 Tue *たかが、されど / The Rolling Stones

20171114itsonlyrocknroll


まったく。
いつまで。
どこまで。
懲りもせずと。
思わないでもないが。

他に。
見当たらない。
他に。
思いつかない。
他にない。

それだけのこと。
そうなのだ。
それだけなのだが。
そいつが。
どうにも好きらしい。

選ばれたとは。
思わないが。
捕まって。
搦めとられて。
そのままずぶずぶと。

もう。
今更。
他のものを。
選びなおすつもりもないし。
その気になんかなれやしない。

大したことだとは。
思わないが。
それなりのものだと。
感じはするし。
もう、いけるところまで、いくだけ。それだけ。

『It’s Only Rock’n Roll』'74年リリース。
タイトル・ナンバー、「It's Only Rock'n Roll(But I Like It)」が、そのイメージが。
アティチュードとして独り歩きし過ぎた感もあるローリング・ストーンズのアルバム。
そのナンバー自体が、未だメンバーになる前のロン・ウッドのアルバム・・・
『I've Got My Own Album To Do』の録音時に生まれたものであることからして。
当初は、アルバムのハイライトとも、ましてやタイトルとしても考えていなかったのではと。
それが。アルバムの録音中にミック・テイラーの離脱が決定的になったこともあって。
敢えて。原点回帰、次なる歩みを意識して、象徴的な役割を与えたのかなとも。
インナーにさりげなくロンのインスピレーションを基に作られましたなんて記載する辺り。
ミック・ジャガーの抜け目なさを感じたりもするのですよね。そう、先は見えていたと。
そう考えると。アルバム・タイトル程にはロックンロール色が前面に出ていないのも当然で。
ここでのストーンズは、フィリー・ソウルやファンク、更にはレゲエへの接近が顕著で。
もし、テイラーが脱退しなかったら。特に都会的なソウルを突き詰める様な。
もっと言えば、そいつを換骨奪胎したストーンズならではのソウルが生まれていたかもと。
そいつは『Black And Blue』とはまた異なる魅力的なものになったかなとも思うのですが。
しかし。それにしても。ストーンズの。特にブラック・ミュージックに対する感度の良さ。
その旺盛な食欲と、見事なまでの消化力。そんなストーンズの凄味が実に魅力的で。
「Ain't Too Proud To Beg」「Luxury」「If You Really Want To Be My Friend」ときて。
「Fingerprint File」に至るまで。ここまで、取り込んで己のものにしてしまいますかと。
そう考えると。「Time Waits For No One」でのテイラーのギターはあまりにも美し過ぎて。
テイラーは、ストーンズでい続けるには線が細かったのだろうなと妙に納得したりもして。
ならばと。やっぱり、ソウルもファンクもレゲエも呑み込んで。ロックンロールだぜと。
それがどうした文句があるかと。開き直ってみせたミックのセンスは只者ではなくて。
そのミックの姿勢こそが、ストーンズのアティチュードなのかもと思ったりもするのです。
しかし、この頃キースは・・・本当に半ばあっちの世界にいっていたのだろうなぁ・・・

まったく。
いつまで。
どこまで。
省みもせずと。
思わないでもないが。

他は。
見つからない。
他は。
考えられない。
他にない。

それだけのこと。
それだけ。
本当にそうなのだが。
そいつが。
堪らなく好きらしい。

選ばれしとは。
思わないが。
捉えられて。
引きずり込まれて。
そのまま骨の髄までと。

もう。
今更。
他の道を。
歩きなおすつもりもないし。
その気になんかなれやしない。

大したことだとも。
思わないが。
それなりのものだと。
感じもするし。
もう、いけるところまで、転がるだけ。それだけ。

あの日。
あの時。
出逢ってしまった。
それで。
決まった。

あの日。
あの時。
心奪われてしまった。
それが。
総て。

あの日。
あの時。
電気が走った。
それで。
決まった。

あの日。
あの時。
骨まで食らった。
それが。
総て。

それだけのこと。
そうなのだ。
それだけなのだが。
そいつが。
総てを決めてしまった。

大したことでは。
ないのだろうが。
それなりのものでは。
あるのだろう。
それだけが、どうにも、堪らなく、好きらしい。

たかが。
ロックンロール。
されど。
ロックンロール。
それだけが、どうにも、堪らなく、好きらしい。



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2017/10/20 Fri *もう一度、歩き始めるのだ / The Rolling Stones

