カテゴリー「004 Soul,Funk,Jazz」の記事

2017/10/19 Thu *隣は何をする人ぞ / Bootsy Collins

20171019whatsbootsydoin


隣は。
何をしているか。
秋に限らず。
その深さに限らず。
気になるものなのか。

まぁ。
人の振り。
人の行動。
学ぶことも。
多くはあるけれど。

人のことを。
隣人のことを。
他人のことを。
気にしているだけでは。
始まらないよなと。

人が。
お隣が。
あの人が。
皆が。
何をしていようが。

自分は。
自分のことを。
自分の思うところを。
自分の感じるところを。
やるだけのこと。

なれど。
どうにも。
隣は。
何をしているか。
そいつが気になるらしい。

『What's Bootsy Doin ?』'88年リリース。
ファンクの怪人ベーシスト、ブーツィー・コリンズの3枚目のソロ・アルバム。
前作からは数年の空白があり。その間パーラメントやラヴァー・バンドも動いていなくて。
何でも音楽業界に嫌気がさしたらしく。故郷に帰って半ば隠棲していたのだとも。
しかしブーツィーですからね。その存在、その才能が放っておかれる訳もなく。
ビル・ラズウェルに引っ張り出されて前線に復帰。このアルバムの制作を開始して。
同時期にはセッション活動も活発化。キースの旦那の『Talk Is Cheap』にも参加したと。
さて。時代はデジタル全盛時代。打ち込み主体の機械的で薄っぺらなサウンドが持て囃され。
このアルバムも。ドラムは総て打ち込みだと思われるのですが。
ブーツィーのファンクネスでソリッドなベースがうねっていて。
機械的なのに、とてつもなく肉感的でもあると。故に今に至るまで時代に囚われることなく。
殆どが安易に消費されてしまった同時代のアルバムとは違う次元で命脈を保っていると。
これはもうブーツィーの生来の強靭なグルーヴを発する力。それによるものなのだろうと。
どうにも独特な空間構成力と。JBズ以来の個性的はタイム感と、弾ける様。
そしてメロディがキャッチーでポップなとことろ。唯一無比のブーツィーのファンクです。
沈黙を守ってきたブーツィーの復活。周囲は興味津々。何をしているのか、やらかすのか。
で、そんな世間の視線など我、関せずと。己を貫き、おもねることなく時代を超越したと。
隣は、ブーツィーは何をしているのだと。それが知りたいのだろう?聴きたいのだろう?
その答えは機械にも血を通わせ、魂を宿すファンキーなグルーヴ。どんなもんだいと。
ファンキーに、キャッチーに。極上の弾みと、うねり、それを叩き出すのみ。
隣人を、他人を、皆を気にする前に。大切なものはあるだろう。それを体現してみせるブーツィーです。

隣は。
何をどうしているか
季節を問わず。
いつであろうとも
気になるものなのか。

まぁ。
人の行い
人の道程。
学ぶものも。
多くはあるけれど。

人のことを。
隣人のことを。
他人のことを。
窺っているだけでは。
始められないよなと。

人が。
お隣が。
あの方が。
誰が。
何をしていようが。

自分は。
自分のことを。
自分の思いを。
自分の感じたものを。
信じるだけのこと。

なれど。
どうにも。
隣は。
どうしているか。
そいつが気にかかるらしい。

何をしているのかな。
どうしているのかな。
気にかけて。
思いを馳せる。
それは大切なことだけど。

何をしている。
どうしている。
鵜の目鷹の目。
窺ってばかりいる。
そいつは取るに足らぬこと。

隣の。
顔色ばかり。
芝生ばかり。
気にしたところで。
何にもなりはしない。

人の振り。
人の行動。
人の行い
人の道程。
他山の石は他山の石。

自分の。
行く道は。
歩き方は。
自分で選ぶしかない。
自分で決めるしかない。

人でなく。
お隣でなく。
あの人でなく。
皆でなく。
自分の思い、感じるもの。

それだけが。
それこそが。
自分の行いに。
血を通わせる。
魂を宿らせる。

なれど。
どうにも。
隣は。
何をしているか。
そいつは気になるものらしい(苦笑)。



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2017/10/18 Wed *街にやってくる / The Dirty Dozen Brass Band