20171020somegirlsjporgwposter


誰かに。
奴等に。
走らされる前に。
踊らされる前に。
その前に。

立ち止まって。
自分で。
見て。
聞いて。
総てはそれからだと。

焦らず。
慌てず。
この足で。
自分の足で。
歩いていくのだと。

鞭打たれる前に。
嘘を見抜いて。
ボロボロになる前に。
あの娘たちの中から。
飛び切り輝く瞳を見つけるのだと。

そう。
思って。
夢想して。
ここまで。
やってきたのだが。

余計な荷物を。
背負いこまされたのか。
どうにも。
身体が重たくて。
あの娘のことも見失いそうなのだ。

『Some Girls』'78年リリース。
パンクとディスコの時代に一発回答したローリング・ストーンズのアルバム。
当時、このアルバムから米国を除いた配給元が変更になったとかで。
日本盤は東芝EMIからの発売となって。帯には内田裕也のよるコピーが載っていて。
あぁ、ストーンズ移籍したのか。ジョン・レノンと同じレコード会社じゃないと。
それが、なぜか不思議に思えてならなかったのを今でも覚えていたりします。
移籍第一弾とあって東芝EMIも力が入っていたのか初版はポスターが封入されていて。
更にはレコード屋さんで、もう一種類別のポスターももらえて。今でも実家の壁に・・・
スタジオ・アルバムとしてはこのアルバムが初めてのリアル・タイムのストーンズで。
発売日を指折り数えて待って。発売日に買って。家へ帰ってドキドキしながら針を落として。
「Miss You」には、おいおいストーンズもディスコかよと戸惑ったものの。
「When The Whip Comes Down」「Lies」「Respectable」「Shattered」ときたところで。
なんか今度のストーンズやたら元気じゃないかと。ブッ飛ばされて。
なんだ。結局はパンクもストーンズも。同じカッコいいロックンロールじゃないかと。
ここらのはりきり具合は。ミックなどはかなり意識して、そういう方向にもってきたかなと。
まぁ、キースの旦那は。端からパンクなんて目じゃないぜとか思っていたのでしょうが。
当時は例のトロントでの事件もあって。キース、ストーンズの先行きは不安視されていて。
だからキースの歌う「Before They Make Me Run」がもう、凄く胸に迫ったのですよね。
未だ、ブルースとかソウルとかカントリーとか。知りもしなかった頃だったので。
「Some Girls」とか「Just My Imagination (Running Away With Me)」とか。
そして「Far Away Eyes」とか。正直わからなかったと言うか、かったるいなとか。
それが徐々に効いてきて。この3曲がこのアルバムに絶妙なアクセントを与えていると。
そんなことを感じらえる様になったのはそんなに昔の話ではなかったりもしますが。
ロニー加入後のストーンズのスタジオ・アルバムとしては、実は一番針を落とす機会は多く。
なんだろう。今のストーンズの立ち位置を再確認したい時には必ず聴いているかもしれません。

誰かに。
奴等に。
走らされる前に。
唆される前に。
その前に。

立ち止まって。
自分で。
感じて。
考えて。
総てはそれからだと。

急かず。
騒がず。
この足で。
自分の足で。
歩いていくのだと。

鞭打たれても。
嘘に騙されても。
ボロボロになりながらでも。
あの娘たちの中から。
敬える様な娘を見つけるのだと。

そう。
思って。
夢想を。
現実にと。
やってきたのだが。

誰かの重荷まで。
背負いこまされたのか。
どうにも。
精神も重たくて。
あの娘のことも見失いそうなのだ。

誰かが。
奴等が。
走らせようとするから。
躍らせようとするから。
その前にと。

誰かが。
奴等が。
走らせようとするから。
唆そうとするから。
その前にと。

知らず知らずのうちに。
焦って。
慌てて。
急いて。
騒いで。

いつの間にか。
足どりが。
歩調が。
早くなって。
走りだしていて。

どうやら。
そのまま。
走り続けてしまって。
そのつけが。
溜まってきているらしい。

立ち止まって。
自分で。
見て。聞いて。
感じて。考えて。
もう一度そこからだと。

そう。
深呼吸して。
もう一度。
自分の足で。
歩き始めるのだ。

だって。
やっと。
そうさ。
飛び切り輝く瞳の娘を。
見つけたのだから。

俺の勝手な夢想だとしてもね・・・



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2017/09/09 Sat *この道を / The Rolling Stones

20170909rockinrollingstonesukorg


この道を。
行けば。
どうなるか。
そんなことは。
わからない。

この道を。
行った先が。
どこかなんて。
そんなことも。
わからない。

ただ。
わからないことを。
そのことを。
恐れて。
踏み出さずにいても。

何も。
始まらない。
転がらない。
それだけは。
わかるのだ。

ならば。
迷わずに。
路面を蹴って。
路上へと。
この道へと。

この道を。
行くこと。
そいつは。
たぶん。
楽しめる気がするのだな。

『Rock 'N' Rolling Stones』'72年リリース。
B級なジャケットが妙にカッコいいローリング・ストーンズの編集アルバム。
ストーンズに去られたデッカは意趣返しとばかりに編集アルバムを乱発しましたが。
このアルバムもその一枚で。何枚目にあたるのだったか。商魂逞しいなと。
アルバム・タイトルと選曲から推測するに。ロックンロールなストーンズの。
その名演に焦点をあてて編集してみました。そんなところなのかな。
特に珍しいナンバーやテイクがあるわけではなく。それほど価値があるとは思えませんが。
この手の、狙いが当たっているのか、外れているのか。わからない選曲と曲順。
それで聴くストーンズと言うのも、意外と悪くないと言うか、実は好きだったりするのです。
このアルバムだと全12曲。「Route 66」から始まって「Carol」で終わると。
その総てがアップ・テンポなナンバーで、確かにロックンロールなストーンズだよなと。
しかもカヴァーが10曲で、チャック・ベリーの直接的なカヴァーが5曲。
チャックのヴァージョンを元にしたと思しき間接的なカヴァーが2曲。合計すると7曲。
殆ど、ストーンズによるチャック・ナンバーの名演集って趣に仕上がっていたりして。
(後に、日本のロンドン・レコードがそのままの企画の編集アルバムをリリースしましたが)
ストーンズで、チャックで、ロックンロールですから。悪いわけがないのですよね。
「Little Queenie」と「Carol」が『Get Yer Ya-Ya's Out !』からなのは姑息な感じですが。
「Route 66」と「Down The Road Apiece」を前述の関節的カヴァーの意図で選んだのなら。
このアルバムの選曲担当者はなかなかやるなと言うか、なかなかの曲者と言うか。
わかっているじゃないのと。肩の一つでも叩いてあげたくはなるかも知れないのですよね。
「19th Nervous Breakdown」なんてヒット曲をこっそりと入れていなければ。
尚のこと良かったのですけどね。売上を考えたのか。でも、あまり効果は無いような気も。
それにしても。英国での1stアルバムと同じで「Route 66」はA面一曲目が似合うな。
ストーンズの迷いなきロックンロール街道、その道行きの始まりにこれほど相応しいナンバーもないかな。