20171018theneworleansalbum


酔っ払いが。
飲んだくれが。
街にやってくる。
千鳥足で。
やってくる。

街から。
街へと。
街角から。
街角へと。
やってくる。

美味しい酒には。
目がないらしい。
旨い肴には。
目がないらしい。
どうしようもなく好きらしい。

会いたい人を。
見つける。
訪れたい店を。
嗅ぎ分ける。
それだけは得意らしい。

陽気に。
鼻歌の一つや二つ。
口ずさみながら。
横揺れで。
リズムを刻みながら。

千鳥足の。
マーチに乗って。
酔っ払いが。
飲んだくれが。
街にやってくる。

『The New Orleans Album』'90年リリース。
ニュー・オーリンズを代表するブラス・バンド、ダーティ・ダズン・ブラス・バンド。
その通算で4枚目、メジャーであるコロンビアでは2枚目となるアルバム。
当時はエルヴィス・コステロの参加が話題になったのか。
お礼にコステロのアルバムにダーティ・ダズン・ブラス・バンドも参加したのかな。
さて、ダーティ・ダズン・ブラス・バンドの真価、それはライヴにあると。
そう思っているので。あまりスタジオ・アルバムに針を落とすことは無いのですが。
コロンビア時代の、最初の2枚はそれでもダーティ・ダズン・ブラス・バンドの個性、魅力。
それらが比較的上手く捉えられて音盤として残されているかなとは。
恐らくメンバーにも手応えがあって。それがアルバム・タイトルにも表れているかな。
セカンド・ラインを奏でるニューオリンズ・ブラスバンドの代表格であり。
その陽気で豪快で、聴く者を昂揚させるブラスの響きは天下一品。それだけで最高。
更に、その上に。ファンクとの融合を果たして。唯一無比の怒涛のブラス・ファンクだと。
こいつは。もう本当に下手な精力剤や強壮剤、強心剤なんかよりも効くのではないかと。
元々。セカンド・ラインと言うのはニュー・オーリンズで行われる葬儀の際に。
身内の葬列であるファースト・ラインに続く、ブラス・バンドと身内以外の人による葬列で。
墓所からの帰りに死者を陽気に天国に贈ろうとブラス・バンドに合わせて踊るのですが。
このアルバムの、ダーティ・ダズン・ブラス・バンドの強烈さには死者も蘇るかなと。
この濃厚で、陽気で、そして生と死が交差する神聖な瞬間を祝福する音楽。
思わずその葬列に連なりたくなるその響き。それがダーティ・ダズン・ブラス・バンドだと。
このアルバムに針を落とすと、いつでも踊り出し、行進したくなるのですが。
ライヴだと何倍、何十倍も倍化されて。今はバンドの形態も変わってしまったとかですが。
もう三十年近く前に経験したそれは今も自分の中で強烈な響きを放ち続けています。

酔っ払いが。
飲んだくれが。
街を練り歩く。
千鳥足で。
練り歩く。

街から。
街へと。
街角から。
街角へと。
練り歩く。

楽しい空気には。
鼻が利くらしい。
面白そうな匂いには。
鼻が利くらしい。
どうしようもなく惹かれるらしい。

気の置けない人と。
巡り会う。
身も心も安らげる店に。
辿り着く。
そこだけは運がいいらしい。

陽気な。
鼻歌の一つや二つ。
口に上らせながら。
横揺れで。
リズムに乗りながら。

千鳥足の。
マーチと共に。
酔っ払いが。
飲んだくれが。
街を練り歩く。

あの街に。
この街に。
美味しい酒がある。
旨い肴がある。
ならば歩いていこう。

あの街にも。
この街にも。
気の置けない人がいる。
身も心も安らげる店がある。
ならば歩いていこう。

あの街に。
この街に。
楽しい空気がある。
面白そうな匂いがする。
ならば歩いていこう。

あの街にも。
この街にも。
会いたい人がいる。
訪れたい店がある。
ならば歩いていこう。

目がない。
鼻が利く。
それをいかそう。
特異なら特異なだけ。
運にも乗ってしまおう。

陽気な。
鼻歌と共に。
横揺れの。
リズムと共に。
あの街へ。この街へ。

千鳥足の。
マーチに乗って。
あの夜も。この夜も。
酔っ払いが。飲んだくれが。
街にやってくる。



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2017/10/13 Fri *新しい歌が / Donny Hathaway