この道を。
行けば。
どうなるか。
考えたところで。
わからない。

この道を。
行った先が。
どこかなんて。
悩んだところで。
わからない。

ただ。
わからないことで。
そのことで。
躊躇って。
踏み出さずに終わったら。

何も。
始められなかったと。
変えられなかったと。
後悔することだけは。
わかるのだ。

ならば。
迷わずに。
路面を蹴って。
路上を駆けだして。
この道へと。

この道を。
行けば。
きっと。
何か。
面白くなる気がするのだな。

馬鹿な頭で。
考えたところで。
悩んだところで。
何かが。
わかるわけもない。

馬鹿な考え。
休みに何とかで。
いつまで経っても。
何かが。
わかるわけもない。

だから。
始めてしまおう。
転がってしまおう。
そうすれば。
なるようになる。

恐れも。
躊躇いも。
後悔よりは。
怖くもない。
重くもない。

始めれば。
転がれば。
そこに道ができる。
それが道となる。
なるようになる。

楽しめそう。
面白そう。
路面を蹴るには。
路上を駆けだすには。
それで十分だ。

必要以上に。
危ぶむなかれ。
この道を。
いけば。
わかるさ。馬鹿野郎ってな(笑)。



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2017/08/21 Mon *街の灯りの下で / The Rolling Stones

20170821brightlightbigcity


どこで。
生きるか。
どう。
生きるか。
何の下で生きるか。

そいつが。
異なると。
合わないと。
そうなると。
どうにも難しい。

頭から。
否定するつもりも。
排除するつもりも。
さらさら無いが。
さりとても。

どこで。
どう。
そいつは。
そう易くはない。
何の下で生きるか。

例えば。
街の灯り。
その煌めきと。
その影と。
そんなものを愛せるか。

猥雑で。
妖しく。
切なく。
逞しい。
そんな灯りの下で生きていけるのか。

『Bright Lights Big City』'89年リリース。
ローリング・ストーンズのブートレッグ・アルバム。
古くは'70年代半ばから出回っていた音源で。
今でも手を変え、品を変えて。繰り返しリリースされていると思われます。
A面が'63年のIBCスタジオでのデモが、B面が'65年の英国ツアーでのライヴで。
今となっては音源的な価値は殆ど無いと言っても過言では無いかな。
B面に至ってはリリース時でも価値があったかどうか怪しいものですが(苦笑)。
この如何にも初々しいジャケットだけで許せてしまうのは悲しい性質ですかね。
IBCでのデモは総てブルース、R&Bのカヴァーで。
その完コピながらも勢いで突っ走ってしまう様、そこにストーンズの原点を感じます。
「Roadrunner」とか「Bright Lights, Big City」とか。好きだったのだろうなぁと。
好きすぎて意気込みが空回りしている感もあり、拙さが顕わな個所も随所にありと。
でも。その未完成で荒々しい、真摯な情熱が今に繋がるストーンズの原点なのですよね。
ライヴも。若さに溢れるラフで、タフで。パンクなストーンズの魅力が炸裂・・・
実はこれ英国盤EP『Got Live If You Want It !』と同一のテイクなのですよね。
一応、曲順とかは変えていますし。「I’m Alright」のフェード・アウトが遅い気もしますが。
まぁ、かのEPは英国以外では入手困難でしたので・・・流石は無法の世界です。
(日本では悪名高きロンドン・レコードが避妊具?付の12インチ盤で再発していました)
内容は今更語るまでも無いですが。当時のストーンズの熱さ命のライヴが堪りません。
特に「I’m Moving On」「I’m Alright」の生々しい様は特筆されるかな。
そして。デモにもライヴにも。未熟ながらも、蒼いながらも。都会の匂いがあると。
そう、実のところ。その作られたパブリック・イメージでは覆い隠せない。
煌めく街の灯りの下で生きる者だけが発する、洒落た匂い、雰囲気がある。
それもストーンズの原点であり。ストーンズの何たるかを表しているのですよね。