20171013donnyhathaway


ひょっとしたら。
もしかしたら。
新しい歌が。
聴こえてくるかも。
そんな期待が過る。

今は。
未だ。
微かな。
ざわめきだとしても。
確かに。何かが。

芽を出し。
その息吹が。
風になろうと。
その機を捉えようと。
窺っている。

その。
小さな。
ささやかな。
鼓動に。
期待を寄せてみる。

そっと。
背中を押しながら。
ぐぃっと。
手を引きながら。
語りかける。

焦るなかれ。
騒ぐなかれ。
そうして。
少しずつ。
歌声を高めてごらんと。

『Donny Hathaway』'71年リリース。
ダニー・ハサウェイの2枚目となるアルバム。
その生涯に。ソロとしてのスタジオ・アルバムは僅かに三枚。
その中でも。一際、穏やかで。故に地味な印象を持たれがちなアルバムです。
全8曲の殆どがカヴァーで。ダニーのオリジナルは一曲のみ。
そのことも。このアルバムの印象を薄いものにしているのかもしれません。
あまりにも内省的で。あまりにも静かで。静謐などと言う言葉が浮かびもします。
しかし。それが故にダニーの才能。選曲のセンスや、アレンジャーとしての能力の高さ。
正規な音楽教育を受けて。ジャズやクラッシクの素養もあったダニー。
そのミュージシャン、アーティストとしての才能が如何に素晴らしいものであったかと。
否が応でも、そのことを痛感させられ、痺れてしまう。そんなアルバムです。
柔らかで、優しくて、温かくて、そして力強くて。そしてやはり繊細で。
そんなダニーの個性と言うか、ダニーと言う人間、そのものが滲み出てきていて。
その鍵盤の音色、その歌声。そして寄り添う様なストリングス。その総てに。
ダニーの創造した総てのものに。その懐に深く抱かれている様な感覚が呼び起こされます。
人の思い、意思。それは声高に叫ばなくても。伝わり、届き、共鳴し、広がるものだと。
そう感じさせてくれる。そこにダニーの新しさ、ニュー・ソウルの旗手たる所以があったと。
「Little Girl」はその穏やかな昂揚感でもって作者のビリー・プレストンを驚愕させて。
そして。あの。レオン・ラッセルの「A Song For You」も完全にダニーの歌になっていて。
そのソウルフルな歌声と、ジャージーでクラシカルなアレンジによって。
まるで別の世界へと飛翔したかの様な。そんな新しい歌へと生まれ変わっているのです。
内省的で。繊細で。そんな新しい感覚をソウルに持ち込んだダニーならではの新しい歌。
その歌声があまりにも早く失われてしまったことを、やはり惜しまずにはいられないと強く感じす。

ひょっとしたら。
もしかしたら。
新しい歌が。
歌えるかもしれない。
そんな期待が浮かぶ。

今は。
未だ。
ほんの。
囁きだとしても。
確かに。何かが。

頭を擡げ。
その視線が。
礎になろうと。
その機を逃すまいと。
輝いている。

その。
小さな。
ささやかな。
胎動に。
希望を乗せてみる。

しっかりと。
背中を支えながら。
時には。
道を示しながら。
語りかける。

慌てるなかれ。
逸るなかれ。
そうして。
少しずつ。
歌声を高めていこうと。

その。
瞳の。
その。
笑顔の。
語るもの。

そこにある。
思い。
そこにある。
意志。
その輝き。

それが。
本物ならば。
それが。
真っ当ならば。
迷うことはない。

思いが。
無ければ。
意志が。
無ければ。
何も始まらないのだから。

その。
思いが。
意志が。
新しい歌を。
生むだろう。

だから。
焦るなかれ。
騒ぐなかれ。
慌てるなかれ。
逸るなかれ。

微かな。
ざわめきを。
ほんの。
囁きを。
結実させるため。

少しずつ。
歌声を高めてごらん。
歌声を高めていこう。
ほら。新しい歌が。
聴こえてくる、歌えている。



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2017/10/12 Thu *愛でなくていい / Betty Davis

20171012antilove


愛でも。
恋でも。
何でもいい。
否。
どうでもいい。

この気持ち。
そいつは。
確かなのだから。
呼び名など。
どうでもいい。

例え。
愛とは呼べない。
恋とも呼べない。
そうなら。
それでもいい。

身を切られるほど。
切なくて。
心を乱されるほど。
苦しくて。
そして。何よりも。

震えるほどに。
それほどに。
愛しくて。
抱きしめたくて。
堪らない。

愛でも。
恋でも。
何でもいい。
この気持ちに。
忠実でいたいだけ。

『Anti Love The Best Of Betty Davis』'95年リリース。
褐色のファンキー・ディーヴァ、ベティ・デイヴィスのベスト・アルバム。
あのマイルス・デイヴィスと結婚していたこともあり創造のディーヴァでもあったベティ。
元々は今で言うスーパー・モデルで。ジミヘンとかクラプトンとも交流(?)があって。
マイルスとジミヘンを引き合わせたのは他でもないこのベティだったのだとか。
マイルスとはあっさり別れたものの。そのままデイヴィス性を名乗り続けて。
そして。超ド級のファンキーなアルバムを引っ提げて音楽シーンに颯爽とデビューしたと。
活動期間そのものは短くて。'73年にデビューして。'70年代後半にはフェード・アウト。
しかしながら。残された3枚のアルバムは。どれも素晴らしくファンキーな傑作で。
特に、1stアルバムは数多あるファンクのアルバムの中でも最高峰に近いかなと。
そんな3枚のアルバムから12曲が選ばれて収録されているのですが。
まぁ、何とも。実にファンキーで、実にご機嫌で。その迫力、凄味に改めて震えがきます。
ラリー・グラハム、コーネル・デュプリー、グレッグ・エリコ、ニール・ショーンと。
豪華で、腕の確かな面子がこぞって参加して叩き出しているそのサウンドの素晴らしさ。
そして。それを従えて。ある意味では奇声とも言える歌声で迫ってくるベティ。
その咆哮に宿る、タフで、ラフで、セクシーで、エロティックなファンクネス。
傍若無人とさえも言えそうな。その自信に満ち溢れたあり様、存在が痛快なのです。
間違っても上品とは言えないし。お洒落でもなく、お行儀もよくないのですが。
それが。どうしたと。そんなことはどうでもいい。これがいいなら、これが気持ちいいなら。
必要なのは。それに忠実であること。それに素直であること。それだけだと。
それが何と呼ばれようと、それで何を言われようと。構いはしないとの揺るぎなさ。
好きなら、もっと好きに。好きなら、とことん好きに。その潔いまでの愛しさに殉ずる様が堪りません。