どこで。
生きていくのか。
どう。
生きていくのか。
何の下で生きていくのか。

そいつが。
違うと。
わからないと。
そうなると。
どうにも戸惑ってしまう。

総てを。
拒否するつもりも。
拒絶するつもりも。
毛頭無いが。
さりとても。

どこで。
どう。
そいつは。
そう軽くもない。
何の下で生きていくのか。

例えば。
街の灯り。
その華やかさと。
その闇と。
そんなものを愛せるか。

猥雑で。
怪しくて
危うくて。
優しい。
そんな灯りの下で生き続けていけるのか。

どこで。
生きるか。
どう。
生きるか。
何の下で生きるか。

それを。
美しいと。
誇らしいと。
愛しいと。
感じられるか。
そこが。
それが。
異なると。
違うと。
そいつは難しい。

何の下で。
生きるか。
生きていくのか。
何を見て。
何を信じるのか。

信じるもの。
見えるもの。
それが。
あるから。
その下で生きている。

信じるもの。
見えるもの。
それが。
信じられない、見えない。
そんな世界もあるのだろう。

誰にも信じられなくても。
誰かには見えなくても。
そんな世界があったとしても。
それでも。
その下で生きている。

輝く。
街の灯り。
どうにも愛しい。
その煌めきと影。
その華やかさと闇。

そこで。
生きていく。
そう。
生きていく。
街の灯り。その下で生きていく。



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2017/07/11 Tue *引っ掻き傷の・・・ / The Rolling Stones

20170711crackinup


めちゃめちゃだ。
壊れそうだ。
でも。
泣くだけ泣いたら。
笑い飛ばしてやろう。

また。
はみ出して。
また。
叩かれて。
はじき出されて。

もう。
何度目かは。
わからないけど。
今度は。
かなりのものだぜと。

この。
社会を。
世界を。
崩そうとしやがる。
壊そうとしやがる。

その。
強烈で。
理不尽な。
悪意には。
唖然とするけれど。

まったく。
参りそうになるけれど。
諦める前に。
黙り込む前に。
引っ掻き傷の一つや二つ。

『Crackin’ Up』'86年リリース。
BBC音源から編集されたローリング・ストーンズの海賊盤。
手を変え、品を変えリリースされているストーンズのBBC音源なので。
殊更にこのアルバムならではなんて音源、目玉はないと思われますが。
このジャケット。英国以外の。例えばオランダとか当時の西ドイツとか。
その辺りで独自にリリースされた編集盤だと言われれば信じてしまいそうな。
そんなセンス、遊び心がいいかなと。裏ジャケも如何にもで。いいのですよね。
音質や音量にばらつきがあるのは。まぁ、それも海賊盤の醍醐味と言うことで。
全部で19曲が収録されていて。総てがラジオやテレビに出演時の音源ですが。
何でも。当時の英国では出演時に所謂口パクが許されてなかったらしく。
その為に、出演の為に演奏し録音されていたのですよね。故に貴重な音源が残っていて。
オフィシャルでリリースされているナンバーも。異なるフレーズとかの発見があるし。
何と言っても「Crackin' Up」「Hi-Heel Sneakers」「Don't Lie To Me」とか。
オフィシャルではリリースされていないナンバーが聴けるのが楽しみなのですよね。
このアルバムに収められているのは'63年~'65年頃の音源になるのかな。
初期の勢いのある、勢いに任せたストーンズの生々しい様が堪りません。
ビートルズのBBC音源がオフィシャルでリリースされて。以来ブームもあったりして。
数多のBBC音源がオフィシャルになっているのに。ストーンズにはその兆しも無くて。
ここ数年。ライヴ音源のアーカイブ化には熱心なミック社長も触手が動かないのかなと。
不思議なのですけどね。商売になるのは火を見るより明らかなのですけどね。
アレン・クラインとの権利関係はクリアになったと思うのですが。他に障害があるのかな。
何にしろ。それまでのシーンに一石を投じた、傷をつけて、ひび割れを生じさせた。
そんな生々しく、猛々しいストーンズに。アルバムタイトル通りに参らされて、そして奮い立たせられるのです。

むちゃくちゃだ。
崩壊寸前だ。
でも。
溢れる涙は。
笑いに変えてやろう。

また。
出すぎて。
また。
潰されて。
引き摺り下ろされて。

もう。
何度目かも。
覚えてもいないけど。
今度は。
それなりのものだぜと。

この。
社会が。
世界が。
崩れようとしている。
壊れようとしている。

その。
愚鈍で。
無自覚な。
従順さには。
辟易とするけれど。

まったく。
参ったほうが楽なのかと。
投げ出す前に。
座り込む前に。
引っ掻き傷の一つや二つ。

あぁ。
もう。
敵わないよと。
諦めて。
投げ出して。

あぁ。
もう。
勝手にしろよと。
黙り込む。
座り込む。

唖然とする。
強烈で。
理不尽な。
悪意が支配する。
そんなもの。

辟易とする。
愚鈍で。
無自覚な。
従順さが蔓延する。
そんなところ。

ひっくり返って。
壊れるにまかせて。
涙を流して。
笑うしか無くて。
ここまでかと。

そうして。
参ってしまえば。
思う壺。
参らされてしまえば。
楽なのだろう。

そいつは。
どうにも。
こうにも。
面白くない。
腹に落ちない。

だから。
どこまでも。
一石投げて。
ひびが入るまで。
引っ掻き傷の一つや二つ、三つや四つ・・・

参ったしたら、そこで終わりだからな。



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2017/06/03 Sat *そこにライヴが / The Rolling Stones