愛だろうが。
恋だろうが。
何でも構わない。
否。
どうでもいい。

この気持ち。
そいつは。
揺るがないのだから。
名称など。
どうでもいい。

例え。
愛とは言えなくても。
恋とも言えなくても。
そうなら。
それでもいい。

身が焼けるほど。
甘くて。
心が蠢くほど。
激しくて。
そして。何よりも。

震えるほどに。
それほどに。
愛しさが募って。
抱きとめたくて。
堪らない。

愛でも。
恋でも。
何でもいい。
この気持ちに。
素直でいたいだけ。

こんなのは。
そんなのは。
許されないと。
認められないと。
言うのなら。

愛でなくていい。
恋でなくてもいい。
そんな言葉には。
何の意味も。
何の価値も無い。

こんなのは。
そんなのは。
違うと。
間違いだと。
言うのなら。

愛なんかどうでもいい。
恋なんかどうでもいい。
その定義になど。
何の興味も。
何の力も感じない。

形式も。
結果も。
何でもいい。
否。
どうでもいい。

叶わなくても。
敵わなくても。
何でもいい。
否。
どうでもいい。

そう。
愛でなくていい。
恋でなくていい。
この思いに。
殉じられればそれでいい。



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2017/10/11 Wed *夕暮れ時は / Bobby Womack

20171011womagic


夕暮れ時。
何の。
根拠も無いけれど。
何かが。
起きるのではと。

そんな。
不思議な。
予感が。
胸に浮かび。
過ったりする。

昼と夜の。
その間。
残照。
余熱。
静かな高鳴りを誘う。

そんな。
何ものかが。
空気の中に漂い。
街角で待ち構えている。
その気配。

これからの。
ひと時が。
少しだけ。
特別なものになる。
予感が確信へと。

そう。
真昼でもない。
真夜中でもない。
夕暮れ時は。
魔法の時間かもしれない。

『Womagic』'86年リリース。
ザ・ラスト・ソウルマン、ボビー・ウーマック。
傑作として名高いポエット三部作に続くアルバム。
そして、MCA第一弾となったアルバムでもあります。
そのポエット三部作の評判があまりに高い為に、その陰に隠れている様な。
もっと言えば。割を食った感じもあるアルバムとも言えるかもしれません。
確かにあの三枚が素晴らしいのは確かですが。少しばかり流行り過ぎた感じもあって。
それはボビー自身も意識してはいたのかな。レコード会社の移籍をきっかけにもしたのか。
一曲を除いては。メンフィスの手練れたちとのメンフィス録音となっていて。
原点回帰を目指したのかと思われるふしもあったりします。
旧知であろうアンドリュー・ラヴらが奏でる極上のサウンドをバックに。
これまた極上の歌声で、ソウルフルに迫ってくるボビー。胸に迫るものがあります。
時代が時代だけに。安易なアレンジや、安っぽい音が皆無とは言えないのですが。
それをものともしないボビーの情感のこもった熱い歌声。流石はラスト・ソウル・マンです。
伊達や酔狂でサム・クックに認められたわけではないと。そんな男の矜持を感じさせます。
時に狂おしいほどに官能的で。時に身を切るほどに切なく。男心を歌い上げています。
その歌声には、まさにアルバム・タイトル通りにボビーならではの魔法があるのかなと。
実のところ。この次のアルバムからのボビーは、どうにも物足りなくなってしまうと言うか。
ボビー・ウーマック、ボビー・ウーマックを演じるみたいな技巧に走り過ぎの感があって。
それを思うと。そのキャリアの転機、黄昏、夕暮れ時のアルバムであったとも思われて。
それ故に。黄昏、夕暮れ時ならではの魔法の時間が流れていたアルバムでもあったかなと。
それにしても。「(I Wanna) Make Love To You」の官能。「I Can't Stay Mad」の切なさ。
その両極をさらりと見事に歌いきってしまうボビー。魅せられてしまうのですよね。

夕暮れ時。
特に。
理由も無いけれど。
何かが。
変わるのではと。

そんな。
不思議な。
予兆が。
胸に起こり。
ざわめいたりする。

昼から夜へ。
その間。
ほとぼり。
残り香。
静かな昂ぶりを唆す。

そんな。
何ものかが。
空気の中を舞い。
街角で微笑みかけてくる。
その気配。

これからの。
ひと時が。
少しだけ。
一際なものになる。
予兆が現実へと。

そう。
真昼とも違う。
真夜中とも異なる。
夕暮れ時は。
魔法の時間かもしれない。

久し振りの。
この時間が。
いつもと。
少し。
違うのは。

重ねてきた。
この時間が。
いつもと。
少し。
異なるのは。

慣れ親しんだ。
その。
空気が。
動き始めた。
そう思えるのは。

馴染んでしまった。
その。
距離が。
変わり始めた。
そう感じるのは。

空気の中に漂い。
街角で待ち構えていた。
静かな高鳴りを誘った。
そんな。
何ものかのせい。

空気の中を舞い。
街角で微笑みかけてきた。
静かな昂ぶりを唆した。
そんな。
何ものかのおかげ。

そう。
陽の光と。
月の明かりが出会う。
夕暮れ時は。
魔法の時間に決まっている・・・



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2017/09/01 Fri *不埒に / The Ikettes

20170901soulthehits


不埒に。
狙え。
構いはしない。
思うままに。
求めるままに。

何故。
狭める。
躊躇う。
止める。
諦める。

思うままにはいかない。
求めるままにはならない。
だからこそ。
思うだけ。
求めるだけ。

我が儘だと。
身勝手だと。
後ろ指を指されようが。
誹られようが。
それが何だと言うのだろう。

手にしたい。
手に入れたい。
楽しみたい。
喜びたい。
遠慮などしていられない。

ならば。
できる限り。
及ぶ限り。
その限りまで。
不埒に。

『Soul The Hits』'65年リリース。
アイケッツの最初にして最後のオリジナル・アルバム。
アイク&ティナ・ターナー・レヴューの構成員として活躍していたアイケッツ。
あのティナのバックで激しく踊り、コーラスで華を添えていたアイケッツ。
残された動画などを観ると、その存在が如何に重要だったかがわかります。
恐らくはアイクがレイ・チャールズとレイレッツのステージを観て着想を得たのかな。
まぁ、兎に角。アイク&ティナの成功には欠かせない存在だったのは間違いないかなと。
その割には活動中にリリースされたアルバムが(恐らくは)これ一枚と言うのは。
飽くまでもシングル盤が中心だった時代故でもあるのでしょうが。
やはりアイクが、その貢献に見合う活躍の場を与えなかったのではないかと邪推したくも。
そしてアイケッツのメンバーの入れ替わりが激しかったのもあるのでしょう。
ギャラの低さと、アイクの女癖の悪さで辞めるメンバーが後を絶たなかったとか。
流石は、不埒な男アイクならではと言うところかな。まったくもって困ったものなのですが。
歴代のメンバーにはP.P.アーノルド、バネッタ・フィールズ、クラウディア・レーニア。
そしてボニー・ブラムレットも黒塗りして参加していた時期があったのだとか。
そんな状態なので。このアルバムも誰が歌っているのかは正確にはわからないのだとか。
(明らかにP.P.アーノルドの歌声だと思われるナンバーがありますけどね・・・)
曲を書いて、ギターを弾いて、バンドを指揮して、プロデュースもして、八面六臂なアイク。
改めてその才能の豊かさには驚かされます。モータウンもあれば、フィレスもあれば。
スワンプ・ロックの先取り?もありと。もう実に不埒にヒットを撃ちに、狙いにいっていて。
そのどれもが本家に迫り、本家を超えるものもあると。鬼才であることは確かです。
それに見事に応えているアイケッツの実力、魅力も流石だなと思わされて。
婀娜花・・・徒花ではありますが。忘れ難いのですね。しかし本当にアイクは不埒だなぁ・・・

不埒に。
撃て。
構いはしない。
感じるままに。
震えるままに。

何故。
避ける。
制御する。
放す。
下ろす。

感じるままにはいかない。
震えるままにはならない。
だからこそ。
感じるだけ。
震えるだけ。

傍若無人だと。
自己中心的だと。
指弾されようが。
罵倒されようが。
それがどれ程のものだろう。

手にしたい。
手に入れたい。
弄びたい。
遊びたい。
抑制などしていられない。

ならば。
力の限り。
届く限り。
その限りまで。
不埒に。

どうせ。
やるなら。
やらなきゃならないなら。
何の。誰に。
遠慮がいるものか。

どうせ。
やらなきゃ。
失ってしまうのなら。
何を。誰に。
遠慮などするものか。

構いはしない。
思うままに。
求めるままに。
不埒に。
狙え。

構いはしない。
感じるままに。
震えるままに。
不埒に。
撃て。

自ら。
狭めるな。
躊躇うな。
止めるな。
諦めるな。

自ら。
避けるな。
制御するな。
放すな。
下ろすな。

我が儘で。
身勝手で。
傍若無人で。
自己中心的で。
それでいい。

不埒に。
狙い。
不埒に。
撃って。
貪り尽くそう。



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2017/08/31 Thu *声を上げよう / Laura Lee