20170603livetherollingstonesdeluxe


何故、山に登るのか。
そこに、山があるから。
何故、ライヴに行くのか。
そこに、ライヴがあるから。
それだけさ。

ご機嫌な。
空気が。
匂いが。
仲間たちが。
ロックンロールが。

そこに。
あるのさ。
そこで。
呼んでいるのさ。
それだけで十分なのさ。

あの。
メロディ。
あの。
ビート。
そいつを思うだけで堪らない。

そいつに。
痺れたい。
そいつに。
殺られたい。
だから駆けつけるのさ。

何故、山に登るのか。
そこに、山があるから。
何故、ライヴに行くのか。
そこに、ライヴがあるから。
それだけさ。それ以外に何がある。

『Live! The Rolling Stones Deluxe』'73年リリース。
キング・レコードお得意の日本独自のローリング・ストーンズの2枚組編集アルバム。
アルバム・タイトル、ジャケット、そしてリリースされた年から安易に推測できますが。
そうです。あの、幻となった初来日公演の来日記念盤として企画されたもので。
なんと大胆にも『Got Live If You Want It !』と『Get Yer Ya-Ya's Out !』をカップリング。
1枚目が『Got Live If You Want It !』で、2枚目が『Get Yer Ya-Ya's Out !』そのままで。
ジャケットは『Get Yer Ya-Ya's Out !』の裏ジャケの流用となっていて。
裏ジャケが『Got Live If You Want It !』のジャケットの流用となっていると言う。
あの時代、大らかで、何でも許された時代ならではの産物と言えるアルバムなのです。
姑息なのは。ライナーではその2枚のアルバムには一切触れていなくて。
更にはライナーに載っているカタログからも、その2枚のアルバムを除外しているところ。
ストーンズの初来日、そいつに思い切り便乗しようと言う・・・流石はキング・レコード。
今となっては、意味のない。当時ですら意味があったのか疑わしい代物ではあるのですが。
このジャケットが結構好きで。ストーンズのライヴの雰囲気を上手く捉えていると言うか。
ストーンズのライヴを生で観るなんてことが。夢のまた夢だった時代には。
『Get Yer Ya-Ya's Out !』に針を落として、その裏ジャケを見つめて想像を逞しくしていて。
ストーンズは圧倒的にライヴが素晴らしいのだとの評価は既に定着もしていたので。
確かに『Got Live If You Want It !』と『Get Yer Ya-Ya's Out !』は相当に聴いていたので。
ストーンズのライヴを、まとめて疑似体験したい、予習したいって人には便利だったのかも。
その昔、部屋に転がり込んでいたストーンズ・ファンのお姉さんも持っていたしなぁ。
音質とか考えると。好んで針を落とそうとも思わないし。実際、殆ど落とさないのですけど。
一度針を落としてしまうと。なんだかんだで。結局は繰り返し聴いていたりもして。
そこにストーンズのライヴが、ライヴ・アルバムがある。それが如何に魅力的なのかを物語ってはくれるかな。

何故、人を愛するのか。
そこに、人がいるから。
何故、ライヴを愛するのか。
そこに、ライヴがあるから。
それだけさ。

何とも言えない。
空気が。
匂いが。
仲間たちが。
ロックンロールが。

そこに。
あるのさ。
そこで。
手招きしているのさ。
それだけで十分なのさ。

あの。
ギター。
あの。
リズム。
そいつを思うだけで堪らない。

そいつに。
震えたい。
そいつと。
響き合いたい。
だから駆けつけるのさ。

何故、人を愛するのか。
そこに、人がいるから。
何故、ライヴを愛するのか。
そこに、ライヴがあるから。
それだけさ。それ以外に何がある。

あの。
メロディ。
あの。
ビート。
そいつが聴こえてきたなら。

あの。
ギター。
あの。
リズム。
そいつが伝わってきたなら。

大人しくなんか。
じっとしてなんか。
いられない。
駆けつけるだけ。
飛んでいくだけ。

痺れたいのさ。
殺られたいのさ。
震えたいのさ。
響き合いたいのさ。
それだけなのさ。

あの。
空気。
匂い。
仲間たち。
ロックンロール。

呼んでいる。
手招きしている。
そいつを思うだけで堪らない。
それだけで十分なのさ。
それ以外に何がいる。

何故、山に登るのか。
そこに、山があるから。
何故、ライヴに行くのか。
そこに、ライヴがあるから。
それだけさ。それだけでいいのさ。



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2017/05/15 Mon *実感を / Ron wood