20170831womensloverights


声を上げよう。
行動で示そう。
好きなものが。
好きなことが。
あるのなら、やりたいのなら。

その通りに。
望む通りに。
なるのか。
いくのか。
そいつはわからなくても。

好きだと。
その気持ちが。
その思いが。
あるのなら。
抑えられないのなら。

立ち上がり。
街へ出て。
臆することなく。
言葉にしてみよう。
身体で表現してみよう。

何かを。
望む様に。
手に入れられるのは。
やれるのは。
限られた人間かもしれない。

でも。
声を上げる。
行動で示す。
その権利は。
誰にでも平等にあるのだから。

『Women's Love Right's』'72年リリース。
シカゴ生まれ、デトロイト育ちのローラ・リー。
ゴスペル出身のブルージィーな歌声をチェスで聴かせていたローラ。
新たな道を求めた時に邂逅したのがデトロイトのホット・ワックスでした。
モータウンを追われた?ドジャー=ホランド=ドジャーが設立したホット・ワックス。
打倒モータウン、打倒ダイアナ・ロス。その刺客がフリーダ・ペインとローラだったと。
可憐なフリーダに、実力派のローラ。かなり強烈な2人が選ばれたのですね。
そのブルージィーでソウルフルな歌声が圧倒的なローラです。
その聴く者を鼓舞する力に溢れている歌声が、この時代にマッチしていたのだろうなと。
フェミニズムの盛り上がり、ウーマン・リブ運動の勃興。そんな潮流を背景にして。
女性の権利を高々と歌い上げる姿、そのファンキーな波状攻撃は何とも迫力に満ちていて。
針を落とした瞬間からグイグイと引き込まれてしまいます。殆どファンクかなと。
この躍動感こそがホット・ワックスがローラに求めていたものかもしれません。
そして。B面に入ると一転して怒涛のバラードの連発で。これでもかと迫ってくると。
圧倒的な迫力。その面では共通しつつ。あまりにも見事な緩急の使い分け。
流石はドジャー=ホランド=ドジャーであり。見事に応えてみせたローラなのです。
O.V.ライト、オーティス・レディングで知られる「That's How Strong My Love」とか。
リズムを強調したアレンジ、サウンドを背景に実にディープな歌声を聴かせてくれます。
時に熱く激しく声を上げ、時に熱く深く声で包み込む。過激で包容力豊かなローラです。
その主張の明確さ故に。愛されながらも、時に正統な評価がなされなかったこともあるとか。
その歌声は例えばメイヴィス・ステイプルズと同様に聴く者の背中を押してくれる。
権利と可能性を信じさせてくれる、そんな力に満ち溢れているのです。

声を上げてしまおう。
行動で示してしまおう。
どうにかしたいものが。
どうにもならないことを。
あるのなら、なんとかしたいのなら。

総てがその通りに。
完璧に望む通りに。
なるのか。
いくのか。
そいつは難しいとしても。

どうにかしたいのだと。
その気持ちが。
その思いが。
あるのなら。
抑える必要などない。

踏み出して。
舞台に立ち。
憚ることなく。
言葉にしてみよう。
身体で表現してみよう。

何かを。
思うままに。
成しえてしまうのは。
操れるのは。
限られた人間かもしれない。

でも。
声を上げ続ける。
行動で示し続ける。
その権利は。
誰にも剥奪はできないのだから。

その気持ちが。
その思いが。
あるのなら。
抑えられないのなら。
それだけでいい。

その気持ちが。
その思いが。
あるのなら。
抑える必要などない。
それで十分だ。

その通りに。
望む通りに。
なるのか。
いくのか。
わからなくていい。

総てが。
その通りに。
完璧に。
望む通りに。
難しいことは承知の上。

何かを。
望む様に。
手に入れられるのは。
やれるのは。
限られた人間だとしても。

何かを。
思うままに。
成しえてしまうのも。
操れるのも。
限られた人間だとしても。

声を上げる。
行動で示す。
その権利は。
誰にでも平等にあるのだから。
誰にも剥奪はできないのだから。

声を上げよう。



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2017/08/30 Wed *いられない / Linda Lewis

20170830notalittlegirlanymore_2


いられない。
そう。
いつまでも。
昔のままじゃ。
そのままじゃ。

とうの昔に。
幼子でも。
ガキでも。
なくなっている。
そう言うこと。

それどころか。
いい大人どころか。
もう。
中年も、熟年も。
通り越して。

それなのに。
それでも。
未だに。
とどのつまりは。
浪漫の地平に。

そこに。
立ったまま。
止まったまま。
そのままで。
殉じてしまおうと。

いられない。
そんなことは。
厭と言うほど。
わかっている。
でも、それだけじゃないと。

『Not A Little Girl Anymore』'75年リリース。
UKソウルの歌姫、リンダ・ルイスのアリスタ移籍第一弾アルバム。
通算では何枚目のアルバムになるのかな。4枚目だったかな。
その愛らしい歌声が魅力的なリンダ。それこそ妖精の様でと思っていたら。
当時の邦題を『愛の妖精』と言ったのだとか。皆、感じるところは同じなのかも。
さてと。一部では商業的に過ぎると、売れ線に走ったとの批評もある様で。
その要因はバックのサウンドにあるとも言われていますが。それは無いかなと。
このサウンドの素晴らしさ、その絶妙な蕩け具合、弾け具合が感じられないのかと。
あの、ハミングバードのメンバーが全面的に参加していて。その見事なこと。
特にマックス・ミドルトンの奏でるエレクトリック・ピアノの響きは実にご機嫌で。
本当にマックスと言う人はいい仕事をすると言うか、匠だよなと思わされます。
そんなマックス達を統率しているのがリンダの恋人だったジム・クリューガンで。
ロッド・スチュワート・バンドでも知られるジムが、またいい仕事をしていて。
そんな腕達者なメンバーによるソウルフルでメロウなサウンドに支えられて。
リンダの愛らしい歌声が自由に飛翔する様は、まさに夢の様だったりするのです。
基本はハイ・トーン・ヴォイスなのですが。実に変幻自在で。その見事なこと。
それこそ幼子の無邪気さから、成熟した女性の色気まで。そしてその総てが愛しいと。
違和感なくレゲエも歌われているところなどはUKソウルらしいなと思われて。
それも含めて。より幅広い楽曲で、より幅広くリンダの魅力をアピールしようと。
そんな戦略はあったのかな。いつまでも愛らしいだけでは済まない、いられないみたいな。
それでも。やっぱり愛らしく浪漫を掻き立てられるのですけどね。
それでいて成熟した面でも魅せることができる。そこにリンダの素晴らしさがあって。
それをさり気なく引き出してしまうマックスやジムの実力の程と、愛情の深さも感じられるかな。

いられない。
そう。
いつまでも。
昔のままでは。
そのままでは。

遥かな昔に。
幼子とも。
ガキとも。
おさらばしている。
そう言うこと。

それどころか。
いい歳をしてどころか。
もう。
疑い様もなく。
折り返しを過ぎて。

それなのに。
それでも。
いつまでも。
どこまでいっても。
浪漫の地平に。

そこに。
立ったまま。
立ち尽くしたまま。
そのままで。
朽ちてしまおうと。

いられない。
そんなことは。
言われなくても。
沁みている。
でも、それだけじゃないと。

幼子のままでなど。
ガキのままでなど。
いられない。
そう。
それは単なる事実。

あの頃のままでなど。
わかいままでなど。
いられない。
そう。
それも厳然たる事実。

時の流れには。
年月とやらには。
逆らえない。
逆らったところで。
勝ち目などない。

退行するものを。
劣化するものを。
止められない。
弄したところで。
ごまかせない。

それでも。
未だ。
感じるのであれば。
感じられるのであれば。
止まっていたい。

それでも。
未だ。
描けるのであれば。
奏でられるのであれば。
立ち尽くしていたい。

いられない。
それでも。
浪漫の地平が。
見えるのであれば。
感じられるのであれば。

殉じてしまおうと。
朽ち果ててしまおうと。
いられない。
その事実に。
反抗してみたくなるのだ。



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2017/08/29 Tue *全面降伏 / Margie Joseph

20170829sweetsurrender


もう。
本当に。
完全に。
参りましたと。
そう言うこと。

それ以外の。
言葉など。
出てこない。
思いなど。
浮かびはしない。

その姿。
その声。
どこまでも。
いつまでも。
魅せられて。

甘く。
妖しく。
危うく。
もはや。
これまでと。

抗う術など。
ありはしない。
否。
抗うつもりなど。
ありはしない。

もう。
素直に。
認めてしまおう。
従ってしまおう。
全面降伏。

『Sweet Surrender』'74年リリース。
マージー・ジョセフのアトランティックでの2枚目のアルバム。
通算では4枚目となるアルバムとなるのかな。
ミシシッピー出身のマージー。オーケー、スタックスと渡り歩き。
スタックス(の傘下のレーベル)から2枚のアルバムをリリースした後に。
アトランティックと契約。かのアリフ・マーディンのプロデュースで。
そう、アレサ・フランクリンの後継者的な立ち位置で売り出されて。
アル・グリーンの「Let's Stay Together」のカヴァーが大ヒット。
同曲を含む『Margie Joseph』も好評で。その勢いのままにこのアルバムへと。
その『Margie Joseph』はジャケットも素晴らしく。代表作として知られていますが。
このアルバムも勝るとも劣らずで。幾分地味なジャケットの分、損しているのかな。
カヴァーの選曲も秀逸で。ポール・マッカートニー、スティヴィー・ワンダーなど。
特にポールの「My Love」はマージーにとっては最大のヒットになったのかな。
どうにもポールが歌うとあざとい感じがある「My Love」なのですが。
マージーにかかると見事なソウル・バラードに。その実力、魅力の素晴らしさ。
マージーも幼い頃から教会で歌っていたとかで。その底力を十二分に発揮しています。
コーネル・デュプリー、チャック・レイニーら腕利きのメンバーの演奏もすばらしく。
この時代のアトランティック・ソウルの中でも白眉と言える出来だと思われます。
まぁ、あまりにもアレサ、そしてロバータ・フラックを意識し過ぎとも感じますが。
その2人にはない、愛らしさの様なものも漂ってくるマージーの歌声。
その魅力の前には、アルバム・タイトル通りに全面降伏。もう、どうにでもしてと。
そんな思いにさせられるのですね。この歌声にずっと抱かれていたいかな・・・