20170515gimmesomeneckukorg


なんでもいい。
否。
なんでもよくはないが。
少しばかりの。
幾つかの。

何かが。
そう。
きっかけになる様な。
何かが。
手に入れられれば。

この。
どうにも。
漠然とした。
浮遊している様な。
現実感を喪失した様な。

そんな。
状態から。
逃れられて。
生々しい。
臨場感が得られて。

生き生きと。
嬉々として。
地面を踏みしめて。
地面を蹴って。
毎日を過ごせるのにと。

今日を。
明日を。
一週間を。
生の実感と共に。
駆け抜けていたいのだ。

『Gimme Some Neck』'79年リリース。
ロン・ウッドの3枚目となるソロ・アルバム。
『Some Girls』とほぼ同時進行で録音されていたとの話もあって。
チャーリー・ワッツはほぼ全曲でドラムスを叩いていたりもします。
キース・リチャーズやミック・ジャガーも参加しているのですが。
この時期のロンはストーンズとは言わばアルバイト契約だったと思われるのですが。
それにしては随分と待遇が良かったのだなと。そう感じたりもするのですよね。
何せ、このアルバムと共にニュー・バーバリアンズとしてツアーにまで出ていますからね。
キースもニュー・バーバリアンズの一員として嬉々としてプレイしていたし。
ミックの時とはえらいちがいだなぁと。まぁ、そこがロンの人柄の成せる業なのかな。
イアン・マクレガン、ボビー・キーズにデイヴ・メイソンなど豪華なゲストを迎えて。
ラフで、タフで、ファンキーな。ロンならではのロックンロールをブチかましていて。
「Come To Realise」なんて何とも生き生きとしていて痛快だったりします。
ボブ・ディランがエリック・クラプトンに贈って断られた「Seven Days」を頂いて。
ものの見事に自らのものとして聴かせている、その味わいのある風情もロンならではで。
後にボブがライヴでセルフ・カヴァーする際にはロンのヴァージョンを手本にしたとか。
昔ロッド・スチュワートのアルバムでよく聴かせていたインストの小品もあって。
その「Delia」におけるロンのドブロが絶品で。それがまた堪らなくもあるのです。
ギターもヴォーカルも。技巧派ではないロン。しかしその味わいは格別なものがあって。
それは、その陽性な生命力。生き生きと、嬉々として、クッキリと足跡を残す歩みなのです。
その歩みが。近頃のストーンズの中では今一つ元気がないかなとも思われて。
このアルバムの様な、臨場感に溢れた、生き生きとしたロンの姿をまた聴きたいなとも思うのです。

なんでもいい。
否。
そうともいかないが。
いくばかりかの。
様々な。

何かが。
そう。
火種になる様な。
何かが。
手に入れられれば。

この。
どうにも。
曖昧とした。
離脱している様な。
現実感が消失した様な。

そんな。
状態から。
脱して。
息苦しいまでの。
臨場感に包まれて。

生き生きと。
嬉々として。
路上を踏みしめて。
路上を蹴って。
毎日を過ごせるのにと。

今日を。
明日を。
一週間を。
生を痛感しながら。
駆け抜けていきたいのだ。

この。
地面の上で。
路上の上で。
息をしている。
生きている。

この。
地面から。
路上から。
離れるのではなく。
浮くのではなく。

漠然と。
曖昧に。
現実感を。
喪失した様な。
焼失した様な。

そんな。
影の薄い。
影も残せない。
死んだ様な。
時間は過ごしたくない。

息苦しいまでに。
生々しい。
そんな。
臨場感の中で。
時を刻んでいたいのだ。

だから。
きっかけになる様な。
導火線に火を付ける様な。
何かを。
手に入れるのだ。

今日を。
明日を。
一週間を。
生の実感と共に。
駆け抜けていたいのだ。

今日を。
明日を。
一週間を。
生を痛感しながら。
駆け抜けていきたいのだ。

実感を、感じていたいのだ。



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2017/04/11 Tue *戻るところ、帰るところ / The Rolling Stones

20170411greatesthitsvolone


戻るところ。
帰るところ。
それがある。
それがわかっている。
それが大事なのだろう。

いつまでたっても。
落ち着かずに。
苔生さずに。
転がり続けている。
それはそれでいいのだが。

転がって。
揺れて。
揺さぶられて。
その内に。
ふと気がついてみれば。

ここは。
どこなのだろうと。
どうして。
ここにいるのだろうと。
そんな状況に陥って。

平静を装いながら。
その実。
少し・・・かなり。
焦って。
不安に駆られることもある。

そんな時。
戻るところ。
帰るところ。
初めの一歩を踏み出したところ。
そいつを見つけさえすれば・・・なんとかなる。

『Greatest Hits Vol.1』'77年リリース。
カナダ独自編集のローリング・ストーンズのベスト・アルバム。
デッカ(ロンドン)時代のナンバーから14曲が収められています。
『Greatest Hits Vol.2』なるアルバムも同時期にリリースされていて。
当時、日本では何故かRCAから2枚組で『偉大なる軌跡』なる邦題でリリースされました。
この如何にも廉価盤的なやっつけ仕事を連想させるジャケットも魅力がなければ。
選曲も特に特徴があるわけでもなく。曲順に拘りもなさそうな、そんなアルバム。
しかし。これが自分にとっては初めて買ったストーンズのベスト・アルバムだったのです。
リアル・タイムで『Love You Live』を買ったのがストーンズとの歴史の始まりで。
その次が『Get Yer Ya-Y''s Out!』で。『Let It Bleed』で『Goats Head Soup』ときて。
そして。次に、渋谷にあった輸入レコード屋さんで手に取ったのがこのアルバムだったと。
何故、このアルバムだったのか。もうハッキリとは覚えていないのですけどね。
恐らくは初期のナンバーを纏めて聴きたくて。そして値段も安かったのだと思います。
「Not Fade Away」に始まって「Paint It, Black」で終わるこのアルバム。
オリジナル・アルバムを揃えようにも。月に一枚も買えれば上の字だったガキには宝物で。
何度も何度も繰り返し針を落として。暫くはこのアルバムでしか聴けなかったナンバーも。
やがて。オリジナル・アルバムもそれなりに揃ってきて。正統な(?)ベスト・アルバムも。
そうして徐々に役目を終えたのですが。思い出深くて手放せなくて残っているのです。
「I'm Free」とか「Play With Fire」なんて地味なナンバーが妙に刷り込まれているのも。
このアルバムで出会って。繰り返し聴いていたからなのですよね。妙な感じですけどね。
今、針を落とすと。音質も褒められたものではないのですが。愛着はあるのかな。
ストーンズは、自分の戻るところ、帰るところ、自分の原点だと勝手に思っていますが。
その初めの一歩を踏み出した、刻んだのがこのアルバムなのですからね。