もう。
本当に。
完璧に。
参りましたと。
そう言うこと。

それ以外の。
言葉など。
要らない。
思いなど。
浮かぶ筈もない。

その一挙手。
その一投足。
どこまでも。
いつまでも。
魅せられて。

甘く。
麗しく。
脆く。
もはや。
これまでと。

抗う術など。
思いつきもしない。
否。
抗うつもりなど。
ある筈もない。

もう。
心のままに。
認めてしまおう。
従ってしまおう。
全面降伏。

あぁ。
そう。
そうさ。
わかっていたさ。
感じていたさ。

あぁ。
そう。
そうさ。
今更どうしたと。
そんなところで。

でも。
そう。
そうさ。
改めて。
思い知らされたのさ。

でも。
そう。
そうさ。
再び。
心に深く刻んだのさ。

その姿。
その声。
甘く。
妖しく。
魅せられて。

その一挙手。
その一投足。
甘く。
麗しく。
目が離せなくて。

もう。
完全に。
完璧に。
全面降伏。
悔いはなし。



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2017/08/28 Mon *初めての / Betty Wright

20170828myfirsttimearound


初めての。
気分。
そいつは。
何とも。
言えなくて。

驚きと。
喜びと。
そいつが。
綯い交ぜに。
訪れる様なもので。

そんな。
気分と言うのは。
幾つになっても。
不思議と。
嬉しくもあって。

未だ。
新鮮な。
気分を。
思いを。
感じられるのだと。

そんな機会が。
残っている。
訪れる。
世界の広さに。
感謝したくもなる。

例え。
そいつが。
他の誰かからしたら。
既知のことで。
些細なことだとしてもね。

『My First Time Around』'68年リリース。
マイアミ・ソウルの女王、ベティ・ライトの1stアルバム。
何と13歳~14歳にかけての録音だとか。女王は早熟だったのですね。
一説では12歳の時にレコード屋さんで歌を口ずさんでいたところをスカウトされたとか。
それで早速レコード契約を得て。ヒットも出て。アルバム制作とトントン拍子に。
その歌声。後年に比べれば勿論若さを感じはさせるものの。既に情感たっぷりで。
とてもじゃないけれど。これが初体験の小娘とは思えないのですよね・・・
どんな育ち方、どんな気分や体験をしてきたらこうなるのかと。興味深いのですが。
まぁ、3歳から教会で歌っていたとの話もあるので。その環境が大きかったのかなと。
後はもう、天賦の才に恵まれていたのだろうなと。勿論、努力もしていると思いますが。
所属していたアルストンなるレーベルがアトコの傘下であったこともあって。
特にこのアルバムではマイアミ・ソウルと言うよりもサザン・ソウルに近い感じかな。
そのディープなサウンドに些かも負けていない、互角以上に渡り合っているところ。
くどいですけど。13歳~14歳の歌声ですからね。凄いな、素晴らしいなと。
歌声に説得力があり、そして存在感があるのですよね。そして何と言うか。
歌うことに対する喜びみたいなものを強く感じるのですよね。実に生き生きとしていて。
そこには年相応の若さを感じもしますが。そうだな、スカウトされて。業界に飛び込んで。
レコーディングを経験してと。そんな初めての体験を喜び、楽しんでいると。
その様が手に取る様に感じられる躍動感も漲っているアルバムなのですね。
ベティは結局10代の内に3枚のアルバムを残しているのかな。そこまでで完成と言うか。
既に貫禄十分で。その後は言わば高め安定みたいな感じもあったりするので。
尚更、このアルバムでの早熟振り、その驚き。そんなところに惹かれたりもするのです。

初めての。
体験。
そいつも。
何とも。
言えなくて。

驚きと。
喜びと。
そいつが。
糾えるが如く。
現れる様なもので。

そんな。
体験と言うのは。
幾つになっても。
不思議と。
楽しくもあって。

未だ。
新鮮な。
体験を。
震えを。
感じられるのだと。

そんな機会が。
顔を出し。
巡ってくる。
世界の深さに。
感謝したくもなる。

例え。
そいつが。
他の誰かにとっては。
やりつくしたことで。
当然のことだとしてもね。

何でも。
何事も。
感じてみなければ。
やってみなければ。
わからない。

何でも。
何事も。
感じるほどに。
やるほどに。
わかってくる。

そんな。
何かが。
何事かが。
未だ。
残っている。

そんな。
何かに。
何事かに。
未だ。
出会える。

そいつは。
不思議と。
否、当たり前に。
嬉しくもあって。
楽しくもあって。

今更だろうが。
遅かろうが。
そんなことは。
そんなこととは。
関係なくて。

初めての。
気分。
体験。
それは幾つになっても。
胸躍るものなのだ。



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