戻るところ。
帰るところ。
それがあると。
そのことを感じられる。
それが肝要なのだろう。

いつまでたっても。
腰が据わらずに。
留まらずに。
流離い続けている。
それはそれでいいのだが。

流離って。
流れて。
流されて。
いつの間にか。
ふと気がついてみれば。

ここは。
どこなのだろうと。
はたして。
どこまでいくのだろうと。
そんな状況に陥って。

平穏であると演じながら。
その実。
少し・・・かなり。
怯えて。
不安で堪らないこともある。

そんな時。
戻るところ。
帰るところ。
初めの一歩を踏み出したところ。
そいつを思い出しさえすれば・・・どうにでもなる。

どこだろうと。
どこにいようと。
どこへいこうと。
見つけさえすれば。
思い出しさえすれば。

どこからきたのか。
何者であるのか。
所詮。
それだけのことだと。
それだけの者だと。

それさえ。
わかっていれば。
感じられれば。
なんとかなる。
どうにでもなる。

だから。
いつでも。
落ち着かずに。
苔生さずに。
転がり続けてこられた。

だから。
いつでも。
腰を据えずに。
留まらずに。
流離い続けてこられた。

揺れて。
揺さぶられて。
流れて。
流されて。
そんな時でも。どんな時でも。

戻るところ。
帰るところ。
初めの一歩。
踏み出したところ、刻んだところ。
そいつが信じられれば。それでいいのだ。



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2017/03/24 Fri *トップであること / The Rolling Stones

20170324lonelyatthetop


トップを。
頂上を。
目指すと言うのは。
どんな。
心持なのだろう。

何故。
トップを。
頂上を。
目指すのか。
そこにあるからなのか。

でも。
誰もが。
目指すわけでも。
目指せるわけでも。
ないのだ。

それでも。
その中で。
あくまでも。
トップをと。
頂上をと。

熱く。
激しく。
そして。
しぶとく。
どこまでも。

挑み続ける。
拘り続ける。
その思い。
その願い。
その強さは何処からくるのか。

『Lonely At The Top』'83年リリース。
ローリング・ストーンズのスタジオ・アウトテイクからなる海賊盤。
ミュンヘンとバハマでの録音から収録されているとのことなので。
『It’s Only Rock ‘N Roll』や『Emotional Rescue』の為のセッションでしょうか。
勿論、あくまでもボツ・テイクなので。完成度云々は言いっこなし。
更には如何にもアナログ盤時代の海賊盤らしいこもった音質だったりするので。
(更に言えば。その実、ピッチも遅いのではないかなとも思われるのですけどね)
諸手を挙げて歓迎できるものではないのですけどね。でもそこは蛇の道は蛇と言うか。
ストーンズ好きとしては。避けて通れない魅力のあるものであったりもするのです。
まぁ、ボツにはボツなりの理由がある筈で。仕上げきれなかったとか。
仕上げはしたものの甘かったとか。いずれにせよ。正式に世に出る前の生々しい。
レアなストーンズの姿。スタジオでの試行錯誤する姿が聴けるのですからね。
ストーンズ好きとしては。聴き逃せない。そんな瞬間が切り取られているのです。
例えば「Sweet Home Chicago」なんかでは。キース、どれだけエフェトかけているのとか。
これを聴いていると。キースの旦那にはエフェクターは似合わないなと思い知らされます。
ドビー・グレイで有名な「Drift Away」はミック・テイラー在籍時の録音なのかな。
もともといい曲ですし。ここで聴けるストーンズ・バージョンもなかなかのものですが。
何故ボツにしたのかなと。ロッド・スチュワートも録音していることを知っていたのかな。
そしてアルバム・タイトルにもなっている「Lonely At The Top」です。
ご存知の様に後にミックがソロ・アルバムで正式に世に出しているナンバーですが。
ここで聴かれるストーンズ・バージョンは何故ボツになったのかなと考えるのですが。
ミックのソロ・ヴァージョンと比較するとやや気怠いと言うか、退廃的と言うか。
それが歌詞の内容と合わなかったのか。逆にテンポを上げるとストーンズらしくもないと。
いい加減な様で。この辺りの取捨選択にはシビアである。それがトップに、頂上にい続ける証左かもですね。

トップに。
頂に。
挑むと言うのは。
どんな。
心持なのだろう。

何故。
トップに。
頂上に。
挑むのか。
そこにいるからなのか。

でも。
誰もが。
挑むわけでも。
挑めるわけでも。
ないのだ。

それでも。
その中で。
あくまでも。
トップにと。
頂上にと。

熱さと。
激さと。
そして。
逞しさで。
どこまでも。

目指し続ける。
闘い続ける。
その思い。
その願い。
その大きさは何処からくるのか。

トップを。
頂上を。
目指す。
それは。
孤独の道程。

トップに。
頂上に。
挑む。
それは。
孤独な闘い。

何故。
どうして。
そこまで。
いつまで。
どこまで。

そこに。
あるトップは。
そこに。
いるトップは。
魅力的なのか。

その思い。
その願い。
その総てを。
賭けるほどに。
賭け続けるほどに。

そうして。
辿り着いた先も。
手に入れたものも。
孤独の中かも。
知れないのに。

それでも。
目指せる。
挑める。
強さ。
大きさ。

それこそが。
トップであること。
頂上であること。
例え孤独だとしても。
そうなのかもしれない。



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2017/02/16 Thu *禁断の果実 / The Rolling Stones

20170216liverthanyoulleverbe


知らなきゃ。
良かった。
そんなものが。
この世には。
存在するらしい。

ところが。
どうにも。
昔から。
そいつが。
悪い癖で。

見なくていい。
聞かなくていい。
知らなくていい。
そう言われれば。
言われるほどに。

気になって。
気になって。
仕方がなくなって。
見てしまう。
聞いてしまう。

知ってしまって。
そうだな。
後悔したことが。
一度もないと言えば。
嘘にはなるが。

知ってよかった。
知る前と後では。
楽しさが大違い。
禁断の果実とやらには。
手を出してみるに限るのだ。

『Live'r Than You'll Ever Be』'80年リリース。
'69年の全米ツアーのオークランド公演を収めたローリング・ストーンズの海賊盤。
タイトルは海賊盤業界初のベスト・セラー(?)となったアルバムと同じですが。
(そのアルバムがあまりにも売れたので、『Get Yer Ya-Ya's Out !』が制作されたとか)
こちらは新たに発掘された音源を元にした完全版だと言われています。
尤も。「Jumpin' Jack Flash」と「Under My Thumb」は別公演の音源とも言われています。
まぁ、所詮は海賊盤なので。深い詮索をしたところで。意味はないかな。
音質は改善されたとのことですが。所謂オーディエンス録音ですから。
オフィシャルではリリースされることは無いであろうこもった音で。でもそれもよしで。
かえって、生々しい、何の加工も施される前のストーンズのライヴ。それが味わえると。
そこに価値を見出せる人間にとっては、実に堪らないものがあるのですよね。
ツアーに復帰して。新たに加わったミック・テイラーも馴染んできてと。
そんな頃のストーンズのライヴ。全体にオリジナルよりテンポを落とした演奏で。
実に何と言うか。いい塩梅に腰の落ちた、重心の低いロックンロールを聴かせてくれます。
メンバー5人に、イアン・スチュワートが加わっただけのシンプルな編成で。
必要最小限の音だけで構成されたライヴであるところも魅力的と言えて。
最近のストーンズ・オーケストラでは決して味わえないストーンズの剥き出しの骨格。
そいつを徹底的に、むしゃぶり尽くすことができる様な。そんな感覚が堪りません。
録音されることを前提としていないライヴであるが故に。覆い隠すことも出来ずに。
チューニングの狂いや、演奏におけるミス・トーンなどもそのままなのですが。
そんなストーンズが聴きたかったと。その臨場感に魅せられてしまうのですよね。
ここが分かれ道で。海賊盤と言う禁断の果実に出会って。手を出して、口に含んで。
それで、後悔するか、否か。引き返せるか、否か。それで人生変わってしまうかもです(笑)。
自分は・・・後者で。今は足を洗いましたが(?)。海賊盤の世界を知って良かったなと思っています。

出会わなきゃ。
良かった。
そんなものが。
この世には。
存在するらしい。

ところが。
どうにも。
生まれつき。
そいつが。
天邪鬼で。

見なくていい。
聞かなくていい。
会わなくていい。
そう言われれば。
言われるほどに。

どうしても。
どうしてでもと。
我慢ができなくなって。
見てしまう。
聞いてしまう。

出会ってしまって。
そうだな。
後悔したことが。
一度もないと言えば。
嘘つきになるが。

出会ってよかった。
会う前と後では。
喜びが段違い。
禁断の果実とやらは。
口に含んでみるに限るのだ。

どちらが。
良いとか。
悪いとか。
そんなことは。
他人の知ったことじゃない。

どちらが。
楽しいとか。
喜ばしいとかも。
そんなことは。
他人の知ったことじゃない。

大違い。
段違い。
その。
感覚を。
感触を。

知りたいのなら。
出会いたいのなら。
それなら。
思い切ってみる。
そいつが必要だ。

する後悔。
しない後悔。
どちらを。
選ぶかは。
自分自身の問題で。

危険も。
何もかも。
自分自身で。
選び取れれば。
それまでのこと。

ならば。
禁断の果実。
手を出さない。
口に含まない。
そんな勿体ないことはできないのさ。



